ロイヤルオークの偽物の見分け方とは?|箱や外観での見分け方を紹介
オーデマピゲのロイヤルオークは独特なデザインと高い品質が魅力であり、世界中で愛される人気の高級時計です。しかし、人気が高いゆえに偽物が多く出回っているのも事実。なかには、偽物とは判断できないほど精巧なものもあります。
そこで本記事では、ロイヤルオークの箱や外観などから偽物を判断する方法や、本物と見分けがつかないスーパーコピーについて、また本物かを確かめる方法を解説します。
ロイヤルオークとは、オーデマピゲの代表的なモデルの一つで、1972年に誕生しました。高級時計として、世界ではじめてステンレススチールを採用した時計としても知られています。八角形の形状、立体模様を施したタペストリーダイアルが特徴的であり、スイス人チャールズ・ジェラルド・ジェンタによって生み出されました。
ロイヤルオークは、2,000,000~3,000,000円ほどで売られており、高いものだと5,000,000円を超えるモデルもあります。
ロイヤルオークの偽物の見分け方:箱・保証書
ロイヤルオークは人気が高いため、偽物が出回っています。高品質な偽物は非常に精巧なつくりで、見分けがつかない場合もあります。ロイヤルオークの偽物を見分けるには、どうしたらいいのでしょうか。
ここからは、ロイヤルオークの偽物の見分け方を詳しく解説します。まずは、箱や保証書の見分け方のポイントを見ていきましょう。
箱
本物のロイヤルオークの箱は、
高級感があるマットな仕上げになっています。しかし、偽物の箱は色が濃く、塗料がベタ塗りされているような印象です。
ケースのプッシュボタンが曲がっていたり台座部分が沈み込んでいたりと、本物の箱と比較すると劣る点が確認できるでしょう。
保証書
保証書も、箱と同様で印刷が濃い傾向にあります。文章も精巧に作られていますが、画像は本物よりも薄い色合いになっています。
表紙や文字は濃く、画像が薄いかどうかが見極めのポイントです。
ロイヤルオークの偽物の見分け方:外観
素人でも、ロイヤルオークの外観を見れば、偽物か判断できる部分もあります。ここでは、時計の針やボタンの形など、外観で見分ける方法を解説します。
針
針のような細かなパーツは、偽物かを見極める重要なポイントです。本物の針は、鏡のように磨き上げられているのが特徴です。偽物だと針にバリが残っているケースや、光沢がない、さらには表面の仕上げが不均一な場合もあります。また、夜光塗料がはみ出していたり盛り上がったりしていることもあります。
偽物は作りが荒い・仕上げが甘いため、細かなところを見ることで偽物か判断できるでしょう。
ボタンの形
サイドのボタンの形も見分けるポイントの一つです。本物は高精度に作られており、丸く、回しやすい・押しやすい形になっています。しかし、偽物だと回しが不均一であったり押しにくかったりします。また、耐久性に問題があるため、使用しているうちに緩んでしまうケースや機能が損なわれることもあるでしょう。
ボタンを見る場合には、操作感はもちろん、形状や素材、全体的な仕上げもチェックしましょう。見ただけでは判断しにくい場合は、本物のボタンを確認しておくのがおすすめです。
ロゴや刻印
偽物には、ロゴや刻印にも粗さが出ます。オーデマピゲの公式サイトに記載されている画像と比較してみましょう。本物は、レーザー加工によって精密なロゴが施されていますが、偽物は印刷が粗かったりズレていたりする場合があります。また、剥がれがみられることもあるでしょう。
数字のフォントが違うケースもあるので、本物と見比べることが大切です。
ベルトの素材
ベルトの素材が安っぽいと感じた場合には、偽物である可能性があります。偽物は本物とは違い、コストをかけずに作っているため、ベルト部分にも粗さが出ます。
ベルトの接続部分に凹凸が見られる場合や、作りが雑、軽いと感じる場合は偽物の可能性があるでしょう。偽物を掴まないためにも、本物のロイヤルオークを持ったときの感覚やフィット感を確認しておくことが大切です。
ロイヤルオークの偽物の見分け方:ムーブメント
本物のムーブメントは、高度な技術と精巧な設計が特徴であり、時間の精度が高く保たれています。しかし、偽物には安価なムーブメントが使われており、振動数が低く、時間が進むにつれて誤差が生じる傾向にあります。また、不安定さゆえに不規則な挙動をすることもあるでしょう。
本物と比較すればすぐに分かるものも多いですが、判断できない場合はプロによる鑑定がおすすめです。ロイヤルオークの価値について気になる方は、オーデマ・ピゲの買い取り実績も多数ある買取専門店「なんぼや」をぜひご利用ください。