ロレックスのシードゥエラー16600とは?定価と買取価格まで解説!
世界的に有名な高級時計ブランド・ロレックスのシードゥエラー16600は、現在は販売が終了されているものの、依然として人気を誇るシードゥエラーの代表的なモデルです。売却のために現在の買取価格の相場を知りたいと考えていらっしゃいませんか?
ここではシードゥエラー16600の特徴やマイナーチェンジについて言及した上で、定価と買取価格の相場について解説します。
ロレックスのシードゥエラー16600とは
ロレックスのシードゥエラー16600は、サブマリーナの上位モデルであるシードゥエラーにおけるラインアップの一つとして数えられています。1991年頃から2008年頃に渡って発売された、第3世代モデルです。ヘリウムエスケープバルブを備え、防水性能は水深1,200mを誇ります。
現行のモデルと異なる点として、ベゼルのメモリが挙げられます。サブマリーナのように、15分までしか分刻みのメモリがない点が特徴です。しかし、サブマリーナと違ってサイクロップレンズは搭載されていません。
未使用品・中古品を問わず、高値で取引されており、特にここ数年は人気から価格が高騰しています。
前モデルのシードゥエラー16660との違い
前モデルであるシードゥエラー16660とシードゥエラー16600に大きな違いはなく、基本的なデザインとスペックを継承しつつ、パーツごとにブラッシュアップが行われました。
最大の違いは、内部で時間を計測し、針や日付表示を動かす機関であるムーブメントがCal.3035からCal.3135になったこと。これにより、ムーブメントの心臓部としての役割を果たすテンプの受けが、シングルブリッジからツインブリッジに変わり、安定性が改良されています。
また、テンプのあがき調整が0.01mm単位で行えるようになったことで、メンテナンスを怠らなければ機能を持続できるようにもなりました。
シードゥエラー16600のマイナーチェンジ
シードゥエラー16600は、1991年頃から2008年頃までの約17年間に渡る販売期間で、何度かマイナーチェンジを経ています。そのため、同じシードゥエラー16600であっても、微妙に異なる特徴を持つようになりました。
エクステンションリンクの変更
1998年頃に行われたマイナーチェンジが、ブレスレットの長さを調節するエクステンションリンクの変更です。スライド部分が板状からコマ状に変化したことで、堅牢性が上がりました。
夜光塗料の変更
エクステンションリンクの変更と同じく、1998年頃に行われたマイナーチェンジが夜光塗料の変更です。放射性物質を含む発光塗料であるトリチウムは、製造時における人体への影響が憂慮されたことにより、使われる夜光塗料は蓄光塗料のスーパールミノバに変わりました。
シードゥエラー16600の定価の推移
シードゥエラー16600は販売当初から2000年に入ってから数年が過ぎるまでは、多少の値上げはあってもせいぜい数万円程度の値上げで、50万円台前半の定価を維持していました。しかし、販売終了間際の2007年には、60万円を超えた価格となりました。
ロレックスの公式サイトによると、シードゥエラーの現行モデルである126600と126603の希望小売価格はそれぞれ1,911,800円、2,621,300円となっています。ロレックスの価格が高騰している現在からみると、当時の定価は安価だったと言えます。
シードゥエラー16600の買取価格の相場
シードゥエラー16600の買取価格は、以前は30万円台で取引をされていたこともありますが、現在ではその比にならないほど高額となっています。2020年頃には60万円から80万円程度の価格になり、現在は110万円から130万円程度の価格が相場です。
大幅な買取価格の上昇を見せているシードゥエラー16600ですが、一方でロレックスの一部のモデルは中国の経済状況の影響から価格が下落しています。今後も買取価格の上昇が続くかどうかは、世界情勢次第と言えるでしょう。
シードゥエラー16600の高額買取を実現したいなら「なんぼや」へ
シードゥエラー16600は1991年頃から2008年頃まで販売されていたモデルであり、当時の定価は50万円から60万円程度でした。
しかし、販売終了後の買取価格は右肩上がりに上昇しており、現在の相場は110万円から130万円程度になっています。買取価格が高額であるうちの売却をご検討であれば、ぜひ「なんぼや」にご相談ください。