GMTマスター Ⅱのコンビモデルとは?現行品の定価や注目されている理由を解説
ステンレススチールとゴールドを使用し、まさにロレックスの王道デザインとも呼べる正式名称「ロレゾール」。「コンビモデル」の愛称で、ファンに親しまれています。
本記事では、GMTマスター Ⅱのコンビモデルの中でも特に人気の3つのモデルや、現行版の定価、市場価格や買取してもらう際のポイントを掲載しています。ぜひチェックしてみてください。
※2024年2月現在の情報をもとに記載しています。
ロレックスのコンビモデルとは
異なる素材を組み合わせた時計のことを、時計業界では「コンビネーション」の略称として「コンビ」と呼びます。
ロレックスではコンビネーションの時計を「ロレゾール」と呼びますが、ロレゾールという名称はロレックス独自の造語で、それぞれのカラーによって呼び方が変わります。例えば、ホワイトゴールドなら「ホワイトロレゾール」、エバーローズゴールドは「エバーローズロレゾール」となります。
2023年3月に発表された新作「Ref.126713GRNR」は、ステンレススチールと18Kイエローゴールドのコンビ(ロレゾール)素材で登場しました。
コンビモデルはダサくない!注目されている理由
コンビモデルは「ステンレスのシルバーカラーとゴールドの色の組み合わせがダサい」とやゆされることがあります。
このカラーリングはコンビモデル特有で、一目でロレックスだと分かる高級感を伴いますが、実際、コンビモデルが流行したのは1980年代のバブルの頃。当時購入した方が現在も愛用されていることから、今の若い人向けではないと感じている方も少なくないようです。
しかし、コンビにはファンを魅了するだけのポイントがあります。ここでは、コンビの魅力を3つに絞って紹介します。
コンビモデルは18金やプラチナと比べて安価
コンビは、18金やプラチナ素材の時計と比べて安価で展開されています。18金モデルは約400万円からの高価格帯ですが、コンビモデルは約140万円からと、手頃な価格で購入可能です。
コンビはフェイス、ベゼル、ブレスレットなど、どの部分をとっても「ロレックス」と認識できるような、まさにロレックスの代名詞といったようなデザインです。ロレックスに憧れを抱きつつも、予算を考慮して購入したい方にとって、コンビは魅力的な選択肢といえるでしょう。
一目で「ロレックス」だと分かる独特の存在感
1980年代、コンビモデルは爆発的に流行しました。バブルの時代でもあったことから多くの人が所有し、今なお大切にしている世代も少なくありません。
実際に目にする機会も多かったことからコンビの知名度は高く、時計に知見のない方でも、一目で「ロレックスの時計」だと認識できるでしょう。
エバーローズゴールドは日本人の肌に映える
ピンクがかった上品な輝きが魅力の、エバーローズゴールドは、日本人の肌の色にしっくり合います。
一般的にピンクゴールドには金や銅が加えられますが、銅の割合が高いため、カラーゴールドの中でも特に変色しやすい点がデメリットです。しかし、ロレックスが開発したエバーローズゴールドは、配合にプラチナを加えていることで、変色が起こりにくくなっています。
従来のピンクゴールドと比べて赤みが抑えられている分、日本人の肌の色になじんでくれるのです。
GMTマスター Ⅱのコンビモデル3選
ここからは、GMTマスター Ⅱのコンビモデルを3種類紹介します。
GMTマスター Ⅱ Ref.126711CHNR
2018年に登場した、ステンレスとエバーローズゴールドのコンビモデルです。
魅惑的なゴールドの輝きと品格が、ロレックスらしさを強調します。光の加減によってピンクゴールドの部分がいろいろな見え方になる点も、魅力の一つです。
GMTマスター Ⅱ Ref.126713GRNR
2023年に発表された新作モデル。ベゼルには、今までにないブラック×グレーのカラーが採用されています。
使用されているコマも全て無垢(むく)仕様のため、着用するとしっかりとした重厚感を味わえるでしょう。まさに、ロレックスの代名詞といった風格のモデルです。
GMTマスター Ⅱ Ref.116713LN
現行モデルの一世代前のモデルであるRef.116713LNは、ワンランク上の華やかなスポーツモデルを求める方から支持されています。
黒単色だからこそイエローゴールドがより美しく映え、これに加えて、文字盤ロゴと24時間針に使用されているグリーンカラーのワンポイントがさらなる魅力を放ちます。
GMTマスター Ⅱの現行コンビモデルの定価
GMTマスター Ⅱ Ref.126713GRNR(オイスタースチール&イエローゴールド)が239万9,100円。
GMTマスター Ⅱ Ref.126711CHNR(オイスタースチール&エバーローズゴールド)が235万5,100円です。
GMTマスター Ⅱ コンビモデルの市場価格
新品 | 中古 | |
GMTマスターII Ref.126713GRNR | 322万8,500円〜350万円 | 308万8,000円 |
GMTマスターII Ref.126711CHNR | 308万500円〜350万円 | 308万8,000円 |
GMTマスターII Ref.116713LN | – | 185万〜236万5,000円 |
現行版のコンビモデルは300万円以上、Ref.116713LNは200万円付近をキープしています。
GMTマスター Ⅱ コンビモデルで高額売却を狙う方法とは
ここからは、お手持ちのGMTマスター Ⅱ コンビモデルを売却する際に、より高額で買い取ってもらうためのポイントを見ていきましょう。
定価が上がった直後に売る
時計の買取相場は、1カ月の中でも大きく変化します。
2024年2月中旬には、中古のGMTマスター ⅡRef.126711CHNRの売値が、1週間で9万500円アップしています。このように、売るタイミングによって査定額は大きく変わるため、相場状況を確認することは大切です。
ロレックスの相場に精通したスタッフが在籍している買取店で、今後の見通しがどうなってくいくかを相談するのもおすすめです。
付属品は全てそろえる
箱・保証書・ブレスレットのコマなど、付属品も全てそろった状態を完品といいます。完品なら、本体のみで査定するよりも高額な見積もりが期待できるでしょう。
買取専門店で売却する
ロレックス、およびGMTマスター Ⅱに精通したスタッフがそろう買取専門店で売却することは、製品を正しく査定してもらえることにつながります。日々変化する市場価格を正確にキャッチし、正当な査定額を提示してくれる専門店なら、安く買いたたかれる心配はありません。
まとめ
GMTマスター Ⅱのコンビモデルは、定価よりも高い価格で取引される人気の腕時計です。今後も高値での推移が予想されますが、より高く売却したい場合は、専門店に依頼するのがおすすめです。
「なんぼや」では、GMTマスター Ⅱのコンビモデルの買い取りを行っています。徹底した研修・教育を実施し、ロレックスに精通したスタッフが在籍しているため、スピード査定が可能です。査定はLINEでも可能。査定は無料なので、まずは気軽に相談してみてください。