サブマリーナーとシードゥエラーの違いとは?ロレックスの人気モデルの違いについて解説!
サブマリーナーとシードゥエラーは、世界的に有名な高級時計ブランド・ロレックスのダイバーズウォッチのモデルとして有名です。ラインアップの外観が似ていることが多いため、違いや見分けがつかなくて困っていませんか?ここでは、サブマリーナーとシードゥエラーの主な違いについて、開発の歴史を踏まえた上で解説します。
サブマリーナーの歴史
サブマリーナーの歴史は、1926年にロレックスがオイスターケースを開発した時まで遡ります。オイスターケースとは、ロレックスが世界で初めて開発した腕時計用の完全防水ケースのことであり、ロレックスの三大発明とも言われています。
このオイスターケースをベースにして、1953年に開発されたのが、サブマリーナーです。水深100メートルの防水性能と、潜水時間を測定するための回転ベゼルが搭載されたプロフェッショモデルの時計として人気を得ます。
シードゥエラーの歴史
シードゥエラーは別名ロレックスディープシーとも呼ばれる、サブマリーナーの上級モデルです。1967年、サブマリーナー以上に深海のダイビングに耐えうるモデルとして開発されたシードゥエラーは、飽和潜水時にヘリウムガスを自動で排出するヘリウムガスエスケープバルブが搭載され、水深610メートルの防水性能が備わっていました。
その防水性能は、時が経つにつれて進化しています。1980年では、水深1220メートルの防水性能でした。2008年には水深3900メートルの防水性能が備わったシードゥエラーディープシーが、2022年には水深11000メートルの防水を誇るシードゥエラーディープシーチャレンジが誕生し、防水技術に磨きがかかったモデルが開発されています。
サブマリーナーとシードゥエラーの主な違い
同じダイバーズウォッチであり、他のモデルと比較して防水性能に優れている点が共通しているサブマリーナーとシードゥエラーですが、以下のような違いがあります。
- サイクロップレンズ
- ベゼルのメモリ
- 防水性
- バックル部分
見た目のみならず内部にも違いがあり、それぞれのモデルに対するこだわりがあることがわかります。
サイクロップレンズ
見てすぐに気づくのは、サイクロップレンズの有無でしょう。サブマリーナーはサイクロップレンズが搭載されていますが、シードゥエラーは搭載されていません。サブマリーナーよりも深く潜水することを想定されているシードゥエラーは、水圧によってレンズが破損する恐れがあるからです。
ベゼルのメモリ
サブマリーナーが15分までしか分刻みのメモリが付いていないのに対し、シードゥエラーは1周すべてに分刻みのメモリが付いています。これもまた、想定されている潜水の深さに差があることから生まれた違いであり、安全のために厳密で正確な時間測定が必要とされているからです。
防水性
防水性では、サブマリーナーよりもシードゥエラーが圧倒的に優れています。前述の通り、シードゥエラーの防水性は凄まじい勢いで時代が下るにつれて進化しています。
サブマリーナーの防水性は、1953年に初めて発表された際は水深100メートルでした。現在は水深300メートルになっています。対するシードゥエラーは、1967年の発売時は水深610メートル、さらに1978年には水深1220メートルまで防水を可能としています。
バックル部分
バックル部分の違いとして、シードゥエラーのみに搭載されているフリップロックエクステンションリンクが挙げられます。これにより、シードゥエラーはブレスレットの長さを最大26ミリメートル伸ばすことができ、折り畳みがしやすくなっています。ダイビングスーツの上からでも着用が可能です。
「なんぼや」では、サブマリーナーとシードゥエラーの違いを踏まえて査定します。
ロレックスのダイバーズウォッチとして有名な、サブマリーナーとシードゥエラーの違いについて解説しました。サブマリーナーとシードゥエラーは、想定されている潜水の深さに違いがあり、両者のモデルにおける主な4つの違いもそこから来ています。「なんぼや」では、サブマリーナーとシードゥエラーの違いをしっかりと見極めた上で、査定をいたします。売却を検討しているサブマリーナーまたはシードゥエラーの時計があれば、ぜひ「なんぼや」にご来店ください。