【2024年1月】相場変動に影響を与える最新のロレックスの定価改定について
近年ロレックスの定価改定が実施され、中古市場の相場にも影響を与えています。2024年1月にも定価改定が行われ、今後の相場の変動に注目が集まります。
本記事では、ロレックスの定価改定の特徴について解説。また、ロレックスの相場を決定する要素や定価改定が相場に与える影響/についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ロレックスの相場を決定する要素
まずは、ロレックスの相場変動に影響を与えている要素について解説します。
為替相場
ロレックスの相場に影響を与える要素の一つに、為替相場が挙げられます。スイスフランで価格が表示されるロレックスの輸出入において、通貨の変動は価格に反映される可能性があります。
原油価格
原油価格の変動も、ロレックスの相場に影響を及ぼす要因の一つです。高い原油価格は製造や輸送にかかるコストを増加させ、製品価格に反映される可能性があります。
需要の変動
ロレックスの時計は高級ブランドとして知られており、需要の変動が相場に影響を与えます。需要が高まると価格も上昇し、逆に需要が低下すると価格が下がる傾向があります。
金相場
一部のロレックスのモデルには金を使用しているものがあり、金相場の変動も相場に影響を与えます。金価格の上昇は、金を使用した時計の製造コストの増加を意味し、製品価格に反映される可能性があります。
2024年1月1日に定価改定
ロレックスは、これまで年に1、2回のペースで値上げされています。2024年1月1日の定価改定では、全体的に約10％程度値上げされました。2023年には年2回値上げが行われていることから、2024年夏～秋ごろに値上げされるのではないかと予想されています。
価格改定した主要モデル
| モデル | 型番 | 改定後の価格 |
|---|---|---|
| コスモグラフデイトナ | 126500LN | 217万6,900円 |
| 126515LN | 462万2,200円 | |
| 126518LN | 441万4,300円 | |
| 126503 | 284万4,600円 | |
| GMTマスターⅡ | 126720VTNR | 161万4,800円 |
| 126710BLNR | 154万円 | |
| 126711CHNR | 235万5,100円 | |
| エクスプローラー | 124270 | 103万6,200円 |
| エクスプローラー2 | 226570 | 139万2,600円 |
| サブマリーナー | 126610LN | 148万1,700円 |
| 124060 | 131万8,900円 | |
| 126610LV | 155万5,400円 | |
| 126613LB | 226万6,000円 | |
| 126618LB | 561万5,500円 |
これまでの定価改定による相場への影響
2018年の新型ムーブメント導入を機に、価格改定が行われ始めました。
過去の価格改定の一覧は、次の通りです。
- 2019年10月に約1％の値上げ
- 2020年1月スポーツモデルを中心に約5％の値上げ
- 2021年8月一律5％値上げ
- 2022年元日の価格改定では、最大で10～12％の値上げ
- 2022年9月に約7％の値上げ
- 2023年元日に約2～7％の値上げ
- 2023年9月に約6～17％の値上げ
ロレックスからの公式発表はないものの、為替相場の状況や原価の値上げが影響と予想されています。また、定価上昇に比例して相場も上昇傾向にあり、実勢価格にも影響を与えています。
定価改定による実勢相場の変動
一般的に、定価が値上がりすることによって、仕入れ値が高くなります。仕入れ値が高騰することで、相場全体を上昇させるのです。
ロレックスは、メーカーによる供給よりもユーザーの需要が上回っており、定価の値上がりによる影響は少ないと考えられています。ただし、新作モデルなどの一部のモデルの定価改定は、実勢相場に対し大きな影響を与えているのが特徴です。
定価の値上がりは買取相場の変動にも影響がある
価格改定によって実勢相場が上昇すると、買取相場も上昇する関係にあります。近年では頻繁に値上げが行われ、モデルによっては数年前と比べると1.5倍程度の価格で取引されています。
今後も値上がりが予想されているため、買取を検討してみるのもおすすめです。ただし、世界情勢の変化によって需要が減少する恐れもあるので、タイミングを逃さないように注意しましょう。
まとめ
近年、ロレックスの定価改定が頻繁に行われており、中古市場においてもロレックスの取引が注目を浴びています。ロレックスの相場は変動し続けているので、しっかりと相場を把握しておけば高額取引のチャンスもあるでしょう。
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