1990年代のシャネルバッグが人気?ヴィンテージシャネルの魅力
日本のバブル期を象徴するブランドのひとつとも言えるシャネル。そんなシャネルがバブル期に販売していた製品がヴィンテージシャネルとして若い世代を中心に人気となっています。
今回は、ヴィンテージシャネルを取り巻く状況、そして1990年代にはどんなアイテムが発表されていたのかをご紹介します。ヴィンテージシャネルが欲しいとお考えの方はもちろん、バブル期に買ったシャネルのバッグが手元にあるという方もぜひご覧ください。
ヴィンテージシャネルとは
「ヴィンテージシャネル」は2000年よりも前に製造・販売されたバッグのことを指しており、現在人気を博しています。明確に何年前のものを指すかといった定義はありませんが、1980〜1990年代のものを差していることが多いです。
現行品よりもココマークが強調されていたりチェーンが黄色味の強いゴールドだったりと、ゴージャスで一目でシャネルとわかる主張が強めのデザインが多いのも特徴です。
日本でのシャネルブーム
シャネルは1980年に日本に株式会社を設立し、1994年には銀座に路面店をオープンさせています。
この1994年を境に日本では空前のシャネルブームが起こり、バッグだけでなくスーツや時計、アクセサリーなども含め全身にシャネルをまとった「シャネラー」と呼ばれる人々が出現しました。
シャネルのバッグを持っていることが、ステータスのひとつだった時代です。
今でも使える?
1990年代に販売されていたバッグは、現行品と大きくデザインが違わないものもあれば、ビビットな色合いのものなど個性的なデザインのものもあります。
パッと見は現行品と変わらなくても、ステッチの違いや金具の違いなど細かい部分の違いをオシャレとして楽しめるのが、ヴィンテージシャネルの魅力のひとつです。
また、現行品では見かけない色使いやロゴを全面に押し出したデザインはバブル期ならではなので、アクセントとしても活用できます。
憧れのバッグに手が届く?
多くの人が「シャネルのバッグ」といえば思い浮かべる黒レザーのマトラッセは、今も昔も女性たちの憧れのバッグのひとつです。しかし近年の価格高騰によって、気軽には買えない価格になってきています。
特に人気のチェーンショルダーバッグは新品の定価が150万円前後です。新品の価格が高騰したことで、デザインがあまり大きく変わらないヴィンテージ品の人気が更に加速しました。
1990年代バッグを買うときの注意点
シャネルなど人気のハイブランド製品は、世界中に偽物が出回っています。中にはずっと持っていたシャネルのバッグを、修理や買取り査定に出して初めて偽物と知る人もいるようです。中古で買う際には正規品かどうか、よく確かめてから購入しましょう。
見分け方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
高価買取の可能性
バブル期に買ったシャネルのバッグを、今もクローゼットの奥で眠らせているのなら、ぜひ査定に出してみることをおすすめします。
近年のヴィンテージシャネルブームによって、シャネルのバッグの買取価格が高騰しています。保存状態にもよるので必ず高値が付くとは言い切れませんが、想像よりも良い値段がつくかもしれません。
査定に出したら必ず売らなければいけないわけでもないので、まずは現在の価値を知ってみてはいかがでしょうか。
1990年代に販売したライン⓵復刻トート
1990年代に販売された人気ラインのひとつが、復刻トートです。
1994年に販売された「ミディアムトートバッグNo.1804」が一時廃盤となった後、ファンからの要望を受け、1996年に復活しました。その再販売されたNo.1804が「復刻トート」と呼ばれ、近年、改めて注目されています。
復刻トートの特徴
バッグのフロント部分に大きくあしらわれたココマークとキルティング加工、そしてファスナーの持ち手に付属しているゴールドやシルバーのココマーク入りチャームが、シャネル特有のエレガントさを演出するバッグとなっています。
1990年代に販売したライン②トラベルライン
1990年代に販売されたもうひとつの人気ラインが、トラベルラインです。1999年に発表されたラインですが、その2年後に発表されたニュートラベルラインと区別するために「旧トラベルライン」と呼ばれることもあります。
トラベルラインの特徴
ナイロン素材を使用しているため軽くて持ち運びしやすく、価格がリーズナブルということもあり大人気となったラインです。カラーはブラックのみで、マトラッセ風のプリントが施されており、カジュアルに使えると再び人気を集めています。
1990年代のシャネルバッグには時代を超えた魅力がある!
1990年代に販売された復刻トート・トラベルラインともに現在も人気でありながら、新製品は生産されていません。そのため中古品市場でもニーズが高まっています。もし、使われていないシャネルのバッグをお持ちなら、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
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