ロレックスエクスプローラー1とは? 歴代モデルのスペックを紹介
ロレックスのさまざまな製品のなかでも、探検家たちのためにと機能やデザインを考えて設計されたのが「エクスプローラー1」。誕生以来モデルチェンジを繰り返しながら、現在まで愛され続けています。これまでのエクスプローラー1の歴史を振り返っていきましょう。
エクスプローラー1とは?
ロレックスのエクスプローラー1は、暗く昼夜の見分けもつかない未開の地へ足を踏み入れる、世界中の探検家のために開発されたモデルです。
1953年、世界で初めて人類がエベレストに登頂したという歴史的な偉業に敬意を表して発売され、過酷な環境に耐えながら正確に時を刻み、表示するというタフさを備えています。
エクスプローラー1の歴代モデルを紹介
ここからは、エクスプローラー1の歴代モデルを見ていきましょう。
1950年代|6350
1953年、「エクスプローラーの初代」との呼び声の高い「Ref.6350」が誕生しました。ムーブメントはセミバブルバックのCal.A296、自動巻き(一方向のみ)のクロノメーターを有し、発売期間はわずか1年と短命ながら、さまざまなバリエーションのモデルが存在しています。
ダイヤルは「ハニカムダイヤル」と「ミラーダイヤル」の2パターン、時分針はベンツ針・注射針・ペンシル針など、ブレスレットは革バンドやドレスブレスなどと、デザインに試行錯誤したことがうかがえます。
1960年代|1016
1960年代~1988年頃までの長きにわたって製造されたのが「Ref.1016」。20年以上という長期の間にディテール変更なども行われ、ムーブメントにはCal.1560またはCal.1570を搭載。
デザインは、ミラーダイヤルとミニッツサークルを備えた「MMダイヤル」のタイプから、ミラーダイヤルのみのものになり、マットなものに変わるなどの変貌も遂げました。
1990年代|14270
1990年代~2001年頃まで発売されていた「Ref.14270」。某ドラマで主演男優が着けていたことから、一躍人気が高まったとされます。なお、多くのタイプで夜光塗料にトリチウムが使われており、経年により光らなくなることを懸念する専門家もいるようです。
2000年代|114270
2000年代に登場し、2010年頃まで製造されたのが次世代の「Ref.114270」です。先代を踏襲しつつ、サファイアクリスタルガラスに王冠マークがレーザーでエッチング加工されました。夜光塗料には、緑色に光る「ルミノバ」が使用されています。
2010年代|214270
2010年代を生きた「Ref.214270」は、エクスプローラー1初の39mmケースが大きな特徴です。「EXPLORER」の表記も、これまでの12時の位置から6時の位置に変更されました。
2020年代|124270
2021年に発売された「Ref.124270」は、Cal.3230を搭載し、パワーリザーブが約70時間と、これまでの約48時間に比べて飛躍的に向上しました。ケースサイズは前々世代(Ref.114270)と同じ36mmに戻り、デザインのディテールも似ていると考察されています。
現行モデル|224270
2023年発売の現行モデルである「Ref.224270」は、ケースサイズが過去最大の40mmに。さらに、インデックスにクロマライトを使用し、長時間発光も可能なため、明るい場所でも暗い場所でも腕元で存在感を放ちます。
エクスプローラー1の資産価値は?
ここまで、エクスプローラー1の歴代モデルを振り返ってきました。頑丈なつくりとシンプルなデザインで安定した人気を誇るエクスプローラー1は、資産価値も高く、中古市場でも需要が高めのモデルです。
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エクスプローラー1の歴代モデルは、さまざまなデザインや仕様の変更を繰り返して現代へと受け継がれてきました。資産価値も比較的高いため、お手元にある歴代エクスプローラー1の売却をお考えの方は、まずは一度「なんぼや」にご相談ください。