【更新:2024年10月】偽物のロレックスは買取もNG!~見分け方と注意点
人気高級ブランドには、精巧に作られた偽物・コピー品の問題がつきものです。代表的な高級腕時計ブランドであるロレックスも例外ではありません。
近年では、インターネット、個人売買など流通ルートの増加から、時計愛好家の方が意図せず偽物ロレックスを購入してしまう被害が増えています。
また、こうしたアイテムの買い取りは違法のため、偽物ロレックスの流通量増加は買取店にとっても望ましいことではありません。
こちらでは、偽物のロレックスに関する初歩的知識についてお話します。
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「偽物ロレックス」とは?
一目見ただけでは本物と遜色のない、模倣品のロレックスが存在します。外見の印象とは裏腹に、大半は内部構造や細部のつくりにアラが目立つ欠陥品です。
こうしたアイテムは、中古市場でも「偽物ロレックス」として危険視されています。
本物のロレックスは、専門の職人によって長年蓄積されたスキルで丁寧に作られた逸品です。流通価格は決して安価ではありませんが、それに見合う価値を持っています。
一方、偽物ロレックスを作成しているのは、メーカーで継承されたスキルを持たない人です。
適切な査定眼を持ったバリューデザイナーが調べれば本物との違いは判定可能ですが、近年は模倣のクオリティーや精巧さが向上してきているようです。
具体的には、以下のようなモデルの偽物が確認されています。
ほかのモデルにも偽物が存在する可能性はあるため、決して油断はできません。
偽物ロレックスを見分ける方法
ロレックスの真贋を確かめる具体的な方法について解説します。
刻印の有無
本物のロレックスには12時の位置に型番(リファレンスナンバー)が、2010年以前のモデルの場合は6時の位置に製造番号(シリアルナンバー)が刻印されています。
刻印がなければ、偽物の可能性が高いでしょう。
ガラスの傷
ロレックスの現行モデルに採用されているガラスは、傷への耐性が高い「サファイアクリスタル」です。
ガラスに傷が目立つ場合は、偽物の可能性があります。
針の動き
本物のロレックスの秒針は、滑らかに動き続けます。
対して偽物ロレックスの秒針は、段階的に動くものが大半です。
日付の表示
日付の表示機能があるロレックスの場合、表示の動きも重要な判断材料です。
午前0時の日付変更が一瞬で終われば本物のロレックスですが、日付変更に時間がかかっている場合は故障、もしくは偽物ロレックスかもしれません。
クラウンマークの品質
ロレックスにはもれなく、ブレスレットの留め金部に「クラウンマーク」が刻印されています。
技術的に正確なコピーが難しいことから、偽物ロレックスには明らかに低品質なクラウンマークが刻印されているケースが多いようです。
夜光塗料の塗り方
ロレックスの針や文字盤などには、夜光塗料が塗られていることがあります。偽物の場合、本物と比べて塗り方が雑になっているケースが多く見られます。枠の部分からはみ出していないか、にじみがないかなどをチェックしてみましょう。
ブレスレットのネジ穴
ロレックスのブレスレットには、側面にネジ穴が開いています。偽物の場合、ネジ穴がない可能性があるため調べてみましょう。
また、ネジ穴がある場合も、本物と比べてつくりが甘い可能性があります。穴の周辺に隙間がないか、サイズ感が違わないかも見ておきましょう。
クラウンの透かし
2000年より後に製造されたロレックスの時計には、ガラスにクラウンマークの透かしが入っています。風防の下側の「6」あたりを見てみると良いでしょう。
本物の場合は肉眼で見ることが難しく、ルーペで拡大して確かめます。反対に、偽物の場合は肉眼でもはっきりと見えるほど透かしが入っていることがあります。
リューズのクオリティー
本物のロレックスのリューズは、丁寧に面取りされているため、エッジを触っても指が痛みにくくなっています。偽物の場合は一つひとつがギザギザとしており、スムーズに巻けないことがあります。
また、リューズにも王冠がデザインされています。本物であれば、リューズのように小さな箇所でも繊細で洗練されたクラウンマークが施されているはずです。偽物の場合は線が太めで、立体感も強くなっていることがあるため気をつけましょう。
保証書の有無
正規に購入したロレックスであれば、必ず保証書が同梱されています。保証書は買取業者にとっても本物と偽物を区別する重要な判断基準となりますので、大切に保管してください。
また、別のオーナーの方からロレックスを譲り受ける場合も、可能な限り保証書をもらうようにしましょう。 関連記事ロレックスの偽物と本物?各モデルの見分け方
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2024.08.23
偽物ロレックスは買取店でも対応NG!
偽物ロレックスの購入を避けていただきたい最たる理由。それは、「偽物・コピー品は買取店でも対応できない」という点です。
そもそも、ブランド品の偽物を持ち込む行為、売買する行為は犯罪です。
業者が偽物とわかっているアイテムを買い取ることも法律で禁じられています。
消費者が意図せず偽物を購入してしまった場合は罪を問われることはありませんが、同時に売却して現金化することもできないのです。
確実な販売ルートを利用することが重要
上述したような偽物と本物の判別ポイントを一般の方が意識するのは困難かもしれません。
意図しない偽物ロレックスの購入を避けるためには、不確実な購入ルートを利用しないことが重要です。
近年は、インターネットのショッピングサイトで偽物を購入してしまう被害が増えています。
正規店から直接購入することが最も安心ですが、インターネットでロレックスを購入する場合は、サイトの信頼性をよく確かめるようにしましょう。
まとめ
精巧に作られた偽物ロレックスは数多く流通しています。正規の販売店から購入すれば安心ですが、ほかのルートを利用する以上、偽物を購入してしまう可能性は否定できません。
一度購入してしまった偽物ロレックスは、買取店でも現金化不可能です。
ロレックス愛好家の方は、偽物ロレックスへの警戒心を絶やさず、見分け方のポイントを覚えておきましょう。
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