時計ケースの選び方！種類やチェックすべきポイントを解説
大切な腕時計をホコリや衝撃から守るには、ケースの用意がおすすめです。腕時計ケースのメリットや選び方、種類などについて解説します。
高級腕時計を持ち運ぶならケースは必須
ケースの役割は、衝撃などから腕時計を守ることにあります。腕時計の内部は非常に精密な機械で溢れています。落としたりぶつけたりしてしまうと、故障の原因になるでしょう。修理が必要となれば、大きな出費です。特に、腕時計を自宅から持ち出すような際には必須のアイテムとも言えるでしょう。
高級時計の保管にもケースは大切
特に家から持ち出さないという場合にも、ケースがあれば安心です。引き出しや箱に入れての保管は、他の物との接触につながるケースも考えられます。特に高級時計の場合はちょっとした傷であっても価値に大きな影響を与えるので、専用のケースで保管するようにしましょう。
腕時計ケースを選ぶ際のチェックポイント
ケースを選ぶ際にもっとも重要なのは、収納した腕時計をしっかり保護してくれるかどうかです。加えて、以下のようなチェックポイントを踏まえておくと、購入後の満足感が高まります。
デザイン
最初にチェックしたいのはやはりデザイン。高級時計を入れるのであれば、ケースもそれなりに豪華なものを用意したくなるものです。お部屋にコレクションとして飾りたいという場合も、デザインの優先度は高くなるでしょう。
逆に、普段使いの時計を収納する場所が欲しい方や、インテリア的な要素を重視していないのであれば、そこまで華美なものはいりません。それよりも、しっかり時計を保護してくれるかに重点を置くのが大切です。
収納本数
腕時計を複数本持っている方であれば、収納本数のチェックもお忘れなく。今後買い足すという場合には、ある程度余裕を持ったサイズにするのもおすすめです。
なお、シングルタイプのケースでサイズが大きいものなら、腕時計を2本程度まで収納することもできます。しかし、仕切りがないと互いにぶつかり合ってしまい傷が付いてしまう可能性も。基本的には、ケースは決められた本数のみで使うようにしましょう。
天板部の素材
デザインにも係りますが、ケースの素材についてもチェックをしてみましょう。たとえば、木製の天板でできているものはシックな雰囲気が魅力です。一方、プラスチックなどの素材は少し安価な印象になるかもしれません。好みではありますが、手触りなども含め気に入るものを探しましょう。
また、機械式の腕時計の場合は、アルミケースを選ぶと磁気の影響を軽減できます。その他、ソーラー充電式の腕時計の場合には、天板が太陽光を通す素材のケースを選ぶのがおすすめです。ガラスやアクリルなどが使われたものを探してみましょう。
腕時計ケースの種類
腕時計のケースにはさまざまな形状のものがありますが、大きく以下の3つに分けられます。
| 携帯ケース | 腕時計が1本程度入るサイズのケース。コンパクトなので、カバンに入れてもかさばりません。なお、大きめの腕時計（ビッグフェイス）をお持ちの場合は、サイズに注意してください。一般的なものより幅広で深みのあるものを選びましょう。 |
|---|---|
| コレクションケース | 仕切りや内張りがケース内に設けられているタイプのケース。複数の腕時計を並べられるのが特徴です。自慢の時計をインテリア的に飾りたいという場合にはぴったり。また、ロック機能を持つ防犯性に優れたものもあります。 |
| スタンドケース | 普段使いの腕時計を保管する場所としてケースを用意するのなら、スタンドタイプもおすすめです。コンパクトなので置き場所にも困りません。ベッドサイドや玄関などに置くと便利です。 |
ニトリや100均の腕時計ケースはダメ？
「腕時計ケースがほしいけど、あまりお金をかけたくない」という方にとって、ケース選びは難しい問題のひとつかもしれません。しかし、見た目やステータスにとらわれず、本来の目的である“時計を守る”という点で考えるのであれば、機能さえ不足していなければ値段は関係ないでしょう。
たとえば、大手家具メーカーのニトリでは、非常にリーズナブルな腕時計ケースが販売されています。見た目もそこまでチープではありませんし、保護性能も十分。それでいて、価格は数千円です。
また、一部の100均でも最近は腕時計ケースが売られているようですが、これも考え方は同じです。あくまでも腕時計を外部から守るという意味では。優れた商品と言えるでしょう。
まとめ
腕時計ケースにはさまざまな種類やモデルがありますが、すべてに共通しているのは“衝撃から時計を守る”という役割です。その条件をしっかり満たしているのであれば、あとは用途と見た目で選んでおけば問題はありません。ご自身にとって使い勝手のよい腕時計ケースを探してみましょう。
