高級時計が壊れるリスクを高める悪習慣。操作禁止の「ある時間」とは?
高級時計を長く使い続けるために、故障トラブルは避けたいところです。
大切に使っているつもりでも、日常生活の中の何げない習慣が、時計の故障に結び付いてしまう可能性があります。
大切に扱うために、できれば避けたい悪習慣とともに、その中でも特に注意が必要な「ある時間に特定の操作を行いますと、壊れる可能性が高まる」という点について紹介します。
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高級時計、故障につながる悪習慣5つ
高級時計は、使い方を誤りますと、寿命を迎えるよりもはるかに早い段階で壊れてしまいます。
高級時計を購入したら、正しい使い方とともに「やってはいけないこと」についても頭に入れておきましょう。
高級時計を使う際に、故障につながる悪習慣は以下の5つです。
- 身につけたまま入浴やシャワーをする
- 強い磁気を発するものと一緒に保管する
- 時計の針を大幅に逆走させる
- クロノグラフなど、過度に活用し過ぎる
- 夜中にカレンダー変更操作を行う
いくら耐水性能が高い時計であっても、日常的にぬらしていると内部に水が浸入するリスクも高くなります。
また「水」への耐性は高くても、「お湯」に対しては同様の性能を発揮できない可能性があります。
水よりも温度の悪影響を受けてしまうことも、頭に入れておきましょう。
磁気を発するアイテムとしては、各種マグネットのほか、スマートフォンや肩こり用磁気ネックレスなどが挙げられます。これらは日常生活の中でも身近な品物ですから、過度に近づけすぎないようにしてください。
時計の針を大幅に逆走させたり、時計の機能を過度に活用し過ぎたりしますと、内部のムーブメントへの負担も大きくなってしまいます。「適度」を意識して活用すると良いでしょう。
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高級時計が壊れるリスク あまり知られていない「操作禁止時間帯」
先ほど挙げた項目の中でも、最も知られていないのが「夜中にカレンダー変更を行う」という項目です。
時計の内部の仕組みを、外から見ることは不可能ですから、「なぜそれがいけないのか?」と疑問を抱く方も多いことでしょう。
カレンダー機能がついた時計の場合、時計の内部には、自動でカレンダーを動かすためのムーブメントが搭載されています。
このときに使われるのが「日付ディスク」と「専用のツメ」の2つの部品です。ツメがディスクに引っかかることで、表示が切り替わる、というわけですね。
夜中の12時へと近づくと、日付ディスクとツメの距離は非常に近くなります。
このときに人的な力を加えてカレンダー操作を行いますと、ツメにかかる負担が非常に大きくなってしまい、故障につながりやすいというわけです。
高級時計が壊れるリスク 具体的な操作禁止時間帯とは?
ここで気になるのが、「操作禁止の『ある時間』とは、具体的に何時から何時までなのか」という点です。
どのような時間帯を避けるべきなのは、メーカーやモデルによっても記載が異なっています。
内部のムーブメントはそれぞれで異なっていますから、それも当然のことだと言えるでしょう。
とはいえほとんどの時計では、20時から翌朝4時頃がカレンダー機能操作禁止時間帯としています。
こちらの情報をきちんと認識しておくことで、高級時計が壊れるリスクを下げることができます。
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高級時計が壊れるリスク どうしてもカレンダー操作を行いたいときには
操作禁止時間帯に、どうしてもカレンダー操作を行う必要があるときには、まず時計の針を動かしましょう。
操作禁止時間帯とは、あくまでも「時計の針がさしている時刻」を指していますから、まず時計の針の場所を変更すれば、操作しても問題はありません。
操作禁止時間帯として指定されている時刻は、忙しい毎日を過ごしている方にとって、落ち着いて時計と向き合える貴重な時間でもあります。
カレンダー機能変更の前には、必ず時計の針の位置をチェックするという習慣を加えるだけで、安心・安全に作業をすることができるでしょう。
高級時計が壊れるリスク 知らないまま、故障トラブルに遭遇する方も
時計に悪影響を与える習慣について知らないまま、ただ何となく使い、せっかくの高級時計を故障させてしまう方は少なくありません。
高級時計は故障しても、きちんとしたメーカーフォローを受けられるという特徴があります。たとえ不具合が生じても、軽微なものであれば元通りに修理してもらえるかもしれません。
しかし修理には時間も手間も、そしてコストもかかりますから、できれば避けたいところです。
大切な時計を長く愛用していくためにも、また高級時計ならではの資産価値を落とさないためにも、禁止事項についてきちんと知っておきましょう。
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