レディースウォッチとして女性にも人気のロレックス

ロレックスはレディースウォッチにおいても、タフで高精度な機械式時計という、メンズ同様のコンセプトを一貫して追求し続ける唯一のメゾンです。

しかしそのディテールには、レディースウォッチならではのデリケートなアウトラインや華やかな色使い、スイス時計業界屈指といわれる高度なジェムセッティングが組み合わせられ、極めて多彩なバリエーションを形成しています。

ロレックスのレディースウォッチに関する情報をお届けします。

1.レディースウォッチにおいても実用性の高さを追求し続ける唯一のメゾン

腕時計ブランドとして最も高い知名度を誇るロレックス。人気モデルは常にショップに在庫がなく、中古品に定価以上の買取価格がつくこともあります。

デイトナやサブマリーナーなどのスポーツモデルを中心として、男性に絶大な人気を誇るブランドですが、もちろんロレックスは男性のためだけのものではありません。
本来の看板機であるデイトジャストを始め、ロレックスはレディースウォッチのコレクションにも常に精力的に取り組んできました。

プロダクトは時代を映すといわれますが、レディースウォッチには製造当時の理想の女性像が反映されるものです。

女性が自ら職業を持ち、社会で活躍することが特別ではなくなった現代と異なり、かつての国際社会では支配的な価値観があふれていました。
その中でメンズの時計同様、レディースウォッチにおいても、頑丈さと精度に一切の妥協を許さなかったメゾンは、ロレックス以外になかったのではないでしょうか。

しかも1世紀近くに及ぶ進化によって、現行コレクションがこれまでで理想に最も近いものとして進化しています。頑な極まりない一貫性こそが、ロレックスの最大の特徴といえるでしょう。

厳選された素材から精錬された、高品質のステンレススティールやゴールド無垢（むく）材。これらの素材が鍛造によってより硬度を増しながらケースが作られます。

ケースに隙間なく連結されるブレスレットについても、全てのパーツが無垢材のみで構成されています。しなやかでありながら、十分な耐久性が確保されている点もぜひ注目すべきでしょう。

2.レディースウォッチにおいても機械式時計にこだわり続ける

さらにもう1つの特徴として、レディースウォッチにおいても機械式時計にこだわり続ける点も、極めて特徴的といえるでしょう。

実際にそうでなくとも、女性は機械への関心が薄いとイメージされがちです。
そのため、一度時間を合わせてしまえば、次回の電池交換までほぼ操作することがないクォーツのムーブメントは、まさにレディースウォッチにうってつけと考えられていました。

実際にスイスの歴史ある名門メゾンたちが作るレディースウォッチは、今日ではそのほとんどがクォーツのムーブメントを搭載しています。

しかしロレックスは、性能を突き詰めていくことで機械式時計の開発にこだわってきました。小型ながら高精度、ロングパワーリザーブのムーブメント開発に常に全力で取り組み続けているのです。
これにより時間の進み、遅れに伴う時刻修正や、手動によるゼンマイの巻き上げ等の手間を最小限にしてきました。

現行のレディースコレクションに1本もクォーツ時計が含まれていないことは、ロレックスならではの大きな特徴といえるでしょう。

3.洗練されたフォルム

ロレックスの時計はもちろん、丈夫で性能が良いだけではありません。
本体は世界初の完全防水ケースとして誕生し、90年以上に及ぶ歴史の中で常に進化を遂げてきた、オイスターケースが採用されています。

オイスターケースは初期のころから流麗なフォルムを特徴としており、自動巻ムーブメントの薄型化が進んだ1950年代には、早くもそのスタイルを確立していました。

多少のポリッシュで形が損なわれることなく、完全防水を維持できるタフネスを備えながら、引っかかりがなく、長袖のブラウスの袖にすんなりと収まります。

ぜひ一度、ロレックスオイスターの横顔をじっくりとご覧ください。
実用性と耐久性の向上のために生まれた形でありながら、ラグ先からリューズにかけてのそのなだらかな曲線と、ふくよかな曲面の織りなす魅力にお気付きいただけることでしょう。

ロレックスのレディースモデルは単にメンズモデルのサイズ違いのように語られることもあります。
しかしその実、ケースサイドからテーパーのつけられたブレスレットへ流れる曲線は、内包するタフネスとは裏腹に、非常にデリケートな女性らしいものにアレンジされています。

4.豊富なバリエーションも魅力

現在のロレックスのレディースコレクションには、パールマスター、デイトジャスト、オイスターパーペチュアルなどのコレクションが展開されています。
ケース径は26mm、28mm、29mm、31mmの4種類です。

素材も高品質な904Lステンレススティール、イエローゴールド、エバーローズゴールド、ホワイトゴールド、プラチナの4種類が使用されています。
スティールを使用しないパールマスターを始め、スティールとゴールドのコンビであるロレゾールなど、様々なバリエーションから選ぶことができます。

文字盤も、カラーやデザインの豊富さはもちろん、シェルをはじめとする天然素材を使った個性な的バリエーションが数多く存在。
さらにはインデックスから文字盤全体、そしてベゼルやラグ、ブレスレットにまで広がる見事なジェムセッティングが光るゴージャスなモデルまで用意されています。

基本的形はどれも同じですが、素材・ケース径・カラーなどの展開が豊富です。

例えば、レディースウォッチはどのモデルでも、パヴェダイヤモンドの文字盤が選べます。「パヴェ」とは「石畳」を意味するフランス語です。ダイヤモンドが石畳のように敷き詰められたものを「パヴェダイヤモンド」と呼びます。
パヴェダイヤモンドの文字盤は時計の雰囲気を一気にラグジュアリーにします。パーティーシーンにつけていくにはぴったりです。

反対に、日常のビジネスシーンで活用できるデザインの時計ももちろん存在します。

ここからは、人気のレディースモデルを何点かご紹介します。

レディデイトジャスト

デイトジャストは、ロレックスの代表的なモデルです。スタンダードなデザインと日付表示が特徴。
レディデイトジャストはレディースモデルの中で最も人気の高い時計と言えるでしょう。

華やかな時計がお好みならロレゾールにダイヤモンドの文字盤、プレーンな時計がお好みならステンレススティールのものなど、多彩なバリエーションからデザインを選べます。
ケースが同じデザインでも文字盤の色を変えれば、雰囲気がぐっと変わってくるでしょう。

もちろん、素材を変えれば時計の価格も変わります。
例えば同じ「レディデイトジャスト28」でも、エバローズロレゾール仕様のスタンダードなものの上代は税込90万円近くです。
プラチナ製でインデックスにダイヤモンドがあしらわれたものになると税込470万円ほどになります。

ヨットマスター

現在、レディースのヨットマスターは販売されていません。手に入るのは2014年以前発売の中古品のみです。
ただ、ロレックス公式サイトではボーイズモデルのヨットマスターがレディースモデルのページに表示されています。

ヨットマスターは高い防水性能を持っています。クルージングを楽しむ方にはぴったりの時計です。
ベゼルは回転式で、時間を計ることができます。

スポーツウォッチでありながら優美なデザインのヨットマスターは、ブレスレットやケースも華やかです。
ベゼルはエンボス加工されており、数字が浮かび上がってみえるのが特徴となっています。

パールマスター

ロレックスの時計の中で最もラグジュアリーなのはパールマスターといって間違いないでしょう。
文字盤やベゼルにはふんだんに宝石があしらわれています。
しなやかな曲線を描いたデザインで、磨きぬかれた金属が輝きを放ちます。

ケースやブレスレット素材は18Kのイエローゴールド・ホワイトゴールド・エバーローズゴールドのみを使用しているこだわりよう。
モデルによっては「パールマスターブレスレット」という宝石のちりばめられたものが採用されています。

文字盤を取り囲むベゼルには、びっしりとダイヤモンドやサファイヤなどが敷き詰められた「貴石入りベゼル」もあります。時計の印象をさらに華やかにしてくれるでしょう。

5.多彩な選択肢を誇るロレックスのレディースモデル

女性向けに作られたロレックスはデザイン豊富で機能性抜群です。きっと自分に合った時計が見つけられるでしょう。
つけるだけでステータスがランクアップするロレックスの腕時計。未来への資産として、また自分への投資として入手する方も多いようです。

ロレックスを購入する際は、店頭のほかにネット通販で手に入れることもできます。送料無料の通販もあるため、手軽に手に入れたい場合には便利です。
もちろん、実際に自分の目で時計の状態を確かめてから買う方が安全です。お近くに店舗のある方は実際にショップを訪れてロレックスを見てみましょう。

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