ヴィトンのダミエは時代遅れでダサい？古いヴィトンの使い方
ルイ・ヴィトンのダミエは、1888年に発表された伝統的なダミエ柄のバッグです。長きにわたって愛され続けているデザインですが、近年では「時代遅れでダサい」という声も聞かれます。
本記事では、ヴィトンのダミエが本当に時代遅れなのか。
また、古いヴィトンをどうやって使いこなせば良いのかについて紹介したいと思います。
ヴィトンのダミエとは？
ダミエは、1888年に誕生したルイ・ヴィトンのデザインで、「モノグラム」と共にルイ・ヴィトンの人気のラインになっています。
フランス語で「市松模様」を意味し、ベージュと茶色の四角形が交互に並んだデザインで、ベーシックな茶系の「ダミエ エベヌ」のほかに、ホワイト系の「ダミエアズール」とブラック系の「ダミエグラフィット」などがあります。
上品な印象から、30代以降の年齢層に人気です。
ヴィトンのダミエは時代遅れなのか？
ダミエが「時代遅れでダサい」と言われるのには理由があります。
モノグラムの人気
「モノグラム」に比べると「ダミエ」は古い印象を受けるかもしれません。
ブランドの頭文字である『LV』があしらわれているモノグラムは、カジュアルファッションにブランドロゴなどを使った「ラグジュアリーストリート」と相性がよく、ここ数年は「モノグラム」が人気になっています。コラボ商品が多いのも「モノグラム」です。
流行したのが10〜20年前
1888年に誕生したダミエですが、コピー品が横行したことにより、対抗策として職人がすべてを手描きして作成するモノグラムラインが主流になりました。
「モノグラム」が主流になったルイ・ヴィトンは、1996年に廃盤になっていた「ダミエ」を復活させます。
2000年に「ダミエ ヴェルニ」「ダミエ ソバージュ」。2004年には「ダミエ ジェアン」などが登場し、メンズコレクションのラインナップも増えました。
中でもスペインの地名にちなんで名付けられたワンショルダーバッグ「ジェロニモス」は男女兼用で使用出来ることからメンズに人気になり、定価も10万円を切ることから多くの若者が使用していたバッグになります。
大流行したものは廃れるのも早く、また流行したことによって認知度も高いので、「時代遅れ」というイメージがつきやすくなってしまうのかもしれません。
ダサいと思われるのは古いヴィトンだから
ダミエが「時代遅れでダサい」と思われるのはあくまで、『そのバッグが過去に流行したラインナップだから』に過ぎません。
確かに、近年のストリートファッションの流行により、「モノグラム」が人気になっている背景もありますが、ダミエも新作のシリーズを出しています。
2021年には「ポルト カルト・サーンプル」「キャンパス・バックパック」「モジュラブル・ポーチ」などダミエ模様のシンプルかつシックなおしゃれさを表現したラインナップが登場しています。
ダミエ柄はカラーにもよりますが、汚れが目立ちにくく丈夫なのが魅力です。
「モノグラム」よりもブランドのロゴが目立たないので、いかにもブランドモノという印象を与えない良さがあります。ダサいというイメージを持っている方はぜひ新作のダミエラインもチェックしてみることをオススメします。
古いヴィトンダミエは買取に出す
では、古いヴィトンダミエはどう扱えばいいのでしょうか？
ルイ・ヴィトンで最も歴史があり、かつ人気があるのが「モノグラム」と「ダミエ」のラインナップになります。
この2つは年々定価が上がっており、2022年から2023年の約1年間でモノグラムは32,000円、ダミエは47,000円も値上がっています。
人気があるということは、需要が高いことにつながるので、中古市場でも古いダミエは状態にもよりますが、高く売ることができます。
1996年に誕生した復刻版の「ダミエエベヌ」や2006年に登場したブルーとオフホワイトがメインの「ダミエアズール」など古いダミエでも人気があるシリーズは高く買取を行ってくれるので、売ることも視野に考えるといいでしょう。
買取に出すのであれば、信頼と実績のある有名店舗を利用することをオススメします。
「なんぼや」はブランド品総合含む年間買取金額で4冠日本一を獲得しており、全国138店舗も展開している買取専門店です。
古いヴィトンダミエを「なんぼや」で買い取ってもらい、その資金で自分に合った新しいブランドアイテムを購入することができるかもしれません。オンライン買取や出張買取も行っているので、ぜひ、まずは査定を行ってみましょう。
