偽物シャネルの見分け方|5つのチェックポイントを解説!
シャネルのアイテムを購入しようした際、新品では予算的に難しいことから、中古品で買うことを検討する方も多いのではないでしょうか。
しかしシャネルはその人気から、中古品市場での偽物販売が後を絶ちません。そこで今回は、見分ける際のポイントと購入時の注意点を解説します。
偽物を見分ける5つのポイント
シャネルは100年以上も続く長い歴史を持ったブランドです。
そのため、年代によってロゴやデザインなどに違いがあります。今回ご紹介する5つのポイントのうち、どれかひとつでも当てはまったら、必ず偽物というわけではありません。しかし、可能性は高いので、購入の際は注意深く見てみましょう。
ギャランティーカード
ギャランティーカードまで本物そっくりに作られていることもあるため、「カードがあれば本物」とは言い切れません。カードが付属していた場合は次の点をチェックしてみましょう。
- 数字の「1」は下側に線があるか
- シリアルナンバーは0を含む7~9桁のみか(10桁や6桁の記載は偽物)
- シリアル番号の横にすかしが入っているか
- 日本語の誤字などがないか
シリアルシール
シリアルシールは、側面やポケットなどの隠れた部分に貼られています。本物の場合は簡単には剥がせず、無理に剥がすと跡が残ります。また作られた年代にもよりますが、ブラックライトを当てた時に「CHANEL」の文字が浮かび上がる仕様になっているものが多いです。
ギャランティーカード・シリアルシールの文字
まずチェックすべきは、数字の「1」です。下側に線が入っていない場合は要注意。ただし偽物でも下に線が入っている場合もあります。
また、1997年以降の商品でシリアルシールの「0」に斜めの線が入っていない場合も、偽物の可能性が高いです。
ターンロック(ねじ・金具)
本物のシャネル製品は、ターンロックに尖りやざらつきがなく、丁寧に研磨されています。
そして主にマイナスねじやトルクねじが使われています。「プラスねじ=偽物」ではありませんが、使用したものはヴィンテージ品に稀にある程度です。
ファスナー
シャネル製品のファスナーは、基本的に「EP」、古いものであれば「OPTI DMC」と刻印されたものが使用されています。
一時期シャネルでもYKKのファスナーが使用されていたことはあるようですが、その際は刻印を潰して使用していたようです。また、正規店以外で修理を行った場合に、YKKのファスナーが用いられることもあるので、偽物とは言い切れませんが可能性は高いでしょう。
ロゴ
ロゴの印字が荒い場合は偽物の可能性が高いです。また、正規品には文字ごとに下記のような特徴があります。
- Cの切り口部分が斜めになっている
- Hの縦棒は上部が短く下部が長い
- Aの上端は平らで尖っていない
- Eの3本の横棒は真ん中の棒が短い
最新セキュリティ事情
2021年5月以降(日本国外では2015年以降)の製品には、ギャランティーカードではなくRFIDタグと呼ばれるプレートがついています。それ以降に製造されたとされる製品にギャランティーカードが付属していた場合は、偽物の可能性を疑った方がいいでしょう。
オークションやフリマサイトで買う際の注意点
少しでも安価で手に入れたい!と、オークションやフリマサイトの利用を検討する人もいるでしょう。しかし個人間での取引になるため、偽物購入の確率が高いです。
確認すべきポイント
もしフリマアプリなどで購入する場合は、次の点を注意深くチェックしてみてください。
- 価格:相場よりも不自然に安くないか
- 商品説明:あいまいだったり情報が不十分ではないか
- 画像:ブランドのアイコンや公式のカタログ画像ではなく、現物の画像があるか
- 出品者の評価:評価が異常に低くないか
- 許可:法人が出品している場合、古物商許可を持っているか
確認しても潜むリスク
ネット上では本物の画像が使用され、手元に届いてから偽物と発覚するケースは日本だけではなく世界中で起こっています。安心して購入するためにも、少しでも怪しいと感じる部分がある商品は購入を避けることをおすすめします。
信用できる購入先の選び方/購入先選びのポイント
新品で買うなら、正規店や公式オンラインストアがおすすめです。
中古で買う場合は、ブランド品の取り扱い経験が豊富な、信頼できる中古販売業者を選びましょう。取り扱い実績の多いお店であれば「手元にあるものがもし本物なら売りたい」とお悩みの場合も相談できます。
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素人には判断が難しいものも多いのでプロの目に任せてみては?
わかりやすいものから精巧なものまで、偽物の出来栄えもさまざまです。中にはスーパーコピー品と言われる、本物そっくりなものまで存在するため、自分で判断するのは難しいこともあるでしょう。
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