賀集珉平の珉平焼|人々を惹きつける今では出せない貴重な色彩
2021年08月30日
賀集珉平は、江戸時代後期に活躍した陶芸家のひとりで、「珉平焼き(みんぺいやき)の創始者です。 阿波徳島藩の御用窯として名
角谷一圭の茶の湯釜|伝統的な芦屋釜を現代によみがえらせた人間国宝の技
角谷一圭(かくたに‐いっけい)は、茶の湯釜の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された茶釜師です。茶の湯釜作品で数々の
西村徳泉の作品|江戸時代から受け継がれる京焼の伝統技法を現在に伝える
西村徳泉は、京都を代表する陶芸家一家です。「西村徳泉」とは開窯以来家業を継ぐ者が襲名する名前で、現在は4代目となっていま
藤田喬平のガラス工芸|その名を世界に轟かせた代表作「飾筥」とは
藤田喬平(ふじた‐きょうへい)は、世界で活躍した日本を代表するガラス工芸家です。イタリアのガラスに日本の伝統美を融合させ
人間国宝・藤原雄の作品|伝統技法の中に追求した普遍的な美
藤原雄(ふじわら‐ゆう)は、岡山県備前市出身の陶芸家です。伝統的な備前焼の技法を重んじながらも、新しい感性で独自の作風を
白井半七の今戸焼|江戸時代初期から受け継がれている伝統の技
白井半七(しらい‐はんしち)は、今戸焼を代表する陶工です。江戸時代前期から代々白井半七の名を襲名しており、今戸焼の伝統を
清瀬一光が施す加賀蒔絵の魅力|伝統の技と新たな蒔絵の可能性
清瀬一光(きよせ‐いっこう)は、石川県金沢で活躍する蒔絵師です。当代で2代目である現・清瀬一光は、加賀蒔絵の伝統を守りな
京焼の新たな可能性を追求 永樂善五郎十七代目のあゆみ
永樂善五郎十七代目は絵を描くのが幼少期の趣味であったといわれ、茶陶の作風は画才の生かされた豊かな表現力が大きな魅力です。
永樂即全は代々から受け継いだ技法で「源氏物語」の世界観を表現
永樂即全は、京焼の家元として知られる永樂家の十六代善五郎です。波乱に満ちた人生のなか、多くの名品を残してきました。今回は
夫婦で守った茶道の歴史│永樂得全と永樂妙全の活躍
永樂家は、室町時代より続く、由緒ある茶陶の家系です。14代目の永樂得全とその妻の永樂妙全は夫婦で活動した作家として知られ
樂吉左衛門十二代 の楽焼は豊かな色調が大きな魅力
樂楽吉左衛門十二代弘入は、楽焼の茶碗師として長く知られる樂楽家の生まれです。魅力あふれる赤楽や黒楽は、いまも高く評価され
森田十雨の高麗茶碗|古陶のおもむきを残す作陶の名手
貪欲に作陶へ打ち込み続けた鳥取の陶芸家、森田十雨(もりたとうう)。伊羅保茶碗をはじめとする、高麗茶碗の作家として根強い人
杉本貞光の生涯のテーマは「桃山に帰れ」|世界各地で幅広く活躍
杉本貞光は、東京に生まれ世界で活躍する陶芸家です。桃山時代の名品を手本として、多くの名品を生み出してきました。今回は、作
川北良造の茶道具|人間国宝が織りなす究極の造形美
古くより“ものづくり”が盛んな石川県。この地に多大な功績を残す木工芸家が「川北良造(かわきたりょうぞう)」です。いわゆる
岩木秀斎の茶道具とは?|京指物の名工・岩木家の歴代略歴も解説
茶の湯指物を語る上で欠かせないのが、京都屈指の指物師である「岩木秀斎(いわきしゅうさい)」です。生前は指物師の兄とともに
山下甫斎は塗師と蒔絵で才能を発揮|職人に近い立場で作品づくり
山下甫斎は、茶道具を中心に多くの名品を生み出している石川県出身の作家です。塗師と蒔絵のいずれでも才能に恵まれ、作品づくり
人間国宝・寺井直次|卵殻で表現した純白の美しさ
寺井直次(てらいなおじ)は、石川県金沢市出身の漆芸家です。革新的な技法を使い、蒔絵(まきえ)の新たな表現方法を確立した作
人間国宝・富本憲吉の歩み|楽焼から色絵磁器まで
日本を代表する陶芸家の富本憲吉。伝統的な技法だけでなく、過去に例のない技法をも駆使し、茶道具を中心にさまざまな作品を生み
加賀藩の御用釡師として活躍した宮崎寒雉|代々受け継がれる伝統の窯肌
宮崎寒雉は、2020年で十五代を数える茶道釡師の家系です。その歴史は加賀藩の御用釡師となった初代寒雉に始まり、代々にわた
安倍安人の個性あふれる陶芸|アートとして生み出される作品の数々
安倍安人は、30代で陶芸活動を開始した作家です。作品づくりをアートと考える意識は、数多くのユニークな名品を生み出します。