【更新:2024年11月】ロレックス 価値が上がるものとは?買取価格が上がるロレックスの特徴やおすすめモデル
今、資産運用目的にロレックスを持つ方が増えています。ロレックスの強みは、ブランド力が高く、資産としての価値が下がりにくいこと。ロレックスは非常に人気のあるメーカーのため、買取価格が購入価格より高くなることも少なくありません。
「ロレックスはビジネスシーンでも評価が高いので、普段使いし、次のモデルに買い替えるときに、高値で売りたい」というビジネスパーソンや、「新品のロレックスを投資目的で購入している」という投資家からもロレックスは注目を集めています。
ロレックスは原価割れを起こしにくい、おすすめの投資先といえます。持っているだけで価格が上がっていくなんて、嬉しいですよね。
今回は、資産価値が高まりやすいロレックスのモデルの特徴や、買取額アップを狙うポイントなどを解説します。また、2022年現在、これから資産価値が上がると期待できるロレックスのモデルもご紹介します。ロレックス投資をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ロレックス 価値が上がるもの 投資するポイントとは?
ロレックスはロレックスでも、流通量の多いモデルを選んでしまうと売るときに「思ったより安くなってしまった…」なんてことも。
ロレックスには「大きく値崩れしないものの、高騰しにくい」モデルもあるのです。
せっかく高価なロレックスを買うのですから、後々のことも考えて、価値の上がるモデルを購入したいですよね。
では、どのようにして価値が上がるモデルを選べばいいのでしょうか?
実は、価値の上がるモデルを選ぶには、いくつかの気を付けなければならないポイントがあります。
それでは、買取価格が高くなるロレックスモデルのポイントを見ていきましょう。
ロレックス 価値が上がるポイントとは?
価値が上がりやすいロレックスのモデルは、市場において高い人気を持ちます。
人気がある=中古の需要が多くなるため、価格が高まりやすい、と考えれば良いでしょう。
基本的にはデイトナ、サブマリーナー>GMT>シードゥエラー>エクスプローラー
という順番で市場需要が高くなっています。
では、人気が出やすいモデルの特徴を見ていきましょう。
「なんぼや」のロレックス査定について
(1)流通量が少ないモデル
まず、流通量の少ないモデルは、コレクター人気が高くなるため、必然的に価値が上がりやすいといえます。
人気があっても流通数が多ければ高騰しにくいため、流通数の少ないモデルは高騰の可能性が高いのです。
限定発売品モデルや限定カラーなどは元々本数が少ないうえ、外装の仕様違いなどもコレクター性の高いモデルとなります。
細かな仕様の違いがあり、希少な個体は「レアロレックス」と呼ばれ、人気を博しています。総じて、定価よりも高い市場価格で取引されています。
微妙な違いがマニア心をくすぐるレアロレックス
レアロレックスの見た目は、いわれなければ気付かないようなささいな違いを持つ場合が多くなります。
気付かずに高額なレアロレックスを所有していた、ということもあるかもしれません。
急激な価値上昇を見せた「デイトナ16520」
「デイトナ」はロレックスの人気モデルです。ロレックスの定番スポーツモデルとして人気を集めています。
なかでも、旧型の「デイトナ16520」は異様な値上がりを見せました。
文字盤は白と黒の二色発売。
白文字盤タイプは、発売当時定価140万円前後から、2017年には190万円前後まで中古価格が上昇しました。
2023年現在は250万円前後での取引ですから、非常に伸びたモデルといえるでしょう。
旧型とはいえ、中古でも高価な価格が付く嬉しいモデルとなっています。
(2)同一モデルでもマイナーチェンジを繰り返していおり生産数の少ない個体
同一モデルであっても、その年ごとのロレックスの戦略などによって、時計の仕様に微妙な変化があります。
文字盤やベルト部分、ムーブメントなど、さまざまな仕様を微妙に変更した「マイナーチェンジ」品は少なくありません。
モデルチェンジのタイミングなどはロレックスで公表されていません。これらのマイナーチェンジ品で生産数が少ない場合は、コレクター人気があり、価値も高くなるのです。
通称「クリームダイヤル」ロレックス コスモグラフ デイトナ Y番 116520
デイトナの旧型「116520」は、2000~2016年に販売されたモデルです。
16年の販売年数のうち、マイナーチェンジによって希少価値の高くなったモデルが存在します。
なかでも、2003~2004年に販売されたこのモデルは、「クリームダイヤル」とコレクターの間で呼ばれる、非常に人気のあるモデルです。
クリームダイヤル
「クリームダイヤル」と呼ばれるゆえんは、製造時にホワイトだった文字盤が、経年変化により、クリーム色に変化したことです。
これは、K、Y、F品番のみに、経年変化する塗料が使用されていたために起こる変化です。新品から色が変わってしまう場合、普通なら査定のマイナス要因になるようなものですが、このクリーム色は反対に「味わい深い」とコレクター人気を集めています。
定価が120万円ほどだったものが、中古品で約250万円の市場価格がついたものもあります。
(3)生産終了モデルできれいなもの
ロレックスのなかでも生産終了モデルは「ディスコン」と呼ばれています。
廃盤になると新規生産がされないため、中古市場に出回る数が減ります。すると、価格が上がる可能性が高くなるのです。
そのため、ディスコンはロレックス収集家のなかでも非常に人気が高くなっています。
ディスコンはコンディションが重要
ディスコンはコレクターからの需要が非常に高いモデルです。既に生産終了しているため、修理部品が手に入りにくい場合もあります。
そのため、コンディションの良い物が求められており、高値で取引される場合が多いようです。
未使用品がもっとも価格が高く、シール、箱などの附属品がありますと、さらに価格は上昇します。
ロレックス GMTマスター2 Ref.16710
「GMTマスター2 Ref.16710」は特徴的なカラーリングが魅力のモデルです。1990年~2007年にかけて発売されていました。
印象的な色合いのベゼルカラーは「青・赤」、「赤・黒」、「黒」の3色展開です。
この色鮮やかなベゼルカラー部分は経年劣化で色落ちしやすいため、より保存状態のいい物が求められています。
派手な色合いのためか、「16710」は発売当初はあまり人気が出ませんでした。けれども、販売終了後の現在では「青・赤」のビビットな配色がコレクターの中で人気が出ています。
発売当初120万円程度だったものが、現在未使用品なら200万越えの価格で取引されているものもあります。
人気はスティックダイヤルのもの
Ref.16710のなかでも、「GMT-MASTER II」表記の「II」の部分のマイナーチェンジ品は人気を博しています。
IIの表記方法は3種類あり、
- 通常のローマン数字の「ノーマルダイヤル」
- 縦に長い印象の「レクタングルダイヤル」
- 横棒なしの「ll」表記の「スティックダイヤル」
に分けられています。
特にスティックダイヤルは希少価値が高く、価格も高値で取引されています。
「16710」のように、ディスコンは人気の高いものも多く存在しています。
使用済みでも、定価よりも価格が上がっているものも少なくないため、「旧型だし、よく使ってしまったしなあ……」と諦めず査定に出してみてください。
為替ルートの時期を見極めることも重要
ここまで見てきたように、ロレックスには定価よりも高い価値のモデルがたくさんあります。
せっかく価値の高いモデルを持っているのなら、できるだけ高く売りたいですよね。
そこで、より高値で売るための工夫やポイントをお伝えします。
第一に、高値で売るためには、売るタイミングにも気を遣う必要があります。
重要なのは、「円安相場」のときに売ること。
円安は、輸入に不利な時期といわれていますが、ブランド時計を売却したいときにはまさに売り時なのです。
なぜなら、円安時にロレックスの中古取扱市場価格が上がりやすい傾向にあるためです。
なぜ円安で市場価格が上がるのか?
円安の時の経済の流れは、大まかに言って、次のようなものです。
(1)円安になる
「1ドル100円」で取引されていたのが、「1ドル105円」になったとします。
(2)ロレックス時計の輸入金額が上がる
今まで新品のロレックスの時計を「100万円」で輸入できていたのに、「105万円」に輸入金額がアップしてしまいます。
(3)ロレックス時計の中古市場金額も上がる
新品の価格が上昇するので、中古金額も上がるという仕組みです。
簡単にいいますと、「海外からロレックスを買う価格が高くなる」ので、「日本で出回るロレックスの価格も高くなる」ということです。
ロレックスを少しでも高く売りたい場合、円安時期を見極めて売ることが重要といえます。
価格高騰が狙える条件とは?
ディスコンモデルの項目で少し附属品について触れましたが、附属品がそろっているとロレックスの価値が上がる場合があります。
- 箱・附属品全部あり
- 未使用(ギャランティカード発行後半年以内)
- 保護シール付き
これらの条件がそろうと、価値が非常に高まります。資産投資にロレックスを購入する場合、なるべく新品に近い状態で保存することが必要です。
小箱や附属品とは?
ロレックスの時計は2016年以降、箱のデザインはすべて統一されています。
白い外箱、深緑の内箱が特徴です。比較的シンプルですが、高級感のある重厚な造りとなっています。
古いモデルでは専用の箱がある場合が多く、それぞれが特徴的な外装をしています。
箱以外の附属品
附属品は箱のほかに、
- 保証書
- 保証書ケース
- 取り扱い説明書
- クロノメータータグ(赤タグ)
- プライスタグ(緑タグ)※国内正規販売店ではない場合が多い
- ベゼルカバー ※モデルによってなし
- その他冊子 ※モデル、年代によって異なる場合あり
などが付属されています。
これから時計を購入される際には、こういった附属品を保存されることをおすすめします。
付属の冊子は年代によって異なるため、それ自体にプレミアがついているものもあるため、捨てないよう気をつけましょう。
保証書やシールとは?
附属品の保証書、シールは日本市場で売る場合、直接価格に影響するため、必ず取っておきたいものの一つです。
保証書
保証書には「モデル番号(型番)」、「シリアル番号」、「購入日」、「商品の製造番号」が記載されており、ロレックスの正規品だという証明になります。
日本市場でロレックスを売る際には証明書のあるなしで価格が変わることもあり、非常に重要になってきます。
シール付き未使用品
シールとは、時計のフェイス、ガラス部分に傷汚れ防止で貼られている透明な「保護シール」のことです。
これがはがれていない状態は「シール付き未使用品」と呼ばれています。
モデルによるものの、シール付未使用品とシールなし未使用品では、2万~5万円(5%前後)ほど買取価格が変動します。
未使用品として売却を考えている場合は、シールをはがさないでおけば、価値が高まります。
附属品はささいなものに見えても、それ自体がロレックスの価値を高めるものが多いため、購入時の状態のまま保存しましょう。
ロレックス 価値が上がるもの【2022年版】これから資産価値が上がると期待できるロレックスとは?
2022年1月、ロレックスの価格改定により定価が値上げされました。これにより、中古市場相場も高まると予想されています。
例えば、ロレックス投資のなかでも代表的な存在といえるデイトナ。上記のデイトナ116520のほか、16520、116500、116506など、さまざまなモデルが資産価値を高めると期待できます。
人気の高いスポーツモデルであるサブマリーナーデイト16800、サブマリーナー16610、116610、126610なども有力です。
また、意外なところとしてミルガウスの価格高騰も予想されています。ミルガウスは耐磁性能のあるモデルで、磁気にさらされることの多い人に向けた時計として開発されました。秒針がオレンジ色の稲妻型であることが大きな特徴です。ユニークなロレックスの時計が欲しい人にも好まれています。ミルガウスの現行モデル廃版のうわさが流れていることから、価格がじわじわと上がってきているようです。現行モデルの116400GVの黒文字盤のほか、製造が終わった白文字盤など、気になる方はチェックしてみましょう。
ロレックス 価値が上がるものまとめ
ここまでご説明してきた、資産運用価値の高いロレックスのポイントをまとめます。
- 流通数の少ないモデル
- マイナーチェンジによる希少性の高いモデル
- 生産終了モデル(ディスコン)、コンディションの良いものは価格も高い
モデルの型番だけでなく、ご自身の持っているロレックスの製造年にも注目しましょう。
もしかして、査定に出した際に、思わぬ高値になる可能性があるかもしれません。
また、より高値で査定されるためには、
- 円安のときに売る
- 附属品はすべて取っておく(保証書は必ず保存・シールははがさない)
という点に注意することで、高価買取が期待できます。
ロレックスは種類やモデルが多く、知らず知らずのうちにレアロレックスを持っていたという話をよく聞きます。
査定は無料で時間もあまりかからない買取店も多く見られます。ご自身の持つロレックスの資産価値を調べる意味でも、興味があれば一度査定に出してみてはいかがでしょうか?
現在ブランド時計の買取相場が上がっています
写真を撮って送るだけ、店舗に行く前に買取金額が無料で分かります。