リシャール・ミルは世界最薄腕時計!|人気モデルと価格も紹介
リシャール・ミルは、2001年に創業された比較的新しい時計メーカーです。リシャール・ミルには世界で最薄のモデルがあり、どれくらいの薄さなのか知りたい方もいるのではないでしょうか。
本記事では、リシャール・ミルの世界最薄時計や人気モデルを紹介します。メンテナンスやケア方法なども解説するので、ぜひ参考にしてください。
※2024年2月時点の情報
リシャール・ミルは世界最薄腕時計
リシャール・ミルは、高級腕時計のなかでも高価な部類に入るブランドです。ここでは、以下の3つについて説明します。
- 最薄の魅力
- 軽さや着け心地の良さ
- 他の腕時計との比較
最薄の魅力
リシャール・ミルには、2022年に発表された世界最薄の機械式腕時計である「RM UP-01 フェラーリ」というモデルがあります。RM UP-01 フェラーリは、フェラーリチームとの共同制作から誕生した、限定150本の腕時計です。
薄さはわずか1.75ミリメートルで、コインほどの薄さです。最薄の腕時計の魅力は、軽いことはもちろん、動くときにものや壁にぶつけて傷つける心配が少なくないことが挙げられます。
軽さや着け心地の良さ
RM UP-01 フェラーリの重さは2.82グラムで、軽い着け心地が魅力です。ケースには、航空宇宙産業や自動車産業などで使用されるグレード5のチタンを使用。軽量さに加え、耐久性も追求しています。また、極限の薄さにこだわるだけでなく、実用面にも重点が置かれ、日常的にも使いやすい腕時計です。
他の腕時計との比較
ブルガリの極薄の機械式腕時計「オクト フィニッシモ ウルトラ」の薄さは1.8ミリメートル、コンコルドの「デリリウム」は、1979年発売当時で最薄の1.98ミリメートルです。ほかにも、ピアジェには厚さ2ミリメートルのドレスウオッチ「アルティプラノ アルティメート コンセプト」、シチズンには厚さ2.98ミリメートルの「エコ・ドライブ」などがあります。
リシャール・ミルのブランドの歴史
「リシャール・ミル」は、有名高級腕時計ブランドを渡り歩いたリシャール・ミル氏が2001年に創業した新進気鋭のブランドです。リシャール・ミル初のモデルは「RM 001」で、チタンケース・トゥールビヨンを搭載しています。
トゥールビヨンは、リシャール・ミルが誕生するまでは鑑賞用として扱われていました。しかし、リシャール・ミルによって、投げても壊れないというコンセプトのもと、トゥールビヨンの実用化を成功させました。
航空機体やF1の車体に用いられるような最先端の素材を採用し、軽量かつ耐久性のある腕時計を作り出しています。
人気のモデルと価格
リシャール・ミルの人気モデルには、どのようなものがあるでしょうか。ここでは、人気モデルとその価格を紹介します。
RM UP-01 フェラーリ
「RM UP-01 フェラーリ」は、世界最薄を誇るモデルです。フェラーリとの共同開発により、開発とラボ検証に6000時間以上も費やして完成されました。防水性は10メートル、5000G以上の耐衝撃性を実現。素材には生体適合性があり、高い耐食性のあるグレード5チタンが使用されています。
価格:2億6,180万円(税込み)
RM 66 フライング トゥールビヨン
2023年の新作として発表されたのが「RM 66 フライング トゥールビヨン」です。思考回路・心理状態を象徴する「ホーン」のハンドサインがデザインされています。透明性を確保するため、グレード5チタンのムーブメントは、スケルトン化。開発から完成まで200時間以上を費やしたパーツもあるほど、こだわりを持って作られています。
価格:1億5,180万円(税込み)
オートマティック フライバック クロノグラフ マクラーレン Ref.RM11-03
「オートマティック フライバック クロノグラフ マクラーレン Ref.RM11-03」は、2018年に発表された、マクラーレンとリシャール・ミルのコラボレーションモデルです。優れた耐久性・軽量性を持つ独自開発した「オレンジクオーツTPT®」「カーボンTPT®」を使用しています。所々に、スポーツカーやF1カーを思わせるデザインを取り入れているのも特徴です。
価格:2,300万円(税込み)
バッバワトソン Ref.RM055
「バッバワトソン Ref.RM055」は、オールブラックのケースにスケルトンの文字盤が個性的なデザインのモデルで、「RM-038 バッバワトソン トゥールビヨン」からインスピレーションを得て作られました。ベゼルには、傷つきにくい・変色しにくい・ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るとされる「ATZセラミックス」が使われています。ムーブメント「Cal.RUML2」は、5000Gの加速度に耐える構造を持っています。
価格:1,404万円(税込)
ラファエル・ナダル Ref.RM035
リシャール・ミルのなかでも抜群の人気と知名度を誇る「ラファエル・ナダル Ref.RM035」は、男子プロテニス選手ラファエル・ナダルと親交を深めて生まれたモデルです。ケースには高強度を誇る素材が使われており、重さは40グラムと、かなり軽量で、パワーリザーブ(ゼンマイを巻き上げた状態から時計が止まるまでの駆動時間)は約55時間です。
価格:1,067万円(税込)
ヨハン・ブレイク Ref.RM61-01
「ヨハン・ブレイク Ref.RM61-01」は、ブラックとホワイトのモノクロデザインが美しい100本限定のモデルです。ジャマイカで慈善団体を通じて恵まれない子どもたちへの支援活動を行っているヨハン・ブレイクから名前が付けられています。人間工学に基づいて作られた左右非対称のケースは、リューズが走者の手首に擦れないよう工夫されており、実用性の高いモデルです。
価格:1,540万円(税込み)
オートマティック デクラッチャブル ローター Ref.RM030
「オートマティック デクラッチャブル ローター Ref.RM030」には、日本の国旗をイメージさせる赤と白のカラーが使われた日本限定50本のモデルがあります。ほかにも、ゴールドやブルー、シルバーなどさまざまなカラーがそろっており、リシャール・ミルのなかでもシンプルなスケルトンデザインです。50メートルの防水機能が付いています。
価格:1,353万円(税込み)
最薄の腕時計を購入する際の注意点
最薄の腕時計を購入する際の注意点には、以下の3つが挙げられます。
- シリアルナンバーの刻印を確認
- 予算に合ったモデル選択
- 保証期間やアフターサービスの内容を確認
ここでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。
シリアルナンバーの刻印を確認
リシャール・ミルは人気が高く、偽物も出回っています。正規品と偽物を見分けるために重要なのが、シリアルナンバーの刻印です。シリアルナンバーを確認すれば、製品の独自性と追跡が可能です。偽物の場合は、印刷が不鮮明だったりケースの仕上げが粗かったりすることがあります。
予算に合ったモデル選択
モデルにより価格が異なるため、さまざまなモデルの価格を比較し、予算に合ったモデルを選んでください。リシャール・ミルの時計は、高級腕時計メーカーのなかでも高価な部類に入ります。まずは予算を決め、そのなかで満足できるモデルを探すのがおすすめです。
保証期間やアフターサービスの内容を確認
リシャール・ミルは高度な技術と精密な機構を有しているため、メンテナンスが欠かせません。リシャール・ミルにかかわらず、高級時計を購入する場合は、保証期間やアフターサービスの内容も購入前に確認しておきましょう。
メンテナンスとケア
購入した腕時計を長く愛用するためにも、メンテナンスやケアは欠かせません。ここでは、リシャール・ミルのメンテナンスとケアについて解説します。
最薄の腕時計のメンテナンス方法
リシャール・ミルでは、3~5年の間隔でのオーバーホールを推奨しています。使用頻度や保管状況に左右されるため、スポーツやアウトドア活動などで頻繁に使う場合は、短い期間でのメンテナンスが大切です。
特別な時のみしか使用せず、日常的に適切に保管している場合は、時々メンテナンスする程度でも問題ありません。
長寿命を保つためのケア
リシャール・ミルの時計を長く使っていくためには、日常的なケアが欠かせません。柔らかい布を使って、汚れや汗を1週間に1度程度、拭き取りましょう。
使用していない場合は、専用の時計ケースや柔らかい布に包んで保管するのがおすすめです。強い衝撃や落下によって時計の機構にダメージを与える恐れがあるため、スポーツする際は、時計を外しましょう。
まとめ
リシャール・ミルには、厚み1.75ミリメートルの世界最薄モデル「RM UP-01 フェラーリ」が存在します。軽量かつ耐久性にも優れたモデルで、軽い着け心地が魅力です。
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