【シャネル】並行輸入品のバッグは安く買える？メリットとデメリットを紹介！
ファッションブランドの中でもトップクラスの人気を誇るシャネルのバッグ。正規品と呼ばれる、シャネル直営店で購入したバッグの他に、異なるルートで手に入れることができる並行輸入品の存在を知っていますか？
並行輸入品を購入する際のメリットやデメリットを今回はご紹介します。
並行輸入品とは？
シャネルの直営店で購入したバッグは正規品、それに対して、並行輸入品とは海外メーカーの日本支社や輸入販売契約を結んだ正規の代理店などを通して日本に輸入された品のことです。
例えば、シャネルのバッグを販売している海外の直営店があったとします。そこからシャネルとは関係のない個人や業者がバッグを購入し、日本に持ち込んで販売される場合、その商品は並行輸入品となります。
並行輸入品はなぜ安い？
一般的に、正規品より並行輸入品の方が安く手に入る場合が多いとされています。その理由として、代理店を通していないため仲介手数料がかからないことが挙げられます。
特にシャネルはアウトレットがないので安く買う方法が少ない中、少しでも安く購入できる並行輸入品のバッグはありがたい存在かもしれません。
並行輸入品は合法なの？
並行輸入品と調べると、「偽物」などと出てきます。偽物を販売するのはもちろん違法ですが、並行輸入品は本物であれば合法です。
合法的に製造された海外のブランド商品を、関税の発生する合法的な手段によって国内に輸入している並行輸入品については合法とされています。
経済産業省特許庁のHPで「Q2. 商標権にかかる並行輸入」を見ることができます。それによると、商品自体が本物であれば、正規代理店を通さない第三者が輸入・販売しても合法になるということです。
並行輸入品のメリット
ここからは、並行輸入品を購入するメリットについてご紹介します。
正規品より安く買える
並行輸入品は正規品より安く買えるとされていますが、実際にはどの程度安くなるのでしょうか。
シャネルのバッグの場合、正規品より20〜40％安く買えることもあるようです。なぜ安くなるのか、その理由はいくつかあります。
- 正規品よりも仲介する会社の数が少ないため
- 正規店ではセールや値下げなどをしないものも、並行輸入品では安く価格設定される場合がある
- その時の為替状況によっては、安く輸入できる
などが理由として挙げられます。
日本で売られていない商品が手に入る
また、日本で販売されていない商品を手に入れることができるのも並行輸入品の特長です。
何かしらの理由で日本の直営店では未発売の商品でも、並行輸入品であれば手に入る場合があります。そのため、ほかの人と違うバッグで個性を出したい人にはおすすめです。
並行輸入品のデメリット
ここからは、並行輸入品のデメリットについて見ていきましょう。
偽物の可能性がある
もちろん、「並行輸入品＝偽物」というわけではありません。
並行輸入品が偽物ではないかと言われる原因は、輸入する段階でブランド側のチェックが入っていないことにあります。輸入者が偽物を販売する意図がなくても、輸入経路の中に偽物が入り込む隙があるということです。
特にインターネットで購入する場合、商品写真が本物であっても、届いた商品が本物であるとは限りません。そのため、購入前に本物かどうかを判別することはできなくなっています。
日本語のギャランティーカードがついていない
また、並行輸入品には日本語のギャランティーカードがついていません。
ギャランティーカードとは、正規ルートで販売されたブランド品の「品質」を保証するための証明書の1つであり、保証書のようなものです。ギャランティーカードには購入店舗、購入日、購入した人の名前、シリアルナンバーなどが記されており、持っていれば修理やメンテナンスもできます。
また、買取査定をする場合、ギャランティーカードの有無は価格に大きく影響します。将来的に資産としてバッグを購入する場合は、正規店で購入したバッグの方が高く買い取られる傾向があります。
並行輸入品を買うときに注意すべきポイント
信用できる並行輸入店なのか確認
どのような並行輸入店なら信用できるのでしょうか？まず、自分でチェックできる口コミ・創業年・立地などを調べましょう。
また、シャネル製品などの高級な商品は、相場より安く買えると思いきや高く売られていることもあるため、価格比較サイトなどを確認してから購入するのがおすすめです。
返品条件などを確認してから購入
もし購入したバッグが偽物や、不良品であった場合に問い合わせる窓口がある方が安心ですよね。
そのため、独自のアフターサービスやメンテナンス体制を持つお店を選ぶことも大切でしょう。
リコール対象になっていないか確認
リコールとは、商品に欠陥があった際にブランド側が回収することです。並行輸入品の中には、リコールがかかっている商品であるにもかかわらず販売されているケースもあるとか。
並行輸入品を購入する前には、消費者庁のサイトで検索をかけることでリコール品になっていないかを確認するのがおすすめです。また、リコール品を確認するためのアプリなども出てきていますので、参考にすると良いでしょう。
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