モノグラム柄が人気のブランド6選をご紹介!
ブランドバッグでモノグラム柄と聞くと、まず浮かぶのが「ルイ・ヴィトン」のモノグラム柄だと思います。
しかし、「ルイ・ヴィトン」だけでなく、「フェンディ」「グッチ」など多くのブランドがモノグラム柄のバッグをリリースしています。
今回はモノグラム柄が人気のブランドを紹介しながら、併せて流行のモノグラム柄のバッグも紹介していきたいと思います。
モノグラム柄とは?
モノグラムとは、別名「組み合わせ文字」とも呼ばれ、2つ以上の文字を組み合わせてオリジナルに図案化したものを指します。
文字を組み合わせるモノグラムは企業やロゴのデザインにもよく使われ、文字だけでなく記号などを複数組み合わせたものもモノグラム柄になります。
モノグラム柄のバッグや服などを身につけているだけでロゴなどのデザインが分かるため、ブランドのロゴをモノグラム柄で表現してバッグや財布といった革商品に使っています。
ルイ・ヴィトンのモノグラム柄
ブランドバッグのモノグラム柄として最も有名なのがルイ・ヴィトンのモノグラム柄です。
ルイ・ヴィトンの頭文字である「L」と「V」と花と星の記号を組み合わせたモノグラム柄は1896年に日本の家紋などに構想を得て発表されました。
元々はダミエ柄の模倣品が増えたことによる対策として、発表当初は手描きされていましたが、現在はプリントになっています。
代表的なモノグラムのパターンではルイ・ヴィトンの多くのバッグや財布で利用されている「モノグラム・キャンバス」やモノグラムモチーフの大きさが通常よりも大きい「モノグラム・ジャイアント」。
他にカーフレザーに型押しでモノグラムがデザインされている「モノグラム・アンプラント」、モノグラム柄がカラフルにパターン化されている「モノグラム・マルチカラー」などがあります。
グッチのモノグラム柄
グッチのモノグラム柄は頭文字であるGを上下に組み合わせた「GGパターン」になります。
第二次世界大戦時に皮革が統制された際に、代替品としてキャンバスを使用したことがきっかけで1930年代に製作されました。
特徴として、小さなひし形模様を連続して交差するディアマンテパターンを使い、ブランド創設者グッチオ・グッチのイニシャルである「G・G」を組み合わせています。
ディオールのモノグラム柄
ディオールのロゴには創業者であるクリスチャン・ディオールの名前をかたどった「Dior」「CD」「D」の3タイプがあります。
「ニコラ・コシャン(Nicolas Cochin)」と呼ばれる独特のフォントを使った「Dior」のロゴは、2019年には「DIOR」と全文字を大文字で表記するなどロゴの変遷が多いのが特徴です。
2001年の秋冬コレクションで登場した「トロッター」では、ジョン・ガリアーノがデザインした「Dior」のモノグラム柄が印象的です。「Dior」の「D」を大きくした馬車をイメージしたデザインは一目でディオールだと分かるモノグラム柄になっています。
フェンディのモノグラム柄
フェンディのモノグラム柄は、2つの「F」の文字を上下逆さまにして組み合わせた「ダブルF」と呼ばれるモノグラム柄で、通称「ズッカ柄」とも呼ばれます。
ズッカ柄はコートやバッグの裏地として1940年代から使用されていましたが、1969年に当時のデザイナーであるカール・ラガーフェルドが表地に使用してことで、人気になり、フェンディの「ズッカ柄」が定番になりました。
「ズッカ柄」のほかに「ダブルF」が一回り小さくなったものを「ズッキーノ柄」と呼びます。
ステラ・マッカートニーのモノグラム柄
ポール・マッカートニーの娘としても知られるステラ・マッカートニーが2001年に立ち上げたデザイナーブランド。
「STELLA」の文字が右上に向かって一文字ずつ点在しており、その文字の間を点で結んだタイプのモノグラム柄になります。
レザーやファーなどを使わない地球環境や動物愛護を意識したファッションアイテムを展開しており、新進気鋭ながらも今後も目が離せないブランドになります。
「モノグラムトート」などフェイクレザーとは思えないほどの良質なしなやかさと軽量さを実現しています。
バーバリーのモノグラム柄
「バーバリーチェック」としても有名なバーバリーが新たに作り上げたモノグラム柄が「TBロゴモチーフ」になります。
新たにバーバリーCCOに就任したリカルド・ティッシが英国人グラフィックデザイナーのピーター・サヴィルと共同で創業者であるトーマス・バーバリーの「T・B」を絡み合わせたロゴを作成しました。
まとめ:モノグラム柄のバッグや財布はブランドの顔になる
今回はハイブランドが展開するモノグラム柄について紹介していきました。
モノグラム柄と聞くと、「ルイ・ヴィトン」ばかりに目が行きがちですが、各ブランドでロゴを使ったモノグラム柄のバッグや財布などを数多く展開していることがわかります。
モノグラム柄は創業者のネームやブランドのロゴをそのままデザインとして利用するそのブランドの顔ともなる存在です。
一目でそのブランドだと分かるデザインは中古市場でも高値で取引されやすい傾向にあります。
「なんぼや」は全国にブランド品総合含む年間買取金額で4冠日本一を獲得している買取専門店です。
お持ちのモノグラム柄のバッグや財布で不要のものがあれば、一度ぜひ査定にお持ち込みください。