高級時計は毎日のお手入れで輝きを~お手入れの方法と注意点
高級時計を所有したら、「いつまでも新品同様のピカピカの状態をキープしたい!」と考える方も多いことでしょう。外装の美しさだけではなく、時計内部の異変を予防・早期発見するためにも、日々の手入れは重要なポイントとなります。
とはいえ、初めて高級時計を手にした場合、「どんな手入れが必要なのか」と悩む方も多いはずです。
そこで今回は、高級時計との生活をより一層楽しむため、自分でできる手入れ方法を教えます。どれもちょっとした時間でできるものばかりですから、ぜひ実践してみてください。
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高級時計、「メンテナンスはプロにお任せ」はNG
長く使い続けられるイメージも強い高級時計ですが、適切なメンテナンスを行わないとすぐに寿命を迎えてしまいます。故障まではいかなくても、見た目の劣化は避けられないでしょう。
思い切って高級時計を購入したあとは、定期的なメンテナンスについてもきちんと習慣化しておきたいところです。
高級時計のメンテナンスとしては、以下の2つの種類が挙げられます。
・毎日の使用後に自分でできる手入れ
・数年に1度のオーバーホールなど、プロによるメンテナンス
プロによるメンテナンスは、時計の内部を良好に保つために必要なポイントです。
しかし見た目の美しさをキープするためには、自分でできる手入れが重要な意味を持つのです。
「高級時計のメンテナンス」=「プロが行うオーバーホールや各種調整」という認識を持っていますと、美しい見た目が短期間で損なわれてしまう可能性も高いでしょう。
毎日の手入れは「磨き」が基本
では高級時計の毎日の手入れには、どのような作業が含まれるのでしょうか。
・ケースや風防を磨く
・ブレスレットやケースの隙間など、細かい部分に入り込んだ汚れを取り除く
・回転ベゼルやリューズなどを動かし、チェックする
自分でできる手入れにはこれらの項目がありますが、中でも重要なのが1つ目の「磨く」という作業です。
日常生活の中で付着した小さな汚れやゴミのほとんどは、この「磨く」という作業の中で除去できます。また人間の汗や皮脂は、時計のケースやブレスレットの大きな負担を与えます。
放置すると皮脂汚れでくすんだ印象になってしまったり、サビの原因になってしまったりするので、できるだけ早い段階で磨いて除去する必要があるでしょう。
まずは手入れアイテムをそろえて
毎日の手入れで時計を磨くときには、専用のアイテムを用意しておくと便利です。
時計を傷つけず、しっかりと磨くために必要なのはセーム皮です。時計のお手入れ用品として、一緒に購入をすすめられるケースもあるでしょう。
手元にない場合には、マイクロファイバーやメガネ拭き用の柔らかい布を用意してください。100円均一でも購入可能です。
ゴミを取り除いたあとに、ブレスレットや風防、ケースを優しく拭き上げてください。
乾いた布を使って軽く拭くだけでも、皮脂や汗などの汚れは除去できます。
細かな隙間に入り込んだ汚れは定期的にお手入れを
高級時計は様々なパーツを組み合わせて作られていますから、汚れが入りこみ、たまりやすい部分もあります。このような場所は、定期的に汚れをかきだし、美しさをキープしてください。
たまっている汚れは主に「皮脂」によるもので、つまようじや歯ブラシを使えば簡単に取り除くことが可能です。
特にブレスレットのコマを連結させる部分には汚れがたまりやすいもの。毎日行う必要はありませんが、定期的にチェックする習慣を身につけておくのがオススメです。
またリューズや回転ベゼルは、定期的に動かしてみることで、汚れのたまり具合をチェックしたり、異常を早期発見できたりするというメリットがあります。
こちらも日常の手入れの1つとして覚えておくと良いでしょう。
毎日の手入れでやってはいけない3つのこと
毎日の手入れタイムは、自分の高級時計とじっくり向き合える至福のときでもあります。
時計をよりよい状態にするため、「もっと手入れを頑張りたい」と思うこともあるかもしれませんが、セルフメンテナンスの中には「やってはいけないこと」も存在しています。
時計を故障させないためにも、ぜひ頭に入れておきたい3つのポイントを紹介します。
水で洗い流すこと
高級時計の中には、ダイバーズウォッチで高い防水性能を付加されているアイテムもあります。このような時計の場合、「水でぬらして洗浄し、スッキリさせたい」と思うかもしれませんが、避けた方が賢明です。
防水性能が付加されていても、小さなトラブルが原因となり、内部に水が浸入するリスクがありますし、蛇口から勢いよく出た水が、想像以上のダメージを与えるケースも存在しています。
自分で手入れをするときには、「から拭き」を基本にしてください。
蓋を開け、内部にまで手を出すこと
時計に何らかの異常を感じたとき、蓋を開けて内部を露出させることで、何とかなるのでは?と思うこともあるかもしれませんが、こちらも避けてください。
蓋を開けたところで素人に何かができるわけではありませんし、内部を露出させることで細かなほこりが侵入してしまいます。
何らかの異常を発見し、「蓋を開ける必要がある」と感じたときには、プロに依頼するのが賢明です。
傷やサビを自分で落とそうとすること
傷やサビは高級時計の美しさを損なうもの。また「傷消し」や「サビ落とし」をうたう市販品も珍しくありません。
わざわざプロに依頼しなくても、自分で手入れしたい!と思う気持ちもわかりますが、時計に合わないケアグッズを使ったために、より深刻なトラブルを引き起こしてしまう可能性も。こちらも、プロに依頼した方が良い手入れだと言えます。
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毎日の手入れで美しい状態を保とう
高級時計のメンテナンスといえば、「プロにお任せ」というイメージも強いもの。しかし実際には、毎日自分で簡単な手入れを行うことで、美しい状態をキープしやすくなります。
毎日時計を磨き、その様子をチェックすることで、何らかの異変が起きたときにも、すぐに対応しやすくなります。
高級時計を手にしたら、毎日の手入れもぜひ習慣にしてみてください。
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