シャネルの売り時は今!昔は安かったシャネルが高騰している理由
モノトーンを中心としたデザインが特徴のシャネルはココ・シャネルの生き方を含めて全世界の女性に愛されているファッションブランドです。
そんなシャネルですが、2023年現在、価格が高騰しており売り時になっているのをご存知でしょうか?
今回はシャネルの売り時と現在価格が高騰している理由をご紹介します。
シャネルの売り時は今?
「ココハンドル」「マトラッセ」「カンボンライン」などシャネルのバッグや財布は2022年から2023年にかけて買取価格が高騰しており、シャネルは今が売り時であるといわれています。
2023年現在、シャネルのバッグの売り時が今と言われているのには理由があります。
値上げが相次いでいる
コロナ禍や不安定な世界情勢の影響により、シャネルの値上げは年3回〜4回と立て続けに行われています。
2022年は3月/6月(ジュエリー/時計)/8月/11月と値上げがなされ、2023年は3月/5月(ジュエリー)/6月に価格改定が実施されています。
値上げなどの価格改定により、商品の定価が上がると、中古市場の需要が上がるので、買取価格も高騰する傾向にあります。
そのため、ここ数年の度重なるシャネルの値上げでシャネルブランドのアイテムは軒並み買取価格が上がっているのです。
海外からの需要が高まっている
アメリカと日本の金利の差などの原因によって、2022年は大きく円安が進み、2023年現在も緩やかになっているものの円安の影響は残っています。
円安の影響により、日本でブランドバッグなどを購入した方が安く購入できることから、海外からの中古市場での需要が高まっており、中古市場の価格も値上がりしています。
ブランド品買取「ブランディア」の調査によると、中古市場の海外販売比率は2022年3月時点で29.3%と、前年同期比で約3倍にも達しているといわれています。
また、今年2023年8月10日、中国政府はコロナ禍で制限していた「日本への団体旅行」を解禁することを発表しました。
これにより、中国人観光客の日本での買い物が加速し、なお一層のこと海外の需要が高まることは間違いないでしょう。
中古市場の在庫が不足している
シャネルの定価の値上げにより、直営店での購入に手が届きにくいだけでなく、新品の在庫が不足しているため、入手すらしにくくなっている現状があります。
そのため、中古市場で状態の良いものを購入する人が多くなり、中古市場でも在庫が不足している現状になっています。
中古市場自体も在庫がないと販売することができないため、多くの買取サイトなどでは通常よりも高価で買取を行っている状態です。
とくにマトラッセなどは黒だけでなく、赤色や青色なども派手なデザインを好む中国人観光客が買い占めている状態になっているそうで、日本国内ではあまり売れないカラーや素材のものも今は売り時になっています。
シャネルは昔は安かった!?
度重なる値上げにより、今が売り時といわれるシャネルですが、実際に昔は安かったのでしょうか?
シャネルの定番ラインである「マトラッセ」の価格を見ていきましょう。現在の定価は2023年6月価格改定後の定価になります。
サイズ/展開 | 定価/値段 | 1970年代 | 値上げ率 |
---|---|---|---|
マトラッセ/23cm | 1,428,900円 | 66,480円 | 約2,049%(+1,362,420円) |
40年前の1970年のマトラッセ/23cmと比べるとなんと+1,362,420円も値が上がっていることがわかります。
もちろん昔の定価なので、当時と今ではお金の価値が異なりますが、それでも昔のシャネルがどれだけ安かったかはわかると思います。
シャネルの現在の買取価格の相場
では実際にどれだけシャネルの買取価格が高騰しているのか見ていきましょう。
サイズ/展開 | 2023年8月 | 2022年1月 | 値上げ率 |
---|---|---|---|
マトラッセ/19ラムスキン | 507,000円 | 420,000円 | 約20.7%(+87,000円) |
ミニマトラッセ/キャビアスキン | 684,000円 | 580,000円 | 約17.9%(+104,000円) |
マトラッセ/キャビアスキン | 801,000円 | 700,000円 | 約14.4%(+101,000円) |
上記の買取価格表を見てみると、2022年から2023年の1年間でマトラッセの買取価格が軒並み10%以上上昇していることが分かります。
中には10年以上前のヴィンテージシャネルアイテムも状態によって当時の定価以上で売れるようなので、需要が多い今がシャネルの売り時といえることは間違いなさそうです。
まとめ:シャネルの売り時は今!まずは査定を!
今回はシャネルの買取価格の高騰の理由と実際の買取価格の相場をご紹介していきました。
価格高騰の背景には、2022年からの円安の影響と、2023年の夏からの海外観光客の規制緩和があると思われます。
現状として、買取市場も在庫が不足している状態なので、自然と買取価格も高騰しています。
もし、シャネルのバッグや財布などがあれば、ぜひ一度査定に持ち込むことをオススメします。
前述したとおり、海外からの需要が高いため、昔のヴィンテージもののシャネルアイテムも今が売れるときです。
「なんぼや」ではシャネルを高価買取しています。
「なんぼや」は海外10か国/20店舗以上の店舗展開をしています。日本のみならず海外の市場を把握して査定を行っていますので、適正な価格帯でお持ちのシャネル製品を査定させていただきます。
ぜひお持ち込みください。