ランゲ&ゾーネサクソニア・フラッハ Ref.201.033の相場は上昇傾向、売り時について解説
サクソニア・フラッハは、ランゲ＆ゾーネ初となる二針のドレスウォッチです。ランゲ＆ゾーネのアイコンモデルとも言える腕時計であり、1994年の発売以来多くのファンを集めてきました。2011年のSIHHで発表されたサクソニア・フラッハは比較的新しいモデルではありますが、随所にブランドのこだわりを感じられるのが魅力です。
もっとも特徴的なのが、暑さわずか5.9mmのケース。ランゲ＆ゾーネの時計のなかでは、もっとも薄型のモデルです。ローズゴールドのケース内には厚みわずか2.9㎜の手巻き「キャリバーL093.1」が搭載され同社の高度な技術が詰め込まれています。
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ランゲ&ゾーネ サクソニア・フラッハの相場は上昇中
サクソニア・フラッハの2020年頃の買取相場は100万円前後でした。しかし、2023年現在の買取相場は165万円前後と、2年の間で60万円の相場上昇を見せています。通常、高級時計の相場上昇は需要の高まりや為替の変動などが理由です。一方、今回のサクソニア・フラッハの値動きは、2022年5月と10月に行われた価格改定が要因とされます。
定価値上げの対象となったのはランゲ＆ゾーネの全モデルで、全体として10〜15%の大幅値上げが行われました。サクソニア・フラッハは元の定価が2,178,000円だったのに対し、改定価格後（10月）は2,794,000円と、約62万円の値上げが行われています。つまり、定価が上がったのでそれに合わせて中古市場の価格もそれに追従したと考えられます。
ランゲ&ゾーネ 12月前は売却のチャンス
時計業界にとって12月は最大の繁忙期です。理由はボーナスの支給に加え、クリスマスによるプレゼント需要の高まりにあります。現在価格が高騰しているサクソニア・フラッハを売却するのであれば、このタイミングは良い判断と言えそうです。
また、サクソニア・フラッハは非常にシンプルで洗練されたデザインが特徴です。こうしたモデルは時期や人を選ばないため需要が安定しやすく、値崩れが起こりにくい傾向にあります。12月前のタイミングを逃したとして、基本的には高価買取が期待できるでしょう。
ランゲ&ゾーネ サクソニア・フラッハの高価買取ポイント
ランゲ＆ゾーネ全般に言えることですが、第一にチェックしたいのはギャランティーカードや箱などの付属品です。とくに保証書は大きな付加価値となるため、買取に出す際は必ず持参してください。
そのほか、動作に不具合がないかや、外装の状態なども評価に大きく関わります。とは言え、修理やメンテナンスによって解消できる部分もあるため、故障や傷があるから買取が不可になるわけではありません。まずは一度、査定に出してみることをおすすめします。
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