ロレックスはなぜ高い?値上げや価格高騰について解説
高い時計の代表格といえるロレックス。もう少しでも安くすればもっとたくさん売れるはずなのに、なぜそうできないのか、またはしないのか。
2015年、ロレックスは自ら不可能とも思えるような公約を掲げました。当然、達成可能を裏付ける事実と自信に裏打ちされたものなのでしょうが、この約束がコストを押し上げることになっていないのでしょうか。
実際の数字をうかがい知ることは当然できず、謎は深まるばかりですが、ここでは外から見える範囲でいろいろと想像してみましょう。
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ロレックスが2025年さらに値上げしました
年に複数回の値上げを行っているロレックスですが、2025年1月1日に今年最初の値上げが行われることになりました。今回の値上げでは、ステンレスモデルが7~10%の値上げ率で、ゴールドモデルは10~20%の値上げと例年よりも値上げ幅も高くなっています。人気のデイトナなどは一気に20万円近く価格が高くなっています。
| モデル名 | 型番 | 定価/値段 | 値上げ前 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|---|
| コスモグラフデイトナ | 126500LN | 2,349,600円 | 2,176,900円 | 約7.93%(+172,700円) |
| GMTマスターⅡ | 126719BLRO | 6,845,300円 | 6,089,600円 | 約12.41%(+755,700円) |
| エクスプローラーⅡ | 226570 | 1,477,300円 | 1,392,600円 | 約6.08%(+84,700円) |
| サブマリーナ デイト | 126610LV | 1,648,900円 | 1,555,400円 | 約6.01%(+93,500円) |
| シードゥエラー | 126660 | 2,022,900円 | 1,911,800円 | 約5.81%(+111,100円) |
| ヨットマスター40 | 126622 | 1,835,900円 | 1,732,500円 | 約5.97%(+103,400円) |
| スカイドゥエラー | 336933 | 3,204,300円 | 2,904,000円 | 約10.34%(+300,300円) |
今回の値上げで100万円台の時計も10万円近く高くなっており、GMTマスターⅡについては、なんと75万円の値上げが行われています。元の価格が高いこともありますが、値上げ率も10%以上なのでロレックスが相当高くなっていることがこのことからもわかると思います。
ロレックスはなぜ高い?腕時計がコモディティ化した現在とロレックスの価格
いまや100円ショップにおいても時計が買える時代。100円ショップで売っているのだから当然100円で買えます。
すなわち信頼性はともかく、100円で現在の時刻を確認するための道具としての時計は手に入ってしまうわけです。
これに対して、ロレックスの時計はどうでしょうか?
現行モデルの新品に限って考えるなら、どうしても100万円くらいはしてしまいます。
人気のスポーツモデルならエクスプローラーで110万円、一番人気のデイトナなら、安い方の黒文字盤でも230万円以上。
確かに、これでは高すぎるといわざるを得ません。
2020年以降ロレックスの価格が急高騰
2020年のコロナ禍によって高級志向からか、ロレックス人気が高まり、どこの店舗に行ってもロレックスが置いていないという現象が多発しています。お目当てのロレックスを手に入れるために、ロレックス正規店を巡る「ロレックスマラソン」という言葉もでき、中古市場では定価の倍の価格でデイトナなどが取引される現象も起きました。資産価値が高騰したために転売目的の顧客も多くなり、ロレックス側も転売対策で定価を上げているのもロレックスが高くなっている要因の1つになっています。
2024年下半期には中国バブルが崩壊したこともあり、ロレックスの買取相場も下落しています。2025年現在、あまりに急高騰しすぎたロレックス熱はだんだんと収まりつつあり、定価が下がることはありませんが、今後ロレックスの大きな値上げは少しずつ緩和されるかもしれません。
ロレックスはなぜ高い?製品コストだけを単純に比較するということ

物の値段を見て割高感や割安感を持つとき、人は製品だけを見て考えがちです。
すなわちその製品を作るためにどれだけのコストがかかっているか、それだけに注目しすぎるのです。
一般的工業製品の範囲で、金属製ケースの時計生産ロットは最低で500本程度といわれています。
実は100個や300個といったより少ないロットでも対応できるのですが、いまどきの標準的設備のそろった工場を一度動かすとすれば、最終的に100個だけ作っても500本作っても、生産にかかる全体のコストは大して変わらないという事情があるようです。
そしてオリジナルの汎用性が低い時計であれば、販売後の修理の発生を考えて、部品を多めに作っておく必要があり、ここに時計本体の製造コスト以外のコストが発生します。
これに運送費、販管費、広告費等も当然無視できません。
通常、時計を製造して販売するにあたって、そのコストを回収するには製品を販売する以外の方法は想定されないのです。
当然、生産ロットが大きければ、1本分の原価はもちろん、その他の経費も小さくなる傾向にあります。
いわゆる日用品に関して言えば、こういった構造でコスト、販売価格を抑えているのが普通です。
「なんぼや」のロレックス買取について
ロレックスはなぜ高い?「製品」の周辺に付随するもの
もののジャンルにもよりますが、上記のような日用品であれば、せいぜいたまに販促企画のプレゼントが付く程度ですが、これが名のある精密機械であった場合、当然保証の問題が発生します。
先ほどの例で修理用パーツ確保のために500本中20本寝かせたと考えてみてください。
これは無銘の香港ウォッチの中でも不良率が低いと思われる、アナログクォーツなどの製品の場合、ごく一般的と思われる量です。
例えばその製品を製造してから30年後でもちゃんとその時計を修理できる体制を作るとした場合、またそれが地球上のどの地域で使われようとも対応可能な状態を作るとすれば、どのくらいコストがかかるでしょうか?
そのためには少なくともいろいろな場所にサービスセンターを設ける必要があるでしょう。
現地の企業に代理をお願いする方法もあるでしょうが、いまどきはどこの国でも等しいサービスを受けられて当然、という風潮が強いという事実があり、そればかりでは通用しなくなっています。
またその製品を入手することで得られるステイタス。
これは作り手のブランディングによって成り立っているといえます。
一般により良いイメージを持ってもらうためには、常にそつなく、トラブルとは無縁でいる必要があります。
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ロレックスはなぜ高い?宣言は遥か高みか

2015年、ロレックスはすべての製品に対して、購入日から5年間にわたって±2秒以内の精度を保証する、と宣言しました。
これがどれだけとてつもないことか。どれだけ自信にあふれてのことか。機械式時計に正しい認識を持っている方ならすぐにご理解いただけるはずです。
いわゆる一流の老舗メゾンが抜かりなく作った時計を、恐ろしく腕が立つ技術者に調整させたとしても、なかなか成り立たないであろうこの日差±2秒以内を、毎日使えば必ずや初回のオーバーホールが必要となる時期まで、全ての製品に対して保証しようというのです。
近年の並ならぬオメガをはじめとするコンペティターに対する、ロレックスなりの回答なのかも知れませんが、これは明らかに尋常ではない約束です。
実際に現行のロレックスは、日常使いにおいてほぼ時間の合わせ直しを必要としない、とのユーザーの声が多数あります。
これは単純に使用感だけを比較した場合、ゼンマイを動力源としながらも、クォーツによる調速を行うセイコー独自のハイテク技術、スプリングドライブに匹敵するほどのものといえるでしょう。
ロレックスはなぜ高い?性能や保証の裏側に見えること
ロレックスは製品の性能や品質、そして保証体制の維持に実際にどれだけのコストを投下しているのかについて想像がつかないのですが、これだけの体制をそつなくトラブルがない状態で運営している。
その企業努力と卓越したノウハウのすばらしさは、どう考えても驚がくに値するものといえるでしょう。
ロレックスの時計はオーナーが末永く安心して変わることがない性能とステイタスを享受できるように、万全の態勢を維持し続けてくれている。
それがロレックスの、ラグジュアリーウォッチの本当の価値ではないでしょうか。
現在ブランド時計の買取相場が上がっています
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