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ロレックス「デイトナ」の革新たるムーブメント進化の歩み

ロレックス「デイトナ」の革新たるムーブメント進化の歩み

技術力の高さから常に時計業界をけん引するロレックス
数あるモデルの中でも特にデイトナに力を入れ、クロノグラフムーブメントにおいて、現在では「Cal.4130」が搭載されていますが、「Cal.72B」「Cal.722-1」「Cal.727」「Cal.4030」「Cal.4130」と、これまでに計5回もの改良・変更を行ってきました。

どれも開発した当時は最高レベルのムーブメントとして注目され、精度・耐久性・実用性が向上してきました。
ロレックス社の技術力を結集して開発されたこれら5つのムーブメント。それぞれの特徴や変更点など、対応モデルと合わせて一挙にご紹介します。

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ムーブメントとは?

ムーブメントとは、時計の内部にある機器のことを指し、主に時計の針や日付表示を動かす部分になります。時計の動力源にもなり、車でいうエンジン部分になるため、時計にとって非常に大事な部分といえます。ムーブメントは「キャリバー」とも呼ばれており、デイトナなどの型番を表す際に使われる「Cal.」はこのキャリバーからきています。

機械式とクォーツ式

時計のムーブメントはゼンマイを使って動く「機械式」と水晶を使って動く「クォーツ式」に大きく分けられ、機械式はゼンマイを巻き上げ、クォーツ式は電池を使って針や日付表示を動かします。

機械式はゼンマイを巻き上げれば半永久的に動き続けるのが特徴で、ローターが回ることで自動でゼンマイが巻き上がる「自動巻き」と手動でゼンマイを巻き上げる「手巻き」があります。ロレックスの時計はこの「機械式」がメインになります。クォーツ式は時間の精度が狂いにくいことが特徴になっていますが、電池残量が有限になっているため、「機械式」よりも寿命が短くなっています。ロレックスにも「オイスタークォーツ」と呼ばれるクォーツ式のモデルがいくつかあります。

ちなみに世界初の機械式時計は1904年のカルティエの「サントス」。世界初のクォーツ式時計は1969年のセイコーの時計といわれています。

ロレックスのムーブメントの特徴

時計はあらゆる精密部品を組み合わせて製作されているため、ゼンマイなどの部品1つ1つを複数の他社メーカーから取り揃えているのが通常になります。ロレックスはこのムーブメントを完全自社で開発をしているのが大きな特徴になります。他社にはない独自性を追求したロレックスのムーブメントは「精度」と「耐久性」に優れており、これがロレックスのブランド力と信頼に結び付いています。ロレックスのゼンマイには「巻き上げヒゲ」と呼ばれる高い精度を生み出す特別なものを利用しています。さらに、「フリースプラング」と呼ばれるゼンマイに直接触れずに動力を生み出す調速機を採用しており、これにより、時間の精度が狂いにくくなっています。

デイトナのムーブメントの特徴

モータースポーツでの使用を念頭に置いたプロフェッショナルモデルとして開発された「コスモグラフデイトナ」。このデイトナのムーブメントの最大の特徴が「クロノグラフ」になります。「クロノグラフ」とは時間を計測する=タイムストップの機能を持つ時計のことを指します。通常の時計の時針・分針・秒針の3つの針以外に、経過時間表示用の「積算計」が搭載されています。時間経過を測るという機能は今でこそありふれていますが、当時は腕時計にこのような複雑な機構を盛り込むことはとても難しいことでした。

また、「クロノグラフ」だけでなく、1kmを走行したタイミングで平均時速を計算する「タキメーター」もデイトナのムーブメントの特徴になっています。どちらの機能もレーサーが使うことを想定しており、このプロフェッショナルな時計に多くの人が魅了されました。

2015年には「Cal.3255」という新たなムーブメントが世に出され、これまでの倍の精度をキープし、時計の心臓部分の振動子はこれまでの10倍の耐衝撃性をクリアしています。値段が高くてもロレックスが世界中で人気なのは一生使える時計だからといえるでしょう。

バルジュ―社製Cal.72のリファイン版「Cal.72B」

1960年前半~1960年中頃に製造されたデイトナの初期モデルRef.6238に搭載されているCal.72B。バルジュ―社のCal.72をベースにロレックスが独自改良を行い、テンプ耐震装置に「キフショック」、調整機構に「マイクロステラスクリュー」を搭載。
この時代においてCal.72は世界屈指の品質を持つムーブメントで、さらにこのCal.72の構造を基盤として、改良に改良を重ね、後に多くの革新的ムーブメントが開発されました。

Cal.72Bにさらなる機能を備えた「Cal.722-1」

ロレックスはさらなる品質の向上を図るために、Cal.72Bに12時間計を稼働させるパーツの動力源となるバネのコンベアースプリングを新たに採用したCal.722-1を開発。
これは同時期に製造されたRef.6238のマイナーチェンジ機種、Ref.6239Ref.6240(一部)、Ref.6241に搭載されました。

Cal.72B、Cal.722-1の高い品質は初代コスモグラフ・デイトナを支える存在として、また後に開発される最高のクロノグラフムーブメントの呼び声が高いCal.727の基盤になるなど、デイトナの歴史において非常に大切で価値のあるムーブメントです。

傑作ムーブメントと誉れ高い「Cal.727」

1960年代中頃~1980年代後半まで約20年の間、採用され続けた傑作クロノグラフムーブメントCal.727。
Cal.72B・Cal.722-1を基盤に、テンプ耐震装置に当時としては最新の「キフ・ウルトラフレックス」、テンプを小型化することで従来の5振動(18000 /h)から、6振動(21600/h)へと振動数が増え精度が格段にアップしました。

これにより、当時では他を圧倒的にしのぐほどの品質を誇り、“最高のクロノグラフムーブメント”として現在まで語り継がれることとなります。
なお、Cal.727はデイトナの第2世代モデルであるRef6262Ref.6264、第3世代であるRef.6263Ref.6265

などに搭載されました。

ゼニス社の最高傑作エル・プリメロを改良した「Cal.4030」

1980年代後半~2000年頃にかけて製造された長寿モデルRef.16520
に搭載されたCal.4030。Cal.727を超えるクロノグラフムーブメントとして高い評価を受けていた、ゼニス社の最高傑作エル・プリメロをさらに改良して作られたCal.4030は自動巻きであり、デイトナはCal.4030を境に手巻きから自動巻きへと変更されました。

エル・プリメロからの改良点は振動数で、36000/hから28800/hに落とすことで高い耐久性を獲得。他にも、テンプを大型化し、マイクロステラスクリューからマイクロステラナットに変更することでさらなる精度を獲得。さらに、テンプ内側にあるアームの数を2本から4本に変更、高い耐久性を持つゼンマイに変更するなど、精度・耐久性ともに格段にアップしました。

これにより、スイスクロノメーター検定協会(COS)の公認クロノメーターを取得。当時のロレックスは自社製の自動巻クロノグラフムーブメントの開発に取り組んでいたものの、まだまだ発展途上であったため、エル・プリメロに改良を加えて世に送り出したわけですが、それでもゼニス社の最高傑作言われるエル・プリメロに多くの改良を加えて精度・耐久性を飛躍的に向上させたロレックスの技術力は、目を見張るものがあります。

独自開発を果たした自動巻きムーブメント「Cal.4130」

ロレックスは、2000年に念願の完全自社製クロノグラフムーブメントCal.4130の開発に成功。

前ムーブメントであるCal.4030は精度・耐久性・堅牢性に優れていたものの大径・肉厚でした。その欠点を改良すべく、クロノグラフ機構の部品数を60%削減し、クロノグラフ針や30分清算計、12時間清算計の稼働に影響するパーツを裏蓋側に収め小型化を図り、さらに駆動配列を簡素化し伝達の効率化を図り、メンテナンス性が格段に向上。

他にも、パワーリザーブがそれまでの52時間から72時間に増え、さらにハック機能が搭載されるなど、様々な改良を加え、従来の精度・耐久性・堅牢性を失わず、実用性に特化したムーブメントを完成させました。

2007年には磁力の影響を抑えるためにひげゼンマイに従来のパラクロムからブルーパラクロムに変更し、ロレックスはさらなる進化のため、自社製クロノグラフムーブメントの開発に取り組み続けています。

このように、ロレックスは社の技術力を結集させ、常に時代の最先端をいく最高品質のクロノグラフムーブメントを世に送り出してきました。
デイトナが時計ファンの間で爆発的な人気を集めるゆえん、それはクロノグラフムーブメントの品質によるものなのです。

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