ルイ・ヴィトンのプティット・マル
ルイ・ヴィトンのプティット・マル 160年以上の歴史を持つ老舗ブランド
1821年、ジュラ山脈にあるとある小さな村でルイ・ヴィトンが誕生しました。後に世界を代表するハイブランド「ルイ・ヴィトン」の創設者です。1835年、彼は14歳という若さで家を飛び出してしまいました。その後は旅を続け、1837年にはパリへとたどり着きました。これが彼の人生を大きく左右するきっかけになったのです。それから10数年、ルイ・ヴィトンはトランク製造職人とし働き続け、技術に磨きをかけてきました。そして1854年に彼は独立、パリに旅行鞄の専門店を開業させます。さらに交通網の発達によって旅行鞄の需要が急増、わずか13年で万博で世界的な評価を得るまでに成長しました。
1885年のロンドンへと進出しますが、創設者のルイは1892年にこの世を去ってしまいまいました。しかし彼の子供が受け継ぎ、20世紀以降は積極的に海外でブランドを展開し現在に至ります。1970年代には日本初店舗がオープン、その後も日本で積極的に店舗を展開しています。
ヴィトンの伝統が詰まった「プティット・マル」
ルイ・ヴィトンは様々なアイテムを展開しています。その中でも世界的に高い評価を受けているのがバッグです。ヴィトンと言えばバッグを思い浮かべる方も多いほど定番アイテムであり、ヴィトンのバッグを持つことが一種のステータスにもなっています。今までに数多くのバッグ・コレクションを展開してきている中、「プティット・マル」が2014年に大々的なデビューを飾りました。デザイナーのジェスキエールが作り出した新たなコレクションで、ルイ・ヴィトンの伝統が詰まっています。長い歴史を持つ同ブランドですが、プティット・マルは原点に戻ったと言えるでしょう。
スクエア型のベーシックな旅行鞄が共通する造りになっており、表面の布地や金具のカラー、ショルダーなどのデザインを変化させることでバリエーションを持たせています。多種多様かつヴィトンらしい遊び心にあふれるアイテムで、発表されるやいなや、世界を代表するハリウッド女優やセレブを中心として使われるようになりました。価格も手頃なため、その後はヴィトンのバッグを愛用する一般の女性からも人気を集めています。
オーソドックスなデザインがスタイルを問わない「M40273」
プティット・マルは多様なバリエーションが特徴のコレクションです。その内、M40273は非常にオーソドックスで、ルイ・ヴィトンの基本を全て踏襲したデザインが魅力になっています。トランク型のデザインはそのままに、布地はおなじみのモノグラムを採用、そしてゴージャスなゴールド金具と、同ブランドのバッグに共通する基本デザインが受け継がれています。プティット・マルはモデルによって表情を大きく変えますが、M40273はベーシックなデザインを好む従来のファンを中心に人気を集めています。ファッションを問わず使えるデザインを基本に実用面でも隙はなく、見た名以上に収納力に優れています。普段使いのバッグとしても重宝することでしょう。
まとめ
14歳で家を飛び出し激動の人生を乗り越えたルイ・ヴィトンは、今に至るブランドの礎を築きました。その後は息子へと受け継がれていき、創業当時から変わらず様々なバッグを生み出し続けています。2014年に発表されたプティット・マルは一つの集大成とも言えるコレクションで、トランクタイプの鞄をそのまま小型化したような、創業当時を思わせるデザインが特徴です。2015年にも新たに数型がコレクションへ加わりました。今後も人気を呼ぶことは間違いないでしょう。手頃な価格も魅力の一つであり、セカンドバッグとしても使える柔軟性の高さも評価されている理由です。
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