【2020年】ロレックスの相場動向は?暴落事例や今後の見通しをご紹介
2020年はコロナウイルスの流行を受け、ロレックスの相場は高騰と下落を繰り返していました。これからロレックスの買い取りを検討している方は、過去の暴落事例を知り、今後の売り時について考えておきましょう。
本記事では、2020年におけるロレックスの相場動向を詳しく解説します。暴落事例は今後の見通しを紹介するため、ぜひ参考にしてください。
2020年のロレックス相場はどんな状況?
ロレックスは世界的な人気と知名度から、景気が低迷しているなかでも売れ行きが好調なブランドです。もちろん、世界経済の動向によって価格の高騰・下落は常に発生しているものの、人気シリーズやモデルは定価の倍以上の価格で取引されるケースも珍しくありません。
コロナウイルスの影響を受け社会全体の景況感が悪化し、高級品に対する買い控えが起きたことで、ロレックスの相場は大きく下落しました。しかし、2020年3月にはコロナウイルスの影響から全ての工場をストップすると発表したことをきっかけに、価格が高騰し、話題を集めました。
2020年のロレックス相場をモデル別に紹介
こちらでは、2020年のロレックス相場をモデルごとにご紹介しましょう。
コスモグラフデイトナ
1963年に誕生したコスモグラフデイトナは、ロレックス唯一のクロノグラフモデルです。機能性の高さとスポーティーなデザインで人気を集めています。生産数が少なく、需要が高いことから、売却時にも高値で取引されます。
種類 | 定価価格 |
116500LN | ¥1,387,100(税込) |
116503 | ¥1,842,500(税込) |
116503G | ¥2,053,700(税込) |
116503NG | ¥2,053,700(税込) |
116508 | ¥3,873,100(税込) |
サブマリーナノンデイト
サブマリーナノンデイトは、ロレックスを代表するダイバーズウォッチです。飽きのこないシンプルなデザインと、比較的購入しやすい価格帯で人気を集めています。シンメトリーでシンプルなデザインは、幅広い年代の方に支持されています。
種類 | 定価価格 |
114060 | ¥832,700(税込) |
サブマリーナデイト
サブマリーナデイトは、サブマリーナノンデイトと同様、ロレックスのなかでも人気のダイバーズウォッチです。文字盤に日付が表示されるモデルがお好みの方におすすめのシリーズといえるでしょう。
種類 | 定価価格 |
116610LN | ¥943,800(税込) |
116610LV | ¥987,800(税込) |
116613LN(LB) | ¥1,487,200(税込) |
116618LN(LB) | ¥3,774,100(税込) |
116619LB | ¥4,062,300(税込) |
GMTマスターII
航空時計であるGMTマスターIIは、回転ベゼルとGMT針が24時間表示にされたシリーズです。複数の国の時刻を把握しやすいことから、パイロットや海外出張者を中心に人気を集めています。
種類 | 定価価格 |
126710BLNR | ¥943,800(税込) |
126710BLRO | ¥1,020,800(税込) |
116613LN(LB) | ¥1,020,800(税込) |
126711CHNR | ¥1,565,300(税込) |
126719BLRO | ¥4,050,200(税込) |
126719BLRO(メテオライト) | ¥4,228,400(税込) |
126719BLRO | ¥4,050,200(税込) |
シードゥエラー
シードゥエラーは、圧倒的な防水性と優れたデザイン性を誇るダイバーズウォッチです。ヘリウムエスケープバルブを採用しているため、水深100m以上でも問題なく使用できます。
種類 | 定価価格 |
126600 | ¥1,230,900(税込) |
126603 | ¥1,754,500(税込) |
ヨットマスター37
ヨットマスター37は、ロレックスのユニセックスモデルとして人気を集めています。暗闇でも見やすい仕様となっており、コンパクトなデザインと高い防水性が魅力です。
種類 | 定価価格 |
268622 | ¥1,387,100(税込) |
268621 | ¥1,754,500(税込) |
268625 | ¥2,453,000(税込) |
ヨットマスター40
ヨットマスター37よりもひと回り大きなサイズのヨットマスター40は、耐磁性や耐衝撃性に優れたシリーズです。高精度なクロノメーター認定のムーブメントを採用しており、安定した精度を誇ります。
種類 | 定価価格 |
126622 | ¥1,265,000(税込) |
126621 | ¥1,531,200(税込) |
126655 | ¥2,886,400(税込) |
126655(文字盤ダイヤ) | ¥4,996,200(税込) |
2020年ロレックスが暴落した事例
新型コロナウイルスが感染拡大した2020年1月下旬には、ロレックスの売買価格にも大きな影響を与えました。時計店の多くが営業自粛を進めるなか、ロレックスの販売価格の下落が加速したのです。
一方、スイスのロレックスは3月17日に全工場の操業をストップすると宣言したことを受け、ロレックスのみならず、スイス時計業界に大きな打撃を与えました。
ロレックスの相場が高騰・下落を繰り返す理由
ロレックスだけでなく、ブランド品の買取相場は、主に次の2つの要素が大きく関係しています。
- 需要と供給
- 為替相場
ロレックスの多くのモデルは、年々需要過多傾向にあります。特に、カジュアルで無骨なデザインが魅力のスポーツモデルの新作は人気です。正規取扱店では一般の顧客層では入手困難なほど供給が追い付いておらず、並行輸入店で購入する必要があります。
並行輸入店では、正規店とは異なり店舗独自で価格設定ができるため、定価以上の価格で取引が基本となることが買取相場の高騰につながっているのです。
さらに、ロレックスは海外ブランドであるため、為替相場も大きく影響しています。近年の円安情勢によって、日本国内におけるロレックスは大きく値を上げているのです。
その他にも、新作発表に伴う旧型モデルの販売停止によって買取相場が高騰することも大きな要因と考えられます。廃盤となるモデルの需要が一時的に高まるため、買取相場も自動的に高騰してしまうのです。
ロレックス相場は今後どう変化する?
ロレックスは、ここ数年毎年のように価格改定を実施しています。
消費税が10%に引き上げられた2019年10月に平均1%程度、その数カ月後の2020年1月には、モデルによってばらつきがあるものの2~5%。そして2023年9月、2024年1月と続いて10%ずつ値上げされるなど、価格改定の波が止まりません。
新型コロナウイルスの流行の影響もあって、一部の店舗では「事前来店予約制」や購入する際に個数制限が設けられるなど、以前のように購入しづらくなりました。素材価格の高騰や円安の影響もあり、今後もロレックスの中古・並行市場での販売価格は、波はあるものの高い水準で推移していくでしょう。
まとめ
ロレックスは、毎年のように価格改定が行われており、今後も中古市場の価格が高騰すると予想されています。お手持ちのロレックスを高値で売却したい場合は、円安の今のタイミングで手放すことを検討しましょう。
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