ゴージャスな世界の演出!プラダ。
こんにちは!なん子です!
逆三角のロゴが気になるという人の多い「プラダ」。
「プラダスポーツ」のシンプルでスタイリッシュなデザインに高機能を備えたスポーツウェア・スニーカーなど。
「プラダスポーツ」でなければ…との声も多く聞かれます。プラダがスマートフォンとコラボした「The PRADA Phone by LG」にも人気が集まるプラダです。
6月から全国上映が開始された『華麗なるギャツビー』とも深いゆかりがあるプラダ。そんなプラダについて今回も、私なん子と共に詳しく探ってみましょう。
ゴージャスな世界の演出!プラダ。
『華麗なるギャツビー』衣装はプラダ!
映画『華麗なるギャツビー』で、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ギャツビー邸宅に集まる美女たちの衣装を「プラダ」、「ミュウミュウ」と「ブルックスブラザーズ」が担当しています。
キャリー・マリガン演じるデイジー・ブキャナンのドレスは、プラダのデザイナー、ミウッチャ・プラダが手がけ、細身のシルクドレスの上に全身クリスタルの飾り、「シャンデリア」のような美しい輝きを放ちます。着用したキャリー・マリガンは「重かった」と…
映画の原作者、F・スコット・フィッツジェラルドが描こうとしたアメリカの1920年代。あらゆるものが豪華で魅力的、でも同時に空虚で安っぽい。29年の大恐慌で崩壊してしまう夢の時代のはかなさを表現しています。
バズ・ラーマン監督は「今回、美しい衣装を3Dで見せたらどうなるか?」と夢のような華やかさを映し出すことを楽しみにしていました。そのために選ばれた現代の一流ファッションブランド、プラダだったのです。
ミウッチャ・プラダ
ミウッチャ・プラダは、そんな監督の期待に応えるように、「プラダ」と「ミュウミュウ」のアーカイヴに手を加える形で約40点の衣装をデザインしています。そして、表立った場にはめったに姿を見せないというミウッチャ・プラダは、衣装デザインについて語っています。
デイジーの華やかなパーティドレスについては「輝き、つまりお金を感じさせるものにしました。なぜなら、バズ・ラーマン監督がデイジーを世界で最も美しくリッチな女性に見せようとしていたからです」と…。
贅を尽くした当時のリッチ層の暮らしぶりをミウッチャ・プラダは印象づけ、ゴージャスな世界の演出に成功しています。
そんなことを考えながら改めて映画『華麗なるギャツビー』を鑑賞したら、また違う感慨に浸れそうですね。
「ポコノ」で「プラダ」を救った
映画『華麗なるギャツビー』の衣装を手がけたミウッチャ・プラダは、プラダの創設者(1913年ミラノにて創業)、マリオ・プラダの孫娘です。祖父が兄弟で始めた革製品の店Fratelli Prada(プラダ兄弟)が、ビジネスを引き継いだマリオの娘時代には長く低迷していました。
もともと、マリオは世界から珍しい素材や質の高い皮を集めて製品を作っていました。オーナー兼デザイナーに就任したミウッチャはマリオが旅行用カバンに用いていた工業用防水ナイロン素材「ポコノ」に注目し、「ポコノ」製のバッグを開発、日本やアメリカなどで人気を得ることになったのです。
1996年に、逆三角形のロゴプレートを付けたポコノ製品を各種発表して事業規模は拡大、「プラダ」の低迷期を救うことになったというわけです。黒のポコノのイメージが強い「プラダ」ですが、現在はライラック、ピンク、ブルーなど、ビビッドな色のものも加えられ、堅実で知的なデザインは守り継がれています。
まとめ
ところで、プラダ製品には、逆三角形のロゴプレートの無い型押しのロゴタイプのものもあり、偽物との見分けが簡単にはできないのが実情です。
巷にあふれる多くの偽物から本物を確実に見極めることができるのは、実力ある査定士だけなのですね。
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