チューダーの保証書の内容が改正!嬉しい5年保証の詳細を解説
有名時計ブランドの「チューダー」では、近年保証書の内容が改正され、購入者にとっては非常に喜ばしい変更となりました。本記事では、その内容や保証を受けるための条件を解説します。
チューダーの保証書の改正内容
最初に、チューダーの基本的な知識や保証書の改正内容を解説します。
チューダーとは?
ロレックスの創業者であるハンス・ウイルスドルフが設立した、ディフュージョンブランドです。ディフュージョンブランドとは、あるブランドの価値やイメージを普及する目的で設立されたブランドのことです。
ロレックスの時計は、精密な機構と上質な素材、洗練されたデザインにより、世界中で高い評価を受けています。一方で価格が高く、多くの人々にとっては手が出しにくいブランドとなっているのも事実です。
そこで、チューダーでは、ロレックスのエレガントなデザインを受け継ぎながらも、素材やムーブメントを工夫することでコスト削減を実現し、手の届きやすい価格帯を実現。一般にはなかなか浸透しなかったロレックスの普及に一役買っています。
そんなチューダーは、1926年に設立し、2018年に日本に本格上陸しました。国内に正規店があることから、知名度や人気が飛躍的に向上し、チューダー自体の価値も高まっています。
保証書の改正内容
2020年1月1日より、チューダーの保証期間が大幅に改定されました。具体的には、これまでの保証期間は購入から2年間でしたが、今回の改定により5年間に延長されることとなりました。これは、他ブランドでも実施されている購入者へのサービス向上を目的として行われました。保障が手厚くなることでさらに安心して買いやすくなるといえるでしょう。
具体的な保証期間は、購入日によって変わってきます。お手元にチューダーの時計がある場合は、以下を参考にしてください。
【チューダーの保証期間】
・2020年1月1日以降の購入 → 5年間保証
・2018年7月1日~2019年12月31日 → 3年6ヵ月保証
・2018年7月1日より前 → 2年間保証
チューダーの保証内容
チューダーの保証サービスは、購入から5年以内であれば、通常使用による故障を無償で修理可能という内容になっています。また、中古品であっても保証期間内であれば修理を受けられるため、これから中古市場でチューダーを購入する方も安心です。非常にサービスが手厚いことから、購入者からの評判も良い保証内容です。
また、修理を依頼する際の預かり期間は、故障の度合いによって異なります。故障の程度が大きくなると預かり期間が長くなる可能性があるため、異変を感じたらすぐに修理を依頼するのが良いでしょう。
さらに、チューダーではオーバーホールを受けた後の時計にも、2年間の国際サービス保証書が発行されます。オーバーホールは、時計の精度や防水性能を維持するために重要な点検・修理作業です。チューダーの場合は、オーバーホールをすると2年間の保証が付帯するため、安心してオーバーホールを依頼しやすいのが特徴です。なお、チューダーの時計をオーバーホールする場合は、チューダー正規店もしくはロレックスのサービスセンターに問い合わせることになります。
チューダーの保証を受けられる条件
チューダーの保証は、国内外の正規品販売店で購入したチューダー全製品が対象です。リファレンス・シリアル・購入日が記載された保証書(ギャランティカード)の提示を求められます。なお、新保証書から購入者名・国番号・購入店名の記載がなくなっているため注意しましょう。
また、故意に時計を傷つけた場合や事故による故障、誤った使用による故障、紛失、盗難は保証の対象外です。非金属ベルトの消耗など、通常の使用による消耗も対象外となっています。そのほかには、正規店以外で修理痕など、第三者によって手が加えられている場合も保証を受けられません。
まとめ
2020年1月1日以降に購入したチューダーは、5年保証が付帯しています。自社製ムーブメントが高品質であることの自信の表れではないかとの見方も強まっており、今後さらに市場価値が高まる可能性もあります。そんなチューダーの売却を検討中なら、ぜひ「なんぼや」をご利用ください。ブランド時計の買取実績の豊富なスタッフが、お客様の大切なアイテムを1点1点丁寧に査定し、できる限りの高額査定を実現いたします。