70年代に日本で流行った「ヴィトン、エルメス、フェンディ」人気ブランドバッグ
海外有名ブランドが日本で愛されるようになったのは、1970年ごろに流行したニュートラブームが起源だといわれています。…でも、そもそも「ニュートラ」ってなんなんでしょう?
「ニュートラ」はニュートラディショナルの略。人気ファッション誌「an・an」が総称し「JJ」や「CanCam」などが頻繁に取り上げ、女子大生やOLに支持されたことがブームの起源となりました。今回は、そんなニュートラブームの中で日本で流行ったブランドをご紹介します!
70年代に流行ったブランドバッグヴィトン、エルメス、フェンディについて
「トラディショナル(トラッド)」とはきっちりとしたスタイルのこと。ここにヴィトン・フェンディ・エルメスなどの海外の高級人気ブランドバッグを取り入れた「お嬢様風」のコーディネートが主流になりました。特に「誰が見ても一目でどこのブランドかわかる」ということが重要視されました。
ヴィトンなどの海外有名ブランドが日本に流行したきっかけ
クリスタル族が好んだ「ルイヴィトン」
ニュートラファンションの主要ブランドが「ルイヴィトン」です。特にヴィトンのボストンバッグは、ブランド志向が強いニュートラファンションの一派として80年代前半に話題となった「クリスタル族」の御用達のバッグとして絶大な支持を得ました。そして同時に、ルイヴィトンはバッグ最高級ブランドの座についたという感があります。
バッグに巻くスカーフが流行した「エルメス」
超高級バッグブランドのエルメスが、日本で爆発的な人気を得たのは、1970年代後半に東京・丸の内に直営のブティックがオープンし、1983年にエルメスジャポンが誕生して以降です。その後「バーキン」や「ケリー」がニュートラ・ファッションの女性層に一気に広まり、エルメスのバッグにスカーフを巻くスタイルも流行しました。
おしゃれでアクティブな「フェンディ」
イタリアの高級バッグ・ブランド「フェンディ」が日本に上陸したのは1965年ですが、そのブランドイメージが一気に上昇したのは、1980年代前半ににニュートラファンションの重要アイテムとして広まってからです。フェンディは、高級ブランドでありながら、おしゃれで活動的な作りとデザインがニュートラファッションに適していのです。
70年代に流行ったブランド【バッグ編】ヴィトン、エルメス、フェンディのバッグ
当時は「一目でどこのブランドかがわかる」ことが重視されていたニュートラブームですが、それぞれ人気のブランドバッグの中でもニュートラブームに当てはまる定番ラインのバッグを詳しく見て行きましょう。
ヴィトンのバッグ
ヴィトンのバッグ【モノグラム】
ヴィトンの中でもブームを巻き起こした「モノグラム」は、日本ブームの影響を受けた2代目ジョルジュが、「家紋」から影響を受けて誕生したといわれています。様々なシンボルと共にルイ・ヴィトンを示す「LV」というマークが描かれているこの柄は、一目みて分かるヴィトンのトレードマークといっていいでしょう。高級人気ブランドのデザインの中に見るジャポニズムに、日本人は無意識に惹かれてしまうのかもしれません。
ヴィトンのバッグ【ダミエ】
モノグラムとは全く異なった印象の人気ラインがダミエです。チェック柄のような落ち着いたデザインが特徴的。こちらも日本の市松模様にヒントを得て誕生した柄だといわれています。もともとはうす茶色×こげ茶色の「エベヌ」モデルのみだったものが、2007年より白×青の「アズール」や黒×グレー「グラフィット」のモデルも誕生。どんなシーンにも対応できる落ち着いた柄ながら、ヴィトンの存在感を示すことができる人気のラインです。
ルイ・ヴィトン強化ライン
ルイ・ヴィトン バッグ強化モデル
ルイ・ヴィトン 財布強化モデル
ルイ・ヴィトン 買取強化カテゴリ
エルメスのバッグ
エルメスのバッグ 【ケリー】
エルメス発祥のイギリスで、もっとも人気のあるラインがケリーです。シンプルなフォルムながらも洗練されたデザインと、床へ置く時のことを考えて傷がつかないよう鋲が施された底、上品なサイズ感などの機能性も大きな魅力。ショルダーストラップなど付属品がついているため、シーンによって様々な使い方ができます。人気ゆえに、サイズ、カラー、素材のバリエーションも豊富です。
エルメスのバッグ 【バーキン】
5代目社長のジャンがフランスの女優であるジェーン・バーキンのためにプレゼントさせてほしいと申し出た小さめの旅行バッグが、そのまま商品化され人気ブランドバッグとして定着したのがバーキンです。日本ではエルメスというとケリーバッグよりもバーキンのほうが人気があります。エレガンスなデザインなのにシーンを選ばずに使え、サイズもケリーバッグよりも大き目で荷物が多く入るのが魅力です。こちらもサイズ、カラー、素材のバリエーションが豊富です。
エルメス バッグ強化モデル
エルメス 財布強化モデル
エルメス 買取強化カテゴリ
フェンディのバッグ(ニュートラで流行った種類を入れる)
フェンディのバッグ 【ズッカ】
二つのFが組み合わされたダブルFのズッカ柄が特徴的なラインです。もともとはコートやバッグの裏地として使われていた柄でしたが、1969年のプレタポルテの発表をきっかけに表側にも使われるようになりました。一目みただけでフェンディだとわかるこの柄が、コーディネートの高級感を演出してくれます。
フェンディのバッグ【バゲット】
バゲットの由来は、バゲット(パン)を小脇にかかえるように持てるミニマムで小粋なバッグ、というもので1997年に三代目デザイナーであるシルヴィアによって発表されました。瞬く間に世の女性たちの人気を集め、人気ブランドバッグの仲間入りをしたバケットは種類や柄が豊富なのも特徴の一つ。現在では1000種類以上ものデザインが発表されています。
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昭和に日本にやってきた海外ブランドをご紹介
その他の海外人気ブランドについて
ニュートラブームで流行したヴィトン、フェンディ、エルメス以外にも、当時日本で流行した人気ブランドバッグをご紹介しましょう。
女子大生・OLに大人気の「グッチ」
かつては大人の女性用のシックなブランドとして知られていた「グッチ」が一躍若い世代に広まったのは、1980年代の空前のニュートラ・ファンションブームのさなか、ニュートラ・バッグとしてファッション雑誌で紹介されたことがきかっけで、女子大生やOL層を中心に瞬く間に広まりました。
ニュートラ必携の「イブサンローランのバッグ」
イブサンローランは、1970年代に一世を風靡したブランドです。一時期人気が停滞していましたが、有名タレントがニュートラ・ファッションに適したイブサンローランのバッグを紹介したことで人気が再燃しました。今ではニュートラには欠かせないバッグのブランドとなっています。
先鋭的デザインのバッグが人気の「セリーヌ」
独特の先鋭的デザインのバッグによって、日本でも安定した人気を誇るブランドが「セリーヌ」です。海外の映画スターやミュージシャンたちが愛用するバッグが日本に紹介され、たちまちヒットアイテムとなりました。未来的で革新性のあるデザインがニュートラ・ファッションにはぴったりです。
現在ブランド品の買取相場が上がっています
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