ロレックスのリュウズに刻まれた“暗号”の意味?!
ロレックスのリュウズには王冠マークの下に一本の「バー」や複数の「ドット」が打ちこまれています。
これは、ケースやリュウズに使用されている素材(プラチナやホワイトゴールドなど)や、リュウズの構造(トリプロック式など)を意味しており、一目見ただけで容易に識別することができます。
打ち込み模様の意味を解説しますので、お持ちのロレックスのリュウズを一度確認してみましょう!
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リュウズに刻まれた印の意味
リュウズの表面(側面)をみますと、王冠マークの他に「バー」や「ドット」の刻印があるのが分かります。
これは、素材やリュウズの構造を意味しており、モデルによって「―」、「・」、「・・」、「・・・」のように、様々な種類が存在します。
それぞれがどのような意味を持つのか以下にてご説明します。
「―」はステンレス又は金無垢
王冠マークの下にある「―」は、ケースやリュウズなどが“ステンレス”または“金無垢”であることを意味しています。
特にステンレスは数多くの時計に使用されているため、エクスプローラーを始め様々なモデルで見ることができます。
「・」はプラチナ
刻印がドット1つだけの場合は、ケースやリュウズなどが“プラチナ”であることを意味しており、デイデイトなど高級モデルに該当します。
プラチナ素材が使用されている時計は少ないため、「・」の刻印を持つリュウズの数も少なくレアな一品です。
「・・」はホワイトゴールド
刻印がドット2つの場合は、ケースやリュウズなどが“ホワイトゴールド”であることを意味しており、デイトナやデイデイトなど幅広いモデルのリュウズに打ち込まれています。
特にシルバー色の素材は一見では判別することが難しいため、プラチナやホワイトゴールドなどの判別はリュウズに刻まれているドット数を参考にすると良いでしょう。
「・・・」はトリプロック式リュウズ
刻印がドット3つの場合は、リュウズに“トリプロック式”が採用されていることを意味します。
トリプロック式リュウズとは、リュウズの裏側・ケースの内部にパッキンが埋め込まれている、高い防水性能を誇るリュウズ構造のことです。
強固な防水性能が必要不可欠であるサブマリーナーやシードゥエラーなどに刻まれています。
例外なのか遊びなのか
なお、上述した「バー」や「ドット」の違いは一般的なものであり、実際は素材や構造のほかサイズなどによって細かく分類されています。
また、トリプロック式リュウズを採用したホワイトゴールド時計の場合、それぞれ「・・・」と「・・」が刻まれているはずですが、リュウズ幅の関係から「・・・」しか刻まれていません。
このように、統合されることが通常であるため、リュウズから全ての情報を取得することは困難です。それゆえ、あくまで1つの判断基準として、またロレックスの遊び心として認識しておきましょう。
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