セリーヌの「トラペーズ」は年齢問わず愛される、都会的なワンハンドルバッグ

1945年に子供用の皮革靴専門店を設立したのを機に、香水やスカーフ、バッグなど幅広いアイテムを手掛けているハイブランド、セリーヌ(CELINE)。クラシカルでスタイリッシュなデザインは、若い世代の女性を中心に世界的に支持を受けています。
そんなセリーヌの人気バッグの一つに挙げられる、トラペーズ(Trapeze)の特徴とサイズ、カラーラインナップをピックアップして、ご紹介いたします。
セリーヌ(CELINE)
子供靴専門店からスタートしたセリーヌ(CELINE)は、パリの革職人の技術を利用した高品質な子供用革靴として、上流階級の人々からたくさんの支持を集めました。その後は大人用のシューズ、香水、スカーフなど、女性向けアイテムを次々と打ち出し、現在の主力商品となっているバッグが登場したのは1966年のこと。
定番になった「マカダム」は、バッグ全体にブランドロゴを規則的に並べたクラシカルで上品なデザインが評価され、セリーヌを象徴するバッグとして今もなお多くの愛好家が存在します。1987年にはディオールやフェンディが名を連ねるLVMHグループの傘下になり、名実ともに世界的ブランドになりました。
セリーヌ定番人気のバッグ「トラペーズ」
セリーヌの定番バッグと言えば、ラゲージ。サイドにマチが大きく飛び出たデザインが特徴のラゲージは、セリーヌのアイコンバッグとして長年愛されています。そんなラゲージの逆台形デザインを彷彿とさせるサイドに飛び出したマチに、クラシカルでシンプルな正面の作りを融合させたのがトラペーズ。
「トラペーズ」とブランドアイコン「ラゲージ」との違い
ラゲージはハンドルと正面のファスナーの並びがまるで顔に見えるようなカジュアルデザインですが、トラペーズはフォルムを継承しつつもテイストが真逆のフォーマル向けに仕上がっています。このトラペーズとはフランス語で「台形」を意味しており、ファッション用語ではドレスなどのレディースファッションの裾の広がりを持つシルエットを表現したもの。
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「トラペーズ」のデザイン性
サイドに大きく飛び出したマチは個性的なデザインに感じますが、フラップと留め金具の計算され尽くしたバランスがとても美しく、隙を感じさせないフォーマルな印象を醸し出しています。また、サイドを畳めばシンプルなフォーマルバッグに早変わりする2つの表情を持っているのもトラペーズの特徴。シーンに合わせて使い分けができるので、どこにでも持っていける美しいデザインが人気の理由の一つです。
「トラペーズ」の素材と機能性
素材は軽くて丈夫なカーフスキンを使っていて、滑らかで上品な光沢がカジュアルさを感じさせないデザイン。このサイドに飛び出したマチは、中に入れた荷物が取り出しやすいというメリットもあり、機能美を兼ね備えています。
また、ハンドルの他にショルダーストラップもついているので、目的に合わせてハンドバッグとショルダーバッグを選択することも可能です。
内側には2つのマルチポケットがついているので、カギやスマホなどの貴重品を収納するのに便利。印象的なフォルムにフェミニンな雰囲気漂うトラペーズは、オフィススタイルに映えるセンスアップにおすすめのバッグです。
トラペーズが展開する2つのサイズラインナップ
トラペーズは大容量の定番ミディアムと、ショルダーバッグとして使いやすいスモールの2つのサイズを展開。それぞれの特徴と収納力を中心に、くわしくご紹介します。
トラペーズ「ミディアム」
サイズ:約 縦24cm×横30~50cm×奥行き15cm
サイドに飛び出したマチが、最大50cmまで広がるミディアムは大容量の定番サイズ。500mlペットボトルが縦に入るサイズで、化粧ポーチやタブレットなど普段使うアイテムが一通り収納できます。
また、サイドが大きく広がるので荷物の出し入れも手間がかからず、ビジネスシーンでも活躍します。中にはマルチポケットが2つに、外側背面にはファスナー付きポケットもつけられているので、細かい荷物も小分けして収納できます。
サイドを広げればコーディネートの主役として、畳めばビジネスシーンにも活躍するフォーマルスタイルに映えるデザインに早変わり。収納力の高さと使いやすさを兼ね備えた万能サイズです。
トラペーズ「スモール」
サイズ:約 縦20cm×横27cm×奥行き16cm
スマホや手帳が収納できる小ぶりなスモールは、流行のショルダーバッグとして持ち歩けるサイズです。デニムなどのカジュアルなスタイルに馴染むショルダーバッグも素敵ですが、あえてストラップを外してハンドバッグにするのも可愛らしく上品な印象に。
フェミニンからカジュアルにまで対応する程良いサイズ感は、スタイルにこなれ感を簡単に作り出すことができます。
トラペーズのメイクパレットのような「カラーパターン」
シンプルな表情のトラペーズですが、カラーバリエーションは非常に多岐に渡り、サイドのマチとフラップなど各部位に分けて、複数のカラーが使われているタイプも人気です。今回は、そんな豊富なカラーバリエーションの中から大まかにパターン分けをしたそれぞれの特徴をご紹介します。
ワンカラー
上質なラムスキンとカーフスキンの風合いを活かしたワンカラーは、シンプルで飽きの来ないデザイン。定番のブラックはサイドのマチを広げてもカジュアルになり過ぎず、ビジネスシーンで使いやすい人気カラーです。他にも、スタイルの差し色になるレッドやベーシックなブラウンも根強い人気を誇っています。
バイカラー
サイドのマチ部分と、正面のカラーがそれぞれ異なるバイカラーはデイリーユースにおすすめの組み合わせ。優しくさわやかなカラーの組み合わせは特に人気で、たとえば正面がベージュ、サイドがブルーのきれい目カラーはスタイルに品を与えてくれます。
同系色のねずみ色で構成したスーリーは、バッグに立体感が生まれトラペーズの美しいフォルムがより引き立つカラーです。
トリコロール
3色で構成されたトリコロールはスタイルの主役級になるカラーが魅力。サイドのマチとフラップ、ボディの部分それぞれの色が異なり、対照的なカラーの組み合わせがシンプルなデザインに個性をプラスしています。
正面やフラップがブラック、グレーなどのベーシックカラーなのに対し、あえてサイドにレッドやオレンジと言ったビタミンカラーを用いることで、シーンに合わせた使い分けができるのもトラペーズの特徴。
フォーマルシーンではサイドをしまい、休日のお出かけではサイドを出してトリコロールカラーを楽しむという使い方が可能です。
セリーヌのトラペーズで、旬のおしゃれを作りましょう
一見シンプルなハンドバッグに見えるトラペーズですが、サイドを広げると逆台形のフォルムが完成する独特の佇まいが魅力。カジュアルな印象のラゲージとは違い、シンプルでカチッとしたデザインはビジネスシーンの相棒にもなる上品さを醸し出しています。
また、カラーラインナップも非常に多く、すぐには決められない程組み合わせのパターンが豊かです。その為年齢に関係なく、きっと自分のイメージする理想のカラーが見つかります。トラペーズで旬のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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