腕時計のベルトの交換時期は?費用の目安と長持ちさせるコツ
できるだけ長く美しく使い続けたい高級時計ですが、特に皮ベルトタイプでは、定期的な交換が必要となります。具体的にどれぐらいのスパンで、メンテナンスや修理を検討するべきなのでしょうか。
どこに依頼をすれば良いのか、どのような状態になったら交換時期と判断するべきなのでしょうか。
気になる費用や交換までのスパンをできるだけ長くするための方法など、時計のベルトの交換に関する情報をまとめます。
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革製と金属製、交換頻度が高いのは「革製」
高級時計の世界には、主に「金属製のブレスレット」と「革製のベルト」を使った時計が存在しています。
どちらを選択するのかによって、身につけたときの雰囲気はガラリと変わります。
ロレックスなどはステンレススチールを用いた金属製のブレスレットが一般的。
一方で革製ベルトにこだわるブランドも数多くあり、金属製よりも「落ち着き」や「上品さ」を演出してくれるというメリットがあります。
どちらにも一長一短がありますが、ベルト交換の頻度という目線で見ますと、メンテナンスの手間が大きいのは「皮ベルト」の方。
これには、以下のような理由が関連しています。
汗や皮脂に弱い革製ベルト
革製ベルトにこまめな交換が必要となるのは、以下のような理由があるためです。
- 人間の皮脂や汗による劣化
- 経年劣化
- ベルトを留める際の穴の広がり
皮製品にとって、人間の汗や皮脂は非常に刺激が強いもの。これは金属製のブレスレットにも共通して言えますが、金属製であれば水で洗ってお手入れをすることも可能です。
一方で革製品の場合は、「水で洗い流してスッキリさせる」というわけにはいきませんから、徐々に劣化が進んでいってしまいます。
また金属製と比較して、経年劣化が目立ちやすいのも皮ベルトの特徴です。
丁寧に使っているつもりでも、色あせが気になったり表面がひび割れてきたり……。様々なトラブルに直面する可能性があります。
最後の穴についてですが、ベルトの使用頻度が高ければ高いほど、トラブルが進行しがちです。自分がふだん使う穴ばかりが目立つようになってしまいます。
具体的な使用期間は?
では皮ベルトは、具体的にどの程度の期間で交換する必要があるのでしょうか。
使用状況によっても異なりますが、目安は2年から4年です。
革ベルトを採用した時計にとって、ベルトはデザインの要でもあります。こまめなメンテナンスで、美しさをキープしましょう。
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金属製のブレスレットも、ベルト交換でオシャレを楽しもう
金属製のブレスレットの場合も、長く使い続ければ劣化や故障が起きる可能性もあります。この場合は修理やメンテナンスを行う必要がありますが、革ベルトよりもその頻度は少なくて済みます。
しかし近年では、金属製のブレスレットを一度ケースから外し、革製ベルトやストラップベルトを装着して楽しむ方も増えてきています。
ベルト部分を変えることで雰囲気ががらりと変わり、より一層オシャレを楽しめるようになりますから、検討してみるのも良いでしょう。
ベルト交換、依頼先と費用の目安
高級時計のベルト交換は、専門家に依頼をしてやってもらうと安心です。
この場合の依頼先には、以下のような場所があります。
- 正規メーカー
- 街中の時計修理業者
ブランドや自身の時計の状況によって、ピッタリな場所を選択するのがオススメです。
気になる費用は?
気になる費用についてですが、依頼先やベルトの素材によっても大きく変わってきます。
メーカーに正規ベルトを使った交換を依頼する場合には、70,000円から80,000円と高額になるケースも少なくありません。
ブレスレット部分の素材によっては、100,000円以上の見積もりが届くこともあるでしょう。
一方で街中の時計修理業者に依頼をした場合、20,000円から30,000円程度が相場となります。
もちろん時計の状態によってはこれよりも高くなるケースもありますから、事前にしっかりと見積もりをとり、チェックするのがオススメです。
皮ベルトを長持ちさせるためのコツ3つ
定期的に交換が必要とわかってはいても、メンテナンス費用のことを考えますと、できるだけ頻度を少なくしたいと思う方も多いことでしょう。
こんなときには以下の3つのポイントを意識してみてください。革ベルトであっても長持ちさせられます。
- 直射日光が当たらず通気性の良い場所で、ナイロン袋に入れて保管する
- 汗でぬれたときは乾いた布で拭きとり、乾燥させる
- 身につけるときは余裕をもって、2~3日に1度がベスト
皮製品にとって、湿気や汗でぬれることは最大のダメージ。
できるだけ避けて、もしぬれてしまったときにはすぐに対処してください。
ふだんの保管場所に気を使う他、身につけるときには、手首にピッタリと巻き過ぎないようにしましょう。少し余裕があるくらいがベストです。
毎日身につけるのではなく、2~3日に1度のスパンで身につけることで、革ベルトの早期劣化を防ぎます。
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大切なのは時計を気にしていたわりの心を持って使うこと
時計のベルトの交換時期を見逃さないで
金属製であっても革製であっても、ベルトの交換時期はいつか必ずやってきます。このタイミングを逃さずにメンテナンスを行うことで、いつまでも美しく使い続けることができるでしょう。
資産価値も下がりにくくなり、買取時にも有利になります。ふだんからベルト部分に注目してお手入れを行うことで、修理のタイミングにも敏感になれます。
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