ロレックスの型落ちモデルは買取市場価値が下がらない?!
ロレックスのシリーズでは、頻繁にモデルチェンジが実施されています。そのたびに生まれる「型落ち品」は、中古市場ではどのように評価されるのでしょうか。
こちらでは、ロレックス型落ちモデルの買取情報についてお話します。
ロレックスは頻繁にモデルの刷新を行っている
市場に流通している商品の中には、細かな仕様変更を行い、利便性やスタイリッシュさを向上させているシリーズが存在します。家電製品業界では、このようなシリーズ刷新が一般的です。
高級腕時計ブランドの代名詞的存在であるロレックスも、頻繁にモデルの刷新を続けています。
ロレックスのモデルは、リファレンスナンバー(Ref)で判別可能です。
ロレックスの看板モデルであるデイトナも、何度もリニューアルして進化してきたモデルのひとつ。
1950年代に登場してから現在まで、Ref.6238、Ref.6239、Ref6262、Ref.6263、Ref.16520、Ref.116520と進化してきました。
モデルによってはRefを変えず、細かな仕様変更が実施されることもあるようです。
現在のニーズに合わせて少しずつ外観や、内部仕様を変化させていますが、中古市場では必ずしも新しいモデルの価値が型落ち品よりも高いわけではありません。
中古市場での流通数が少なくなった型落ち品は、希少価値の高さから新モデルよりも高値で取引されることがあります。
新型モデルと型落ち品では何が違う?
モデルチェンジを繰り返し進化してきたロレックスのシリーズ。新型と旧型では何が変わっているのでしょうか?
リニューアルの際に変更される一般的なポイントをご紹介します。
文字盤
腕時計を見たとき、真っ先に目に入ってくるのが文字盤です。印象そのものが変わってしまうため大きな変更が起こることはまれですが、細かい仕様変更は珍しくありません。
色味の調整、書体・文字の大きさの変更などが一般的です。
ベゼル
文字盤と同様に腕時計の印象に大きく影響するベゼル。マイナーチェンジにとどまることが多い文字盤に対し、ベゼルには大胆な変更が実施されることも珍しくありません。
ロレックスのモデルチェンジでは、これまでに、ベゼルの色の変更、幅の変更などが起こっています。
バックル
多くのモデルはバックルも細かな仕様変更を繰り替えています。
デイトナを例にとりますと、2016年にはそれまでの梨地のバックルから、丁寧な処理が施された鏡面仕上げに変更されました。
愛好家からは、「バックル進化の最終形態」と高く評価されています。
新旧モデルの買取価格差
中古市場においてロレックスの型落ち品はどのように評価されているのでしょうか?
ロレックス・デイトナを例に、新旧モデルの買取価格差についてお話しましょう。
デイトナの最新モデル(2018年時点)は、「Ref.116500LN」です。
中古市場では150万円から200万円程度で買い取られています。
一方、モデルチェンジに際して廃盤となった旧モデル「Ref.116520」の買取相場は、130万~230万円です。
型落ち品でも買取価格に大きな差はありません。
これは、ロレックスの時計は実用性・耐久性が高く、中古になっても価値が失われないことに由来します。
また、コレクターが多いロレックスの場合は、廃盤になったアイテムにニーズが集中することも珍しくないようです。
状態のよい型落ち品であれば、十分に高価な買取額が期待できるでしょう。
型落ちモデルも査定依頼してみるのがおすすめ
腕時計の買取価格は、型落ちになると下がる傾向があります。しかし、ロレックスのモデルに関してはその限りではありません。
一部のレアモデルであれば、現行品をはるかに上回る買取額がつくケースもあります。
一世代前のロレックスを売却し、現行品にリニューアルするような買い物方法も一般的です。
所持しているロレックスの正確な価値を知りたければ、型落ち品、現行品にかかわらず中古買取業者の査定サービスを利用してください。
現在ブランド時計の買取相場が上がっています
写真を撮って送るだけ、店舗に行く前に買取金額が無料で分かります。