ロレックス「バットマン」は廃盤?その人気と現在の価格を紹介
ロレックスの初代「バットマン」、正式名称GMT-Master Ⅱ Ref. 116710BLNRは、その独特な青黒ベゼルで一世を風靡しました。廃盤となった後に希少性はさらに高まり、今日でも時計愛好家やコレクターの間で変わらぬ人気を誇ります。この記事では、バットマンの魅力と現在の市場価格について掘り下げていきます。
ロレックス・バットマンの概要
ロレックスGMTマスターⅡ「バットマン」は、青と黒のセラミックベゼルが特徴です。2013年に初代モデルRef.116710BLNRが登場し、2019年には現行バットマンの登場に伴い廃盤となりました。
2019年に発表された新型Ref.126710BLNRが発表され、70時間駆動するCal.3285ムーブメントとジュビリーブレスレットを搭載しています。このモデルも、資産価値と独特なデザインで高い人気を誇っています。
バットマンの初代モデルRef.116710BLNRが廃盤になったことで、生産終了後も高値で取引されています。革新的なデザインと機能性により、新旧モデル共に高い人気を保っています。
ロレックス「バットマン」の歴史と魅力
バットマン開発の歴史や魅力、市場価値の変遷などについて解説します。
バットマンの歴史
ロレックスGMTマスターは1955年に登場したロレックスの定番モデルです。長らく「ペプシ」と呼ばれる赤×青のベゼルカラーが一般的でした。青×黒モデルであるバットマンは2013年に市場に登場しています。初代はセラクロムベゼルを採用したことで話題になりました。
その後、バットマンは2019年に新型(Ref.126710BLNR)へと進化。初代バットマンの廃盤と新型の発表は、ロレックスの長い歴史の中でも特に注目される節目となり、時計愛好家の間で大きな話題を呼びました。
魅力と特徴
ロレックスのバットマンモデルは、青黒セラクロムベゼルを採用しており、ビジネスシーンにもマッチする高級感を備えています。また、セラクロムベゼルの耐久性は傷に強く、経年使用しても美しさを保ちます。また、廃盤モデルはその希少価値から中古市場でも高値で取引されることが多く、資産価値の高さも大きな魅力の一つです。
価値の推移
2018年には新品同様のバットマンモデルが約110万円で販売されていましたが、廃盤後の価格上昇は顕著で、中古市場ではさらに高値で取引されるようになりました。新型モデル(Ref.126710BLNR)についても、市場での需要に対する供給が不足しており、一般的にプレミア価格が設定される状況です。
購入と買取
ロレックスのバットマンモデルを手に入れるには、正規販売店での長い待ち時間が必要な場合があり、多くの愛好家が中古市場を利用しています。買取に出す際は、付属品の完備や時計の状態が査定額に大きく影響するため、定期的なクリーニングと状態の良い保管が大事です。このような維持管理の努力が、バットマンモデルの価値を時間と共に高めます。
中古市場が狙い目!新旧モデルを紹介
以下では、新旧2モデル、また2021年に新たなラインアップとして加わったオイスターブレスレットモデルを特徴を掘り下げて解説します。
『Ref.126710BLNR』- 新世代バットマン
2019年のバーゼルワールドで発表された「Ref.126710BLNR」は、新世代のバットマンとして注目を集めました。青黒のツートンカラーベゼルにジュビリーブレスレットを配し、Cal.3285ムーブメントを搭載しています。国内参考定価は¥1,020,800(税込)で、新型ペプシに続く形で登場し、そのジュビリーブレス仕様で多くの話題を呼びました。
『Ref.116710BLNR』- 先代バットマン
「Ref.116710BLNR」、通称「先代バットマン」は、2013年から2019年まで販売されました。特徴は、青と黒のベゼル、24時間針の青色、そしてCal.3186ムーブメントの搭載です。発売当初の国内参考定価は¥918,000(税込)でした。このモデルは生産終了となり、特に2019年に製造されたものは、希少性から高い価値を持つとされています。
新旧バットマンの比較
新旧バットマンモデルは共に青黒ベゼルが特徴ですが、新型「Ref.126710BLNR」はジュビリーブレスレットを採用し、豪華な印象を与えます。ムーブメント面では、新型が最新のCal.3285を、先代はCal.3186を搭載。「Ref.126710BLNR」は2019年5月下旬から国内に入荷し、新作特有のプレミア価格により、現在も定価を上回る価格での取引が見られます。
オイスターブレスレットモデル
2021年に、「Ref.126710BLNR」バットマンに新たな選択肢としてオイスターブレスレットモデルが追加されました。従来のジュビリーブレスレットに加え、オイスターブレスレットが選択肢に加わったことになります。オイスターブレスレットはその堅牢性とクラシックなデザインで知られています。2種類のブレスレットにより多様なスタイルやシーンに合わせた使い分けが可能になり、ロレックスの新世代バットマンモデルの魅力がさらに高まりました。
廃盤ロレックスは中古市場が狙い目!失敗しない6つのポイント
バットマンのように希少なモデルを入手したい場合は、中古市場に注目するのがおすすめです。中古市場には正規店では入手しづらいモデルが流通していますが、同時に正規店にはないリスクも存在します。
1.情報収集と信頼できる店舗選び
ロレックスを中古で購入する際は信頼性の高いショップを選ぶことが重要です。慎重な情報収集を行い、偽物や過剰価格を避け、安心して購入できる環境を選ぶことが、賢い時計選びに繋がります。
2.付属品による価格の違いを理解する
中古市場でのロレックス購入では、同一モデルでも状態や付属品の有無によって価格が大きく異なります。付属品が少なければ一般的に安価になりますが、同時にリセールバリューが下がってしまう点に注意が必要です。
3.メンテナンスの有無をチェックする
中古ロレックスを選ぶ際は、オーバーホールの実施やメンテナンス履歴の有無を確認しましょう。時計の状態と長期的な性能を保証する指標となり、購入後の追加コストや信頼性に直接関わってきます。メンテナンスが適切に行われている時計は、より良い選択肢となるでしょう。
4.保証期間を考慮する
店舗が提供する保証期間の有無や長さを確認することは欠かせません。保証があれば、将来的なトラブルやメンテナンス時に安心して対応できます。
5.製造年を把握する
ロレックスの中古市場では、製造年が新しいものほど価格が高い傾向にあります。購入前にシリアルナンバーから製造年を確認することは、時計の価値を判断する上で大切です。
6.時計のコンディションを確認する
ロレックス購入時は、ケース、ベゼル、ガラス、ブレスレット、文字盤の状態を細かくチェックし、傷や劣化の程度を把握することが必須です。コンディションチェックは、時計の全体的な価値と魅力に直接影響し、購入後の満足度を左右します。
ロレックス「バットマン」の買取は是非「なんぼや」へ
ロレックスの初代「バットマン」GMT-Master Ⅱ Ref. 116710BLNRは、鮮やかな青と黒のツートンベゼルで知られ、現在製造終了に伴い廃盤となっています。コレクターの間で高く評価され、市場でも高い需要が続いているモデルです。
バットマンの価値を正確に知りたい方や売却を検討している方は「なんぼや」にご相談ください。専門的な知識と公正な査定で、お客様の貴重な時計の価値を見出します。お持ちのバットマンの価値を最大限に評価させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。