マイセン(meissen) 花文食器セット
「なんぼや」ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
本日は、「なんぼや」骨董買取にて買い取りさせていただいた、「マイセン 花文食器セット」をご紹介いたします。
「マイセン」、西洋磁器に興味がなくても、名前は聞いたことがあるなという方は多いと思います。
マイセンは、言わずと知れた、西洋磁器の頂点に君臨するといっても良いほど有名なブランドです。白い地肌に繊細な絵付けは、マイセン磁器の大きな特色のひとつといえるのではないでしょうか。
買取商品名 | マイセン 花文食器セット |
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ブランド | マイセン |
商品名 | 花文食器セット |
まずは、マイセン誕生の歴史を簡単に振り返りましょう
マイセンは、およそ300年前にヨーロッパで初めて白い硬質磁器を生み出すことに成功したドイツの窯元です。
当時のヨーロッパでは、中国磁器や日本磁器(特に伊万里焼)が珍重され、ヨーロッパ諸国の王侯貴族の間でも高値で取引されていました。ヨーロッパでは作り出すことの出来ない、白くて薄い艶やかな硬質磁器の製造方法を見つけることは、ヨーロッパの王侯貴族をはじめ多くの人々の悲願でもありました。
ドイツのザクセン選帝侯アウグスト2世も、製造方法の発見に心血を注いだ人物の1人です。彼は、自国の兵士と中国磁器を交換したという逸話まで残るほど、中国磁器や日本磁器の熱烈な菟集家(いわゆるコレクター)でした。
アウグスト2世は、錬金術師であるヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを半ば監禁し、磁器の製造方法の研究にあたらせます。アウグスト2世やベドガーらの情熱のもと、マイセンはヨーロッパ初の硬質磁器窯として誕生しました。マイセンのトレードマークともいえる交差する双剣は、アウグスト2世の紋章でもあります。
以後、マイセンはアウグスト2世の庇護のもと、大きく発展していくことになるのです。
マイセンの食器セットの見所は
さて、ご紹介させていただくお品物は、マイセンの花文食器セットです。マイセンの特徴でもある白い艶やかな地肌と、色彩豊かに描かれた花の模様の織り成す色彩のコントラストはまさに絶妙の一言です。さらに、金彩で縁を彩ることで、マイセン磁器のもつ清楚な上品さをさらに高めていると思います。
実用品としても、またコレクションとしても、華のある見応え充分な作品でしょう。もちろん、作品の状態は非常に良いものでしたので、出来うる限りの評価をお付けし、買い取りさせていただきました。
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