サブマリーナ グリーンサブの価格高騰理由は？
サブマリーナのグリーンサブ116610LVは、2021年後半から2022年にかけて相場価格が高騰しました。価格高騰には、さまざまな要素が関わっているといわれています。最近の相場動向やグリーンサブの特徴を把握すれば、ご不要になったものを高く売却できるかもしれません。そこで今回は、グリーンサブの価格が高騰した経緯や116610LVの人気の理由をご紹介します。
サブマリーナグリーンサブの価格が高騰した経緯
サブマリーナのグリーンサブ116610LVは、2021年後半から著しく価格が高騰した後、現在も高い人気を維持している状況です。
2020年3月頃は、コロナ禍の影響で世界各地の経済活動が低迷し、旧モデルの製造終了が発表されると相場価格は低下しました。その後、新型モデルの発表に伴い、旧モデルは注目を集めます。
116610LVの相場価格は、注目度の増加で2021年下半期に200万円を超えました。翌年はコロナ禍の沈静化で世界経済が回復し始めた影響もあり、同モデルの価格高騰は続き、年内に300万円以上を記録します。
2023年に入ると、相場の動きは上昇から下落に転じました。それでも、グリーンサブの人気が失われたわけではなく、現在も相場価格は高い水準を保っています。
買取関係のデータによると、ここ数カ月の最高値・最安値は下表の通りです。
| 新品（未使用） | 中古品 | ||
|---|---|---|---|
| 最高値 | 最高値 | 最安値 | |
| 2023年2月 | 250万円 | ||
| 3月 | 270万円 | 290万円 | 230万円 |
| 4月 | 250万円 | 240万円 | 215万円 |
| 5月 | 300万円 | 290万円 | 200万円 |
| 6月 | 270万円 | 260万円 | 192万円 |
新品（未使用）の最高値は250～300万円であり、中古品の最高値は240～290万円、最安値も200万円前後にとどまっています。取引相場に大幅な価格の下落は見られず、グリーンサブの人気は維持されていると認識されています。
サブマリーナグリーンサブが人気の理由
サブマリーナのグリーンサブが人気を集める主な理由は、稀少性が高くデザイン性に優れているためです。
稀少性が高い
グリーンサブの116610LVは製造期間が限定的で、稀少性が高いといわれています。
116610LVが製造された時期は、2010年～2020年の10年間です。すでに生産は終了し、流通量が限られているため新品・中古品のいずれも手に入りにくく、人気の上昇につながっています。
また、グリーンダイヤルも、同モデルの稀少価値を高めている要素です。同じグリーンサブでも116010LVと126610LVはグリーン以外のダイヤルが装備され、色使いに違いが見られます。
116610LVは、生産量が少ないだけでなくグリーンダイヤルを備える唯一のモデルとしても高い人気を誇ります。
デザイン性に優れている
グリーンサブ116610LVは、グリーンを基調とする統一感のあるデザインが特徴的です。
サブマリーナはブラックが定番であり、多くのモデルはブラックダイヤルが用いられてきました。一方、116610LVはベゼルや文字盤にグリーンが使われ、全体にグリーンで彩られ一体感が生まれています。
また、ベゼルの素材は以前のアルミからセラクロムに変わり、夜光塗料はスーパールミノバでなくクロマイトが採用されました。116610LVは、新たな工夫を取り入れ細部まで美しく仕上げられ、機能性だけでなく優れたデザイン性も高い評価を獲得しています。
グリーンサブ116610LVを高く売るには？
グリーンサブ116610LVを買取店などに高く売るには、時計を良好なコンディションで保つとともに付属品を揃えておくことが大切です。
新品・中古品ともに、汚れやキズの付着に気をつけながら丁寧に保管すると、良好な状態を保ちやすくなります。大きな傷みがない場合、買取査定では高評価を得られるケースが多く見られます。
付属品の有無も、査定時の評価を左右する要素です。セットで買取査定に出したい付属品には、保証書・箱・説明書・予備のコマなどがあります。とくに保証書は、時計が正規品であると証明できるため重要です。
多少のキズが見られても、買取不可と判断する必要はありません。116610LVは幅広い需要があるため、買取してもらえる可能性は高いといわれています。高値で売れる時期を逃さなければ、高評価を得られるでしょう。
なお、買取店の査定額は一律でないため、高額買取を期待するなら査定依頼は複数の店舗に出すことをおすすめします。
いまサブマリーナグリーンサブは売り時
サブマリーナのグリーンサブは、稀少性やデザイン性の高さで人気のモデルです。なかでも116610LVは、グリーンダイヤルを装備する唯一のモデルであり、高い相場価格を維持しています。
最近の相場動向を見ると、いまグリーンサブは売り時と理解できるため、時計に大きなトラブルがなければ買取査定に出すことをおすすめします。
