トータルブランド「ケイト・スペード」
ケイト・スペードというと日本でも知名度が高いファッションブランドですよね。
通勤用からマザーズバッグまで、さまざまなシーンに合わせることができる点が魅力のひとつです。
今回は、そんなケイト・スペードについてご紹介いたします。
幅広い層の女性の心をつかむ
トータルブランド「ケイト・スペード」
トータルブランドへと急成長
ケイトスペードは1993年、アメリカ・ニューヨークにてバッグブランドとして誕生しました。
創設者はケイト・スペード。
96年にはCFDAのアクセサリー部門の新人賞を受賞。
同年にはニューヨークのソーホーに初のショップをオープンさせるなど、設立からわずか3年で爆発的な人気を集めました。
98年にはCFDAのアクセサリーデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、ボストンに2店舗目のショップをオープン。
その後も全米各地に続々と新店舗をオープンさせていきました。
99年には百貨店のニーマン・マーカスの傘下に入りましたが、06年11月、リズ・クレイボーン社のグループに入ります。
現在はバッグをメインとして、靴や財布、アクセサリー、リネン、サングラス、テーブルウェアなど幅広いアイテムを扱っています。
日本では04年4月、青山に旗艦店をオープンさせます。
06年からサンエー・インターナショナルにより販売開始。
青山店の他に、銀座・六本木ヒルズ・けやき通り・丸の内・二子玉川にも店舗を構えています。
また全国の百貨店やアウトレットにも数多く出店しています。
バッグへの思いがブランドを設立
ケイト・スペードの創設者であるケイトは、1962年にアメリカ・カンザス州に生まれました。
アリゾナ州立大学ではジャーナリズムを専攻し卒業。
もともとバッグが好きだった彼女は、マドモアゼル誌のアクセサリー担当のエディターとして就職します。
しかし編集者として働きながらも、自分好みのスタイリッシュなバッグが存在しないことに不満を持ち続けていました。
そのとき、当時の恋人が「ハンドバック会社を設立してみては?」と提案します。
この恋人こそ、のちの彼女の伴侶でありビジネスパートナーでもあるアンディ・スペードでした。
彼の言葉に決心したケイトは、91年マドモアゼル誌を退社すると、93年にバッグのブランド「ケイト・スペード」を設立します。
ケイトスペードの由来はケイトのファーストネームと、ビジネスパートナーであり恋人だったアンディのラストネームを合わせたものです。
彼女が作るバッグは、機能性に優れながらデザインも洗練されており、使う場所を選ばずマルチに活躍してくれます。
その魅力は瞬く間に世の女性の心を掴み、設立からわずかな期間で人気ブランドの仲間入りを果たしました。
ケイト・スペードの魅力
ケイト・スペードの魅力はなんといってもその使いやすさです。
シンプルで機能性にすぐれており、カラーバリエーションも豊富。
そのため仕事でもプライベートでも幅広いシーンにコーディネートできます。
また洗練されたシルエットや、ツイードやストローなどのオリジナリティのある素材を用いる点など、ファッション性も兼ね備えています。
アイテムの中ではトートバッグ、マザーズバッグなどのアイテムが人気です。
特に06年にソニースタイルのコラボレーション商品として発表された「kate spade トートバッグ」は、大きな注目を集めました。
PC用のバッグとして発売されたものの、それまでにないオシャレなデザインは働く女性に大ヒットしたのです。
ケイト・スペードのアイテムの価格帯は、バッグの場合3~5万円ほど。
レザーやクロコダイルなどの素材の場合は、6~8万円ほどになります。
靴は4~5万円のものが中心。
財布、ポーチ、時計、ジュエリーなどの小物は、1万円未満のものから4万円前後など幅広い種類があります。
その他にもレインコート、パジャマ、スカーフ、手袋、ステーショナリー、アイウェア、コスメ、テーブルウエアなども展開しています。
また系列ブランドとして、メンズラインの「ジャック・スペード」や2013年からは低価格ラインの「ケイト・スペード・サタデー」があります。
まとめ
リーズナブルな価格のアイテムも多く、手を出しやすい点も魅力のひとつ。
大学生やキャリアウーマン、小さい子どもをもつママなど幅広い層の女性からの支持を集めています。
低価格ラインの発表など、新しいことに挑戦し続けるケイト・スペードの、今後の動きにも注目していきたいですね。
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