ロレックスの高騰はいつまで続く?現状や今後の見通しをご紹介
ロレックスは、最近の価格高騰が話題になっています。この事態は、複数の理由から起きていると考えられています。現在の価格高騰の状況や将来的な予測について理解すれば、これから同ブランドの時計を購入・売却するとき参考になるでしょう。そこで今回は、ロレックスをめぐる現状や今後の見通しをご紹介します。
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ロレックスをめぐる現状
現在、ロレックスは、正規店と中古市場ともに価格が高騰している状況です。価格高騰の理由は、いくつか指摘されています。
理由1:世界的な品薄
ここ1年ほど正規店でロレックスが高騰している主な理由は、コロナ禍で世界的な品薄が起きているためです。
2019年の末頃からコロナ禍が発生すると、世界各地の時計工場は操業を継続することが難しくなりました。ロレックスも時計の生産量が減り、多くの現行モデルが品薄状態に見舞われます。
さらに輸入制限もあり正規店では供給量が不足し、異常といえるほどのロレックス高騰につながっています。
理由2:既存モデルの廃番
ロレックスの場合、既存モデルの廃番が中古市場の価格高騰を招いた大きな要因のひとつです。
最近、同ブランドは、新型のムーブメントを搭載したモデルで72時間にわたるパワーリザーブを実現しました。新技術は特許を取得し、エネルギー効率に優れた新モデルが次々に発表されています。
この動きに伴い既存モデルの多くは生産終了となり、中古市場でロレックスの価格高騰が起きています。
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価格高騰が著しいモデル
ロレックスで価格高騰が著しく、2023年の高騰ランキングでトップ3を獲得したモデルは次の3つです。
1位:サブマリーナデイト116610LV
2023年のロレックス高騰ランキングでは、「サブマリーナデイト116610LV」が1位を獲得しました。
サブマリーナは、ロレックスを代表するダイバーズウォッチです。同モデルは、緑の文字盤に特徴があります。ただし2020年に生産が終了し、その後の2年間で取引価格は大幅に上昇したといわれています。
2位:ミルガウス116400
2023年のロレックス高騰ランキング2位は、「ミルガウス116400」です。
ミルガウスは、強い磁場に耐えられる耐磁時計として知られています。同モデルは、2007年~2016年まで生産されました。ただし流通量は少なく、ミルガウスが生産終了になる話もあり、近年は価格が急上昇しています。
3位:デイトナ116500LN
「デイトナ116500LN」は、2023年のロレックス高騰ランキングで3位に続いたモデルです。
デイトナは、数あるロレックスのなかでも高い人気を誇ります。同モデルは従来から多くの需要があり、2023年のランキングでは3位になったものの数年にわたり高額での取引が続いています。
今後の見通し
ロレックスがいつまで高騰するか、今後の見通しはいまのところ不明瞭です。とはいえ、品薄状態が解消すれば相場価格は落ち着くと予想されています。
さらにロレックスの価格は上がる?
時計生産の現状を見る限り、ロレックスの価格がこれから上がる可能性は小さくないでしょう。
世界各地の時計の生産状況は、現時点で従来のレベルまで戻っていないといわれています。コロナ禍は一時期より勢いを失っていますが、それでも時計の供給は間に合っていません。
ロレックスの品薄がいつまで続くかは明確でなく、しばらく価格の上昇は止まらないと見られています。
いつロレックスは値下がりする?
世界各地の時計の生産体制は完全に復活したわけでなく、ロレックスの値下がり時期を予測することは困難です。
短期視点で見た場合、ロレックスの品薄は容易に解消しないと考えられます。一方、中長期的な視点に立つと、時計の供給量が回復すれば現在の価格高騰は収束するとの見方が有力です。
ロレックスの10年後は定かでありませんが、世界情勢が安定すれば価格高騰も終わると見られています。
いまは売却の好機
現在、ロレックスは、人気モデルを中心に価格が高騰しています。とくに最近の価格高騰が著しいモデルは、サブマリーナ・ミルガウス・デイトナなどです。
これらのモデルを処分する予定があるなら、いまは中古市場で売却する好機かもしれません。できるだけ高額での買取をお望みであれば、お気軽に「なんぼや」へご相談ください。