魅惑のジュエリーブランド「ポメラート」
ジュエリー関連のアイテムは、常に美しくありたいと願う女性たちの永遠のあこがれでもあります。そして本格的なジュエリーを求める女性層を十分に満足させるのは、やはりジュエリー専門のブランドに限ります。
イタリアを本拠地とする「ポメラート“POMWLLATO”」こそ、すべての要素を兼ねそろえた魅惑のジュエリーブランドとして高い評価を受けています。宝石の輝きにも似たポメラートの栄光の歴史をたどってみましょう。
魅惑のジュエリーブランド「ポメラート」
ミラノの工房からスタート
ポメラート社は、1967年に熟練の金細工の職人であったピノ・ラボリーニ“Pino Rabolini”によって、イタリアのミラノで創業されました。イタリアには、伝統的手工芸文化がローマ帝国の時代から脈絡と継承されており、金細工もそのひとつで、それらの伝統的なものづくりの技術がルネサンス期に開花した美術と癒合した宝飾品を生み出してきたという土壌がありました。
ポメラート社の工房から創り出されるジュエリーの数々は、昔ながらの妥協を排した職人気質と、華やかな美的感覚による20世紀最高の芸術品という業界屈指の高い評価を獲得します。こうして、ジュエリーブランドとしては後発ながら、ポメラートは世界的な有名ブランドとしての名声を短期間で確立していくこととなります。
ジュエリー界の常識を破る
ポメラートの成功の裏には、常に最高品質の素材しか使用せず、地元ミラノの工房で腕利きの職人たちが一品一品を丁寧に手作業で時間をかけて創り上げる、という昔ながらの手法を維持し続けた点にあるといえます。
そして、ポメラートの真骨頂は伝統的手法を継承した頑固な保守性と同時に、斬新なアイディアをジュエリー創作に適用させた革新性にもありました。
ポメラート社は、原石のカッティングやセッティング法に新しい技術を導入し、ジュエリーの分野では不可能といわれていた「ready-to-wear(既製品)」を実現させ、「宝石類はお金持ちしか買えない」という世間の常識をくつがえしました。
こうして、高品位を保ちながらもリーズナブルというジュエリーが実現されたのです。美しい宝石の輝きを、より身近な存在にしてという点において、ポメラートは世界のジュエリー界に多大な貢献を果たしています。
鉱物に生命の息吹を
1990年以降のポメラートは、鉱物であるジュエリーに生命の息吹を吹き込むというコンセプトを主張したジュエリー創作に着手します。その第1号作品として、モーリシャス島に生息する「ドードー鳥」をモチーフとした「DoDo」を1994年に発表し、世界のジュエリーファンから大きな喝采を浴び、現在も贈答品として絶大な人気を誇るヒットブランドとなっています。
長い歴史と旧い伝統に培われたポメラートの確かな技術が、原石にきらめきを与え、人々を感動に導くジュエリーとしてよみがえるという、まるで魔法のような行程を経て、私たちは数々の芸術品に接することができるのです。
まとめ
2013年にポメラート社は、グッチやボッテガ、ヴェネタなどを擁するフランスのコングロマリット企業・ケリングの傘下となり、さらにファッション性の高いジュエリーグッズの開発に着手しています。
今後もポメラートの新作には目が離せませんね。
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