コスモグラフデイトナを定価より高く売る方法とは?|人気の理由や高額買取のポイントを解説
高級時計ブランドのロレックスには、資産価値の高いモデルが数多く存在します。なかでも、コスモグラフデイトナは、スタイリッシュで高い実用性を兼ねたモデルとして幅広い世代の方から人気を集めているモデルです。
本記事では、コスモグラフデイトナを定価よりも高値で売る方法を詳しく解説します。コスモグラフデイトナが人気の理由や高額買取を実現するためのポイントもご紹介しますので、これから売却を検討している方はぜひ参考にしてください。(2024年1月時点での買取相場を掲載しています)
コスモグラフデイトナとは
コスモグラフデイトナの正式名称は「オイスターパーペチュアル コスモグラフ デイトナ」といい、1963年に発表されたロレックス唯一のクロノグラフモデルです。
「キング・オブ・クロノグラフ」と称されており、時計ファンであれば誰もが一度は手にしたいモデルとして人気を集めています。
コスモグラフデイトナの人気が高い理由とは
コスモグラフデイトナが人気を集める理由は次の3つです。
- 生産数が少ない
- 耐久性、視認性、防水性による実用性
- デザイン性の高さ
それぞれの理由について詳しく解説しましょう。
生産数が少ない
コスモグラフデイトナの人気の理由として、希少性の高さが挙げられます。ロレックス唯一のクロノグラフモデルであり、スポーツモデルの頂点とも称されているアイテムです。さらに、生産する上で高いレベルの品質管理が求められること、そして複雑な構造を理由に生産数が極端に少ないことから、非常に希少性の高いモデルとされています。
正規店でも遭遇できる確率はとても低く、中古市場でも高値で取引されるモデルです。
耐久性、視認性、防水性による実用性
コスモグラフデイトナは、耐水性、視認性、そして防水性など、非常に実用性の高いモデルとして人気を集めています。ロレックス以外のブランドでも、クロノグラフモデルは多数販売されていますが、そのなかでも特にコスモグラフデイトナの技術力は圧倒的に高く、クロノグラフモデルの最高峰と称されています。
デザイン性の高さ
コスモグラフデイトナは、実用性の高さだけでなく、デザイン性の高さでも高く評価されているモデルです。スポーツモデルでありながらも、スーツのようなフォーマルな装いにも合わせやすいデザインであることから、一つ持っていれば一生もののアイテムとして使い続けられるモデルとして人気を集めています。
コスモグラフデイトナで人気の高いモデルトップ3
コスモグラフデイトナのなかでも、特に人気を集めるモデルは次の3つです。
- Ref.116500LN
- Ref.116520
- Ref.116506A
それぞれのモデルの特徴を詳しくみていきましょう。
Ref.116500LN
Ref.116500LNは、2016年に登場したデイトナの現行モデルであり、デイトナの最高傑作と称されている人気モデルです。デザイン性が優れている点が人気を集めている理由です。
Ref.116500LNでは、セラクロムベゼルを採用しており、深みのあるブラックが高級感のある雰囲気を演出しています。
Ref.116520
Ref.116520は現行モデルの一つ前の第5世代モデルです。2000年にリリースされ
2016年まで長い期間にわたり販売されていたロングセラーモデルのため、レアな個体が多数存在します。
ロレックス初の自社製自動巻きクロノグラフムーブメントを採用したモデルとして話題を集めました。
Ref.116506A
Ref.116506Aは、デイトナ初となるプラチナ素材を使用したモデルです。インデックス部分にダイヤモンドをあしらったゴージャスなデザインが人気を集めています。上品でラグジュアリーな雰囲気と文字盤のアイスブルーの爽やかさが魅力のモデルです。
なぜコスモグラフデイトナは定価購入が難しいのか
コスモグラフデイトナが定価購入しづらい理由は次の2つです。
- 正規販売店による購入制限
- 資産価値の上昇
それぞれの理由について詳しくご紹介しましょう。
正規販売店による購入制限
ロレックスは、転売を目的とした方たちへの売却を避けるために、正規販売店による購入制限がなされています。2019年より、同じモデルを5年間、他の対象モデルも1年間購入できないように制限がかかるようになりました。
特に、コスモグラフデイトナのような中古品でも需要の高いモデルは、さらに希少性を高め、二次流通の価格を押し上げる原因にもなっています。
資産価値の上昇
ロレックスのアイテムは、今も昔も変わらず人気を集めており、多くのモデルにおいて価格の高騰状態が続いています。コロナ禍をきっかけに、供給不足と世界的な品薄状態が続いていること、さらには物価高騰の影響による原価の高騰も、資産価値を高めている要因です。
国内と海外での業者間取引も制限されていることから、国内への輸入数も限定的になっている状態です。ロレックスのアイテムは、世界的な品薄状態が今後も継続すると考えられており、さらなる価格高騰が予想されています。