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【更新:2024年11月】ロレックス暴落!相場下落の原因や実情とは?

【更新:2024年11月】ロレックス暴落!相場下落の原因や実情とは?

2022年上半期、ロレックスの中古相場価格が大きく下落しました。中国内における高級時計相場の暴落が大きな要因と考えられていますが、これによって日本国内での買取価格にはどのような影響が出るのでしょうか? また、相場下落の要因や、2024年以降のロレックスの相場動向についても考えていきます。

ロレックスの中古価格暴落は中国が原因?

中国相場
ロレックスを含む高級時計の相場下落がはじまったのは2022年春頃であり、全世界的な傾向とみられています。原因の一端を担っているのは、中国にてバブルが崩壊し景気が低迷した結果、高級時計需要が減ったことに加えラグジュアリー商材市場の相場が暴落していることが原因です。

サブマリーナーの価格が46%の急落

具体的な下落幅を見てみましょう。新型コロナウイルス感染症拡大の対策として実施された上海のロックダウン以降、一部のブランド勝因の市場価格は20~50%の急落を見せました。これはロレックスも例外ではなく、一時は240%まで上昇したロレックスのサブマリーナーの中古価格が、中国の中古高級時計業界サイト万表によると、3月以降、46%も下落したと情報が出ました。

中国の景気後退がロレックスの価値を下げている?

悩む女性
理由はいくつか考えられます。なかには、中国でのブランドブームが終わりに近づいたのが原因、と考える人もいるようです。
しかし実態としては、中国経済の暴落がロレックスの中古価格に影響を与えている、と見るのが妥当でしょう。ゼロコロナ政策や混乱した不動産バブル崩壊による景気後退は、富裕層にも打撃を与えているのです。
分かりやすいストーリーとしては「2019年頃まで、中国バブルや仮想通貨などで冨を得た富裕層が、いわゆる“爆買い”を行うが、現在になって負債を抱えるようになり、その返済のために現金が必要になったため、ロレックスを売却している」といったイメージです。その結果、中国市場にロレックスの在庫が余り、価格が下がったと考えられます。また中国にてロレックスを購入する顧客が減ったことも価格を下げている要因と考えられます。

中国の不況は日本のロレックス買取価格を下げる?

中国市場は世界的なビッグマーケットであり、それは高級時計においても変わりありません。
そのため、中国でロレックスの価値が暴落したのであれば、日本国内での買取価格が影響を受けるのは当たり前と言えるでしょう。
理由は、日本国内の時計相場は、買取価格を基に決められるのが一般的だからです。買取価格に大きく影響するのは海外の時計相場。なぜなら、買取店は海外のディーラーや卸業者などが示す時計相場を基準にして価格を決定するからです。

とくに、転売目的でロレックスを保有しているような層は、相場が下落するとすぐに時計中古市場からは離れます。より利幅の大きな案件に関心を移すため、大量の“売り”が発生。結果、世界的な暴落につながるのです。

ロレックス認定中古時計プログラムが相場に与える影響

ロレックス
ロレックスの中古市場にて相場が下がっている要因としてロレックス認定中古時計プログラムも買取価格に影響を与えていると考えられています。

近年ロレックスは価値が高騰していたこともあり、中古品であっても主要モデルは定価の何倍もの価格で取引されているケースが多々あり、入荷数が少ないことから転売目的のバイヤーや「ロレックスマラソン」と称して正規店に通い詰めるファンがいるため、本当にロレックスが欲しい方に希望のモデルが行き届かない状況が続いています。そうした状況を打破するため、ロレックスは2022年12月より公認中古販売を開始しました。

ロレックス認定中古時計(ROLEX CERTIFIED PRE-OWNED)プログラムとは、正規店による二次流通品の販売サービスでありプログラムのスタートに当たり、ロレックスは以下のポイントを強調しています。
・ロレックスが認定した二次流通の腕時計のみを扱うこと
・正規販売店で購入後、3年以上が経過しているロレックスを販売対象とすること
ロレックスが認定中古品を適正な価格で販売することで、中古市場価格の行き過ぎた高騰を抑制し本当にロレックスが欲しい方が気軽に腕時計を買える環境を整え、新規のファンを増やす狙いがあると考えられます。

そのため今後ロレックスが公認中古品の販売店舗を増やしていくと、中古のロレックスの相場が値下がりする可能性が示唆されているのです。なお認定中古品が販売されているのはヨーロッパの一部の国のみで、日本での取り扱いはまだありません。

転売屋離れだけでは崩れないロレックスのブランド力

ロレックス
このままロレックスの相場は下がり続け、価値を失っていくのかと言うと、それは違います。ロレックスは世界中にファンを持つブランドです。中国だけで売れているわけではなく、正しくその価値を見極めるためには、より広い視点で推し量るべきでしょう。

2021年におけるスイス時計の輸出総額は日本円で約3.2兆円。数字だけでも驚かされますが、もっとインパクトを覚えるのは、この金額が過去最高である、という点です。さらに、ロレックスの輸出額は全体の3割を占めるトップシェア。こうした点を踏まえると、中国で中古価格が暴落したとしても、世界的な購入希望者はまだまだ多いと考えるべきです。

さらに、中国で大量の“売り”が発生したモデルについては、確かに価格の暴落も発生していますが、それはあくまでもロレックスのコレクションの一部です。実際には、希少性の高さなどが理由で今なお高価買取を維持できているモデルも存在します。そのため、ロレックス全体の価値が下落したとは一概には言えないでしょう。

高級時計の需要は増えている!スイスの時計輸出量増加とは

沢山の高級時計
前述の説明を補強する根拠として、スイスの時計輸出量増加についてももう少し詳しくお伝えします。
すでにお伝えした通り、スイス時計の輸出総額は好調です。2016~2021年まで、数量は減少しているものの、金額自体は増加。2020年の新型コロナウイルス感染症拡大による低調はありましたが、商品の高額化がうまく働き、市場を拡大していると考えられます。

そして2022年には減少していた生産量が回復の兆しを見せます。6月の段階ですでに対前年同月比6.9%増を達成。22年上半期全体の前年比で見れば11.9%増となり、8ヶ月連続での成長を見せています。このように、世界基準では高級時計の需要は増加傾向にあることが分かります。

2024年ロレックスの需要は拡大している

アメリカ・ニューヨークに拠点を置く世界的な金融機関グループの「モルガン・スタンレー」が発表したレポートによるとロレックスは市場シェアを拡大しており、売り上げが初めて100億ドル(約1兆5000億円)を突破したと発表しています。ロレックスは富裕層顧客を中心に需要が拡大しており高級腕時計業界において、売り上げの面で不動のナンバーワンブランドであり続けている証拠と言えるでしょう。

ロレックスのマーケットは常に世界

ポイントを紹介
これまでご紹介してきたとおり、ロレックスは中国だけでなく、アメリカや香港、オーストラリアや新興国などでも人気のブランドです。

ロレックスの価値は世界に認知されており共通相場があるため巨大マーケット中国の影響を受けないわけにはいきませんが、世界全体で診れば暴落というほどの状況ではありません。ロレックスは中国以外にも欲しいと思う方が多くいます。

2024年のロレックス相場動向について

ロレックス
最後に、2024年の最新相場動向予想についてもご紹介します。2022年春頃にそれまでの高騰がストップし、下落傾向へと転じたロレックス。
中国の不況による影響で起きたラグジュアリー商材市場低迷により、買取相場の暴落が起きロレックスは買取市場価格が大きく下落しました。世界的な経済不況は続いているため、世界全体で考えるとまだまだ下降傾向は継続中です。

ただし人気モデルやシリーズによっては、買取相場の価格が上昇しているものも出てきているため、価格推移に大きな差が出てきています。

現在、買取相場が上昇傾向にあるシリーズは、デイトナ、サブマリーナー、エクスプローラーI・GMTマスター Ⅱなどです。これらのモデルを所有している方は、相場や価値を一度チェックしてみましょう。

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