ロレックス GMTマスターⅡ Ref.1675 価格推移から見る価値と人気
GMTマスターⅡ Ref.1675は数あるロレックスの腕時計のなかでもロングセラーを記録したモデルです。製造年数は1960年〜1980年までの20年間にも及びます。
特徴は、ロレックス初のリューズガード搭載という点です。その他、ミラーダイヤルや経年で変色したベゼルなどのディティールが、ヴィンテージの趣きを感じさせる点も魅力です。
長い製造期間のなかで何度かのマイナーチェンジが行われており、その過程でブレスレットの改良も行われました。リベットブレス、巻き込みブレス、ハードタイプなどのバリエーションがあり、現在はベルトのみでも高値で取引きされる場合があります。
ロレックス GMTマスターⅡ Ref.1675は2019年から相場が上昇傾向
GMTマスターⅡ Ref.1675の買取相場は2017年頃まで、横ばいとなる80万円前後でした。しかし2019年事になると100万円まで上昇し、現在は110万円前後まで達しています。5年程度で30万円近く相場が上昇しているのは、大きな注目ポイントと言えるでしょう。なお、この相場はあくまで通常モデルのものであり、レアモデルに関してはより高い相場高騰を記録しているものもあります。
値動きが起こった理由は、ヴィンテージやアンティークといったジャンルの人気が高まったことが考えられます。とくにレアモデルであるミラーダイヤルやミニッツリピータなどの相場高騰が注目され、それに合わせてGMTマスターⅡ Ref.1675の評価も高まりました。このように、レアモデルの存在と安定相場は、4桁ロレックスの需要増につながったと考えられています。
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ロレックス GMTマスターⅡ Ref.1675の売り時はいつ?
前提として、GMTマスターⅡ Ref.1675だけでなく、現在はロレックス全体の買取相場が高くなっているタイミングです。そのため、ロレックスの売却としては最適であり、正に“売り時”と言えるでしょう。
ただし、GMTマスターⅡ Ref.1675は前述のとおりレアモデルが多く存在する時計です。さらに、経年変化によってヴィンテージ価値が高まるという特徴もあるため、個体によっては今が一番の売り時、とは言い切れません。
なお、こうしたヴィンテージ価値に着目できるのは4桁スポーツロレックスモデルの大きな魅力のひとつ。現行モデルのように相場の流れだけを気にするのではなく、所有する個体の状態や希少性を見極めた上で、売却の時期を考えてみましょう。
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ロレックス GMTマスターⅡ Ref.1675のレアモデルとは?
GMTマスターⅡ Ref.1675のようなロングセラーモデルには、レア個体が多く存在しています。代表例としては、ロレックスロゴの“E”の縦棒が通常より長い「ロングE」や、文字盤上の表記が金色の「ゴールドレター」、艶のある文字盤の「ミラーダイヤル」などが挙げられます。
また、4桁スポーツロレックスモデルはオリジナルパーツが残っているかどうかも査定の大きなポイントです。オーバーホールなどで交換が行われていると、減額になることも少なくありません。そのため、査定時には裏蓋を開け、個体の中身をしっかりとチェックした上で評価が決まります。
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