ジン・フランクフルト・ファイナンシャルウォッチ バーゼルワールド2019 20周年
1961年の創業当初よりフランクフルトの地に根付き、ツールウォッチの製作に邁進してきたジンと、故郷である金融都市、フランクフルトのコラボレーションが始まったのは1999年のこと。
ジンは2019年のバーゼルワールドにおいて、金融関係の職に就く人々のためのツールウォッチとして製作したフランクフルト・ファイナンシャルウォッチのローンチから20年を祝う記念モデルをはじめ、様々な新作を発表しました。
ジン・フランクフルト ジンの故郷フランクフルト・アム・マイン
マイン川沿いに広がるドイツ中央部に位置するドイツ第5の都市、フランクフルト・アム・マインは、欧州中央銀行をはじめとするヨーロッパにおける金融の一大拠点であるとともに、作家ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ生誕の地としても有名です。
そんなフランクフルト・アム・マインに生まれ、今日に至るまで一貫してフランクフルトの地で時計作りに徹してきたジンが、フランクフルト経済振興協会からの「フランクフルトを代表する時計を」との呼びかけに対して製作したのが、フランクフルト・ファイナンシャルウォッチでした。
それが単に贅沢な時計や、日常使いの時計ではなく、金融関係で働く人々のために、マルチタイムゾーン表示やクロノグラフ機構を備えるツールウォッチとしてコレクション展開されたところは、いかにもジンらしいといえるでしょう。
ジン・フランクフルト 故郷のために作った時計の誕生20周年を祝う
2019年はそんなフランクフルト・ファイナンシャルウォッチが誕生してから20年目となる節目の年。
ジンはこの特別な年に、新たなファイナンシャルウォッチと、2種類の記念モデルを用意していました。
まずは新たなリファレンス番号、6012が与えられたニューモデルからご紹介しましょう。
ジン・フランクフルト6012
新しく60分積算計を備えることで視認性を向上させたクロノグラフ機構と、月、日、曜日表示、さらにはジンとしては珍しく、優雅なマザーオブパールで表現されたムーンフェイズを備える新しいキャリバーSZ06を搭載。
トランスパレントのケースバックを通して、ローターに刻まれたフランクフルトの高層ビル群の刻印が鑑賞可能です。
他のフランクフルト・ファイナンシャルウォッチと同様に、木製のボックスには交換用のレザーストラップやストラップ交換用の工具、特製のキズミなどがセットされています。
ジン・フランクフルト6012.RG.JUB
そして記念モデルのひとつは、この新たなリファレンス、6012のK18ローズゴールドケースのバリエーション、Ref.6012.RG.JUBです。
わずか50本のみの限定であるこの6012.RG.JUBに搭載される新キャリバーSZ06には、アンクルの爪石とガンギ車を摩擦の起こりづらい素材とすることで、脱進機のオイルを不必要としたディアパルテクノロジーが追加されています。
なお、ブラックのアリゲーターストラップを備える6012.RG.JUBには、交換用のブラウンのアリゲーターストラップが付属しています。
ジン・フランクフルト6099.B
そしてもう一方の記念モデルは、フランクフルト・ファイナンシャルウォッチ・コレクションの15周年に登場した、Ref.6099のブルーダイヤルのバリエーションです。
わずか200本の限定で製作されるこのバリエーションには、裏蓋にファイナンシャルウォッチの20周年を祝う “20 JAHRE FINANZPLATZUHR” の言葉と、限定のシリアル番号が刻まれています。
ジン・フランクフルト新しいダイバーズクロノグラフ
そしてジンは、ダイバーズ・クロノグラフにも新たな発明を用意していました。
新しい2重パッキンの採用によって、防水性能を犠牲にすることなく、水中での操作を可能とした画期的な非ねじ込み式プッシュボタンを備えるダイバークロノグラフの新作を2点追加。
ひとつは1995年にArドライテクノロジーを初めて搭載した203.stのケース径を43ミリにアップした206.ST.AR。
もうひとつは、1999年にジンとして初めて特殊オイル、66-228による熱抵抗テクノロジーを搭載した203.ARKTISの、ケース径を同じく43ミリにアップした206.ARKTIS.II。
そして何よりも、これらの新作が共に世界最大級の船級・認証機関DNV GLにおいてテスト、認証を受けている点は、いかにもツールウォッチにこだわる同社らしいことといえるでしょう。
ジンならではの特殊機能を備えるツールウォッチの世界。そしてその飽くなき探求心は、決して立ち止まることはありません。
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