【更新:2024年11月】古いブランデーは売却できる!古酒でも買取対象になる理由とは?
ブランデーは、古くても買取できることの多いお酒です。とはいえ、どれくらい昔の古酒まで買取対象になるか判断がつかず、悩む方も多いかもしれません。そこで今回は、ブランデーの基礎知識や、古酒も買取できる理由などをご紹介します。
ブランデーとは?
本来、ブランデーはブドウを発酵させてから蒸留したお酒です。いまは意味が広がり、果実を主原料にした蒸留酒を全般的に指しています。
ブランデーの語源は、フランス語の「ヴァン・ブリュレ(ワインを焼いたもの)」といわれています。有名な銘柄のコニャックやアルマニャックは、グレープ・ブランデーです。法律により製造地域はフランス南西部に限られ、原料となるブドウも限定品種を使用することが規定されています。
それに対し、ウイスキーの主原料は穀物です。スコットランドとアイルランドが発祥の地といわれ、いまでは原料として大麦、小麦、ライ麦やトウモロコシが使われています。お酒買取に出すとき区別に悩んだら、主原料をチェックしておくとよいでしょう。
古いブランデーも売れる?
ブランデーは長期保存が可能であり、場合によっては100年前の古酒でも売れるといわれています。
お酒を長く保存できる要因は、アルコール度数の高さです。30~40年ほど前のものまでなら品質は落ちにくく、査定してもらえる可能性は高いと考えられます。
実際に売れるか確認する場合、主なチェックポイントは液面です。明らかに液面が下がっていなければ、ボトルやラベルに多少の傷みが見られても査定には差し支えありません。ブランデーの古さは、基本的にマイナス評価の対象外です。ただ、古いかどうかに関係なく、お酒の保存状態は査定価格を多少なりとも左右する場合があります。
特に注意したいのは、ボトルやラベルの状態です。欠損のあるボトルや、シリアル・製造番号が読めないくらい汚れているラベルは減額につながります。保管方法には注意しましょう。
古いブランデーを高く売るためのコツ
より古いブランデーを高く売るなら、お酒の液面や保存状態以外に、ボトル、ラベル、キャップ、箱をチェックすることも大切なコツです。
ボトルやラベルの特徴から年代の違いが分かるブランデーには、ヘネシーやルイ13世があります。ヘネシーの旧ボトルは緑色で古びた感じがあります。ラベルにJAの記載が見られ、キャップは金色です。
ルイ13世は、キャップトップにレミーマルタンの紙が貼られている場合、ベリーオールドタイプに分類されます。箱の形も判断材料になり、四角形より八角形のほうが年代の古いタイプです。
「なんぼや」は、上記の銘柄に限らずマーテルやクルボアジェなど、幅広いブランデーを積極的に買取しています。古いブランデーをお持ちなら、お気軽に査定をご依頼ください。