スカイドゥエラーマラソンとは?マラソンをする理由と完走するコツ
ロレックスと言えば、圧倒的な知名度を誇り、日本のみならず世界中で人気の高級時計ブランドです。
人気モデルはなかなか手に入らないことでも有名で、欲しいモデルを手に入れるために店舗を巡ることを「ロレックスマラソン」と呼ぶ、日本独自の文化まで生まれています。
今回は、なぜマラソンが必要なのか、そして完走するコツをご紹介します。
スカイドゥエラーマラソンとは?
ロレックスを定価で購入するために、正規販売店を複数回ったり、同じ店舗に何度も通ったりすることを「ロレックスマラソン」と呼びます。
求めるモデルが明確な場合は「デイトナマラソン」「スカイドゥエラーマラソン」など、モデル名が名称となることもあります。
世界的に人気のあるロレックスですが、購入のために店舗を回ったり通ったりするのは日本だけだと言われています。しかし、それでも必ず買えると言えないほど、完走が困難なマラソンです。
なぜスカイドゥエラーを購入するのに「マラソン」が必要なの?
スカイドゥエラーをはじめとした人気のモデルは、正規販売店を訪れたからといって、必ず購入できるわけではありません。その主な理由は次の3つです。
需要に対し生産本数が少ないから
ロレックスの生産本数は、簡単に増やすことができません。
すべての製品に手作業での工程があり、検査も厳しく行われています。その品質を高く維持するためには、時間と手間が必要なのです。
また、生産されたうち日本の店舗に入荷する本数も少ないため、更に希少性が増しています。
定価で購入できるのは正規販売店だけだから
公式での通信販売もなく、予約購入もできないため、新品を定価で購入するには正規販売店を訪れる以外の方法がありません。
もし中古市場で運よくお目当てのモデルを見つけられたとしても、定価を下回ることは難しいでしょう。モデルによっては定価の倍、もしくはそれ以上の値段がつくこともめずらしくありません。
購入制限があるから
ロレックスの一部モデルには、購入制限が設けられ、下記のルールが適用されます。
- 指定モデルは1人1点限りの購入
- 購入時に顔写真入りの身分証明書を提示(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 同じリファレンスナンバーのモデルは5年間再購入不可
- 別のリファレンスナンバーのモデルは1年間購入不可
スカイドゥエラーは今のところ、購入制限の対象モデルとはなっていません。しかし今後もならないとは限らないので、可能性として覚えておくと良いでしょう。
転売目的の購入が増えているから
仮に人気のモデルが入荷していても、店頭に並び誰でも購入できる状態になることはまずありません。中古品市場で高い値段で取引されることから、転売による利益を目的に購入する人が増えたためです。
そのため、転売が目的ではなく本当にロレックスが欲しいのだと、店側の信頼を得られないと、仮に欲しいモデルの在庫があったとしても、見せてもらうこともできないのです。
スカイドゥエラーマラソンを完走するコツ
「ロレックスマラソン」においての「完走」は、目当てのモデルを購入することです。そのために押さえておきたいコツを3つお伝えします。
電話で問い合わせない
いきなり店舗に電話をかけての在庫確認は、転売屋ではないかという疑いを強く持たれる可能性の高い行動です。仮に問い合わせた製品があったとしても、「ある」と教えてくれることはまずないでしょう。
直接店舗に足を運び、店員さんとコミュニケーションを重ね、信頼を得ることが大切です。
平日を狙う
マラソンを完走するためには、店員さんに名前を覚えてもらうことがとても重要です。じっくりと話ができるように、混んでいる時間はなるべく避けましょう。平日の、特に昼間がおすすめです。雑談をする中で、欲しいモデルや購入の意思があることを伝えます。
いきなり欲しいモデルの在庫をたずねる行動も、転売目的と思われかねない行動なので慎みましょう。
身だしなみにも気をつける
清潔感のある服装で、カジュアルすぎない装いを心掛けましょう。フォーマルな恰好とまではいかなくとも、ジャケットを羽織って髪は軽く整えておくと良いです。ここでも転売目的と思われないことが重要です。
別モデルのロレックスを持っているなら身につけ、昔からロレックスユーザーであることをアピールしましょう。
ロレックスを正規店で買えた人の特徴などをより詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
スカイドゥエラーを売るなら「なんぼや」がおすすめ
「ロレックスマラソン」は数か月どころか年単位で挑んでいる方も少なくない、長期に渡る挑戦です。その間にも新作は発表され続けます。
やっと完走して、望んでいたモデルを手にしても他のものが気になる……。
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