【更新：2024年11月】シャネル マトラッセの定価はいくら？

ダイヤ型の格子模様が印象的なシャネルの人気シリーズ「マトラッセ」。ふっくらとした質感と、同ブランドならではのゴージャス感が共存したアイテムです。

そんなマトラッセですが、実は値上げを繰り返しています。今回は、2024年におけるシャネル マトラッセの定価や値上げの推移などについて解説します。

【2024年9月】シャネルのマトラッセの定価はいくら？

2024年7月5日（金）にシャネルの値上げが行われました。値上げ幅はモデルによって約6～17%と幅がありますが、マトラッセシリーズに関しては7月の値上げでは価格変動はありませんでした。
2024年は3月に行われた値上げにてマトラッセの価格が定まっていますのでチェックしてみましょう。

マトラッセ Wチェーンショルダー 23

ミニマトラッセより大きめのサイズです。長財布も収納可能なマトラッセバッグで、使い勝手の良さが魅力的なバッグです。

マトラッセ Wチェーンショルダー 25

マトラッセのなかでも定番サイズといえるマトラッセ25は、長財布はもちろんのこと、メイク用品や携帯などもすんなりと収まる収納力があります。

マトラッセ Wチェーンショルダー 30

30cm以上のマトラッセは「デカマトラッセ」と呼ばれ、サブバッグというよりもメインバッグとして日常的に使いやすいサイズ感になっています。ビジネスシーンにもマトラッセを取り入れたいときにおすすめです。

マトラッセ Wチェーンショルダー33

マトラッセのなかで最も大きいとされる33cmサイズです。A4の書類がすっぽりと入る優れた機能性をもち、シーンを選ばない汎用性の高さに魅力があります。

チェーンウォレット

ウォレットに付属したチェーンストラップにより、そのまま持ち歩ける便利なアイテムです。ブラックのラムスキンが一般的ですが、ツイードやファブリック素材もラインナップされています。

ボーイシャネル

ココ・シャネルの最愛の恋人にちなんで名付けられたのがボーイシャネルです。ガンメタカラーの金具に特徴的なデザインは、上品でエレガントなマトラッセとは異なるクールな印象を与えます。

トップハンドル

エレガントな雰囲気そのままに、コロンとしたフォルムがかわいらしいバッグです。トップハンドルにより、クラシカルな場面にも映えるデザインに仕上がっています。

シャネル19 ハンドバッグ

光沢感のあるシャイニーラムスキンを使用したのがシャネル19です。ココ・シャネルがかつて発表した「2.55」の要素を受け継いだバッグです。

コインケース

マトラッセのコインケースは、シャネル初心者の方にも手が届きやすい価格帯で人気を得ています。コンパクトサイズもキャッシュレスな現代においてマストといえるでしょう。
ラウンドジップウォレット
マトラッセの長財布は大人の雰囲気を漂わせる上品なデザイン。シャネルの財布のなかでは高価格帯なので、節目のプレゼントや自分へのご褒美としてもおすすめです。

ミニポーチ

バッグの中をのぞく度にうれしくなるようなマトラッセのミニポーチ。メイク用品などを入れて、デイリー使いできるサイズ感です。

クラシックカードケース

キャッシュレスが普及する現代にぴったりなカードケースは、手に入れやすい価格帯で人気です。カラーも豊富にあるので、ファーストシャネルとしても選べる楽しみが味わえます。

3つ折りフラップウォレット

コンパクトサイズながら、収納力も十分にあるマトラッセの三つ折り財布。ポケットにも入るサイズ感が魅力です。

Sチェーンショルダー 17

ミニマトラッセとも呼ばれる17cmサイズのコンパクトなサイズ感です。スマートフォンやミニ財布も収納できます。

Sチェーンショルダー20

ハンカチや必要最低限のメイク用品などを持ち歩きたい方には、マトラッセ20がおすすめです。定番のマトラッセ25よりも一回り小さいサイズで、現在注目を集めています。

シャネル マトラッセの定価推移

シャネルは年に数回の値上げを行う傾向にあります。ただし、事前告知などはなく、いわゆる“サイレント値上げ”になるケースがほとんどです。
マトラッセについても例外ではなく、2021年には2月・7月・9月・11月の4回。2022年には3月・8月・11月に価格改定が実施されたとされています。2023年は3月・6月・9月に価格改定が行われており、今年2024年はラインナップに差がありますが、3月・7月に価格改定が行われ、マトラッセの価格は上昇傾向にあります。
昨今の世界情勢やその他、高級ブランドの価格改定状況を鑑みても、2024年は11月あたりに再度値上げが行われる可能性は十分にあり得ると考えられるでしょう。

シャネルは値上げしすぎ？

年に数回の値上げを繰り返すシャネル。この理由は、為替変動や生産コストへの対応と言われています。
その理由について、くわしく解説します。

円安による影響

為替に変動が起こると、各国での価格差も広がります。どの地域で購入しても、同程度の価値を提供することをシャネルは目指している、と考えるのが妥当でしょう。
円安が進む日本では、海外ブランド勢の仕入れコストが上がり、全体的な価格高騰につながっているのです。

生産コストの高騰

昨今、エネルギーの高騰が叫ばれているなか、その影響により生活必需品なども値上がり傾向にあります。マトラッセに欠かせないレザーの仕入れコストも上昇し、現在での価格維持がむずかしいため価格改定に踏み切ったという実情も考えられるでしょう。
合わせて、コロナ禍による工場閉鎖といった状況も、少なからず影響を与えていると考えられます。その時々で、ブランド価値を維持しつつ、最適な価格設定を行っているのがシャネルというブランドなのです。

2020年以降多くの高級ブランドが複数回の値上げを行っている

実際にコロナ禍の世界的な情勢もあり、シャネルだけでなく、多くの高級ブランドが年複数回の値上げを行っています。さすがに4回の値上げは多いですが、それでも2回〜3回ほどの値上げは他のブランドも行っており、コロナ禍が明けた2024年も不安定な世界情勢の影響による金価格の高騰やブランド需要が増加したこともあり、ここ数年は複数回の値上げは続く模様です。

10年前や20年前のシャネル マトラッセはいくらだった？

このように、シャネルのマトラッセはかなりの値上げを続けています。たとえばチェーンバッグだと、10年前は40～50万円でした。さらに20年前では、15～20万円程度で購入できていた時代があります。
一方、現在の価格は100万円を超えていますから、過去に比べると8倍近い値上げです。もしも過去に購入したマトラッセをお持ちであれば、売却することで高額査定が付く可能性もあります。すでに不要となっている場合は、ぜひ「なんぼや」までお持ち込みください。