ロレックスデイトナの金無垢モデルとは？ 種類と魅力を紹介
バーゼルワールド2016で世界中から人気を集めたロレックスコスモグラフデイトナ116500LN。旧モデルのスペックを受け継ぎつつ、ロレックスが開発したセラクロムベゼルを装備し、これまでのデイトナが持つスタイリッシュさや高級感をさらに高めるものとなりました。
この記事では、発売から約8年経った今でも人気のモデルである116500LNの定価やスペック、特徴についてご紹介します。
116500LNの定価は？
116500LNの定価は約176万円です。発売当初の定価は約127万円でしたが、2019年からたびたび価格改定が行われています。
デイトナ第六世代として人気を博していたなか、2023年に生産が終了。今後さらに市場価値が高まる可能性があります。
フルモデルチェンジされ発売となったデイトナの現行モデル126500LNの定価は、約217万円です。
116500LNのスペックとは？
116500LNのスペックは次のとおりです。
| コスモグラフデイトナ | |
| 型番 | 116500LN |
| タイプ | メンズ |
| ムーブメント | 自動巻き |
| 材質 | ステンレス・セラミック |
| 夜光素材 | クロマライト |
| 風防素材 | サファイアガラス |
| 文字盤カラー | ブラック・ホワイト |
| バンドタイプ | ブレス |
| ケースサイズ | 約40mm |
| ケース厚 | 約13mm |
| 重量 | 約140g |
| 機能 | タキメーターベゼル・クロノグラフ |
| 防水性能 | 100m |
| パワーリザーブ | 約72時間 |
116500LNの特徴と魅力とは？
116500LNの特徴は、ロレックスの独自技術によるセラクロムベゼルを採用していることです。セラミックならではの強みを活かしつつ、デイトナならではの高級感や光沢感を再現しています。
また、ひとつ前のモデル116520にも使われた完全自社製のムーブメントであるCal. 4130を搭載。Cal. 4030の欠点をカバーした高精度のムーブメントです。
この二つの特徴から、116500LNの魅力を詳しく見ていきましょう。
セラクロムベゼルの採用
セラクロムはロレックスが独自に開発したセラミック素材で、通常のセラミックにはない光沢感が持ち味です。
セラミックは耐衝撃性・耐傷性・防錆性に優れており、紫外線による変色を防ぐといった特徴があります。
一方でカジュアルな装いになることから、ロレックス独自の技術でプラチナコーティングを施し、デイトナらしい高級感と光沢感を再現したベゼルとなりました。
完全自社製のムーブメントCal.4130を搭載
完全自社製のムーブメントCal. 4130は、16520まで搭載されていたCal. 4030を大幅に改良したクロノグラフ機です。
Cal. 4030はゼニス社のエル・プリメロをベースとし、28,800／毎時の振動数で高い耐久性を実現しました。高精度ではあるものの、やや肉厚で部品数も多く、製造工程が複雑という特徴があります。
そこでCal. 4130はクロノグラフ機構の部品数を60％減らし、積算計の稼働などに影響するパーツは裏蓋に収まるサイズに変更されました。
さらに、パワーリザーブは52時間から72時間まで延長され、これまでの精度や耐久性に加えて実用性も兼ね備えたムーブメントになっています。
ブラックとホワイトはどちらが人気？
116500LNはブラックとホワイトの2色がありますが、パンダダイヤル仕様であるホワイトが人気です。買取価格もホワイトのほうが高い傾向にあり、ブラックよりも100万円近く高く取引されることもあります。
116500LNの価格が高騰している理由とは？
中古市場において、116500LNは定価よりもはるかに高い価格で取引されています。需要が高いことや流通数が少ないことなどが、価格高騰の原因です。
もともとデイトナ自体需要が高く、デザイン性と実用性を備えた116500LNは、世界的に人気の高級時計となりました。資産価値が高いため、趣味で購入するのではなく資産として手に入れたい人も増加傾向です。
また、発売から7年で生産が終了し流通数は需要に追い付いていません。廃盤となったモデルは希少性が高まり、取引価格も上昇する傾向にあるため、高騰は必至といえます。
116500LNをより高く売るには？
生産終了となった今でも世界的に人気の116500LN。使用状態に限らず需要がありますが、できるだけ高く売るためには次の3点をおさえておきましょう。
- 付属品をまとめて売る
- きれいな状態で売る
- 売却のタイミングを逃さない
1. 付属品をまとめて売る
高く売るためには、付属品を揃えておくことが大切です。時計本体に限らず付属品にも価値があり、付属品の有無は査定に影響します。とくにギャランティカードや保証書は正規品の証明になるものなので、査定に出すのと出さないのとでは買取価格が変わります。
もちろん説明書・箱・予備のコマなども価値があるため、購入時の付属品はまとめて売りましょう。
2. きれいな状態で売る
売りに出すときは、きれいな状態にすることも重要です。やわらかいクロスなどを使って、時計を傷つけないよう優しく手入れをしましょう。
擦る・磨く・アルコールスプレーを使う・洗剤を使うといった方法はかえって時計を傷めてしまうこともあるため、おすすめできません。
3. 売却のタイミングを逃さない
為替の値動きにも注意しながら売却のタイミングを逃さないことも、高価買取につながるポイントです。円安傾向にあるとき・クリスマスやボーナス前など買取を強化したときなどは高く売れる可能性があるので、よくチェックしておきましょう。
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ロレックスコスモグラフデイトナ116500LNは、中古市場では定価をはるかに上回る価格で取引されています。
資産価値が高く、時計好きの人に限らず資産として手に入れたいという人も大勢いるほど、世界的に需要が高い人気の腕時計です。2023年に廃盤となったことから希少価値も高まっています。
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