オリエントの腕時計が恥ずかしいのは勘違い?大切なのはモデル選び
「オリエント」は、機能性に優れながらもお求めやすい価格が魅力の腕時計を作る日本の老舗時計ブランドです。しかし、一部の人からはあまりよくない印象を持たれることも稀にあるよう。そこでこちらでは、オリエントが「恥ずかしい」と勘違いされてしまう理由や、購入時のポイントなどについて解説をします。
芸能人にも愛されるオリエント
1950年から腕時計を作ってきたオリエント時計株式会社。1951年には“輝ける星”をイメージしたブランドである「オリエントスター」を生み出しました。国産の時計ブランドとして評価も高く、根強いファンも抱えています。
芸能人のなかにもオリエントを愛用する人は少なくありません。たとえば俳優で歌手の星野源さんは、ライブでオリエントのバンビーノを着用されていたそうです。その他にも、女優の北乃きいさんや、タレントの小堺一機さんなども、テレビでオリエントを身に着けていた姿が確認されているようです。
ちなみに、オリエントは1990年代以降に、経営に陰りが見え始めた時期がありました。この窮地を救ったのがセイコーエプソン(現エプソン)です。2009年の子会社化と2017年の統合によって、オリエントスターは現在の盤石な基盤を整えたと言えます。
オリエントが「恥ずかしい」と言われた理由は?
一方、一部の人からはオリエントに対してネガティブな意見が出ることもあるようです。いくつかの理由について考えてみましょう。
ひとつは高級時計に比べるとリーズナブルな商品が多いことにあります。手に入れやすいということもあり、若い人にも人気。それがかえって「みんなが持っている」というイメージにつながって「恥ずかしい」という感想を生んでいるのかもしれません。
また、オリエントは幅広い年齢層に向けた商品を展開しているブランドでもあります。そのため、年代に合っていないコレクションを身に着けてしまうと、年相応に見えなくなることも。こうした点も、後ろ向きな感想を持たれてしまう原因かもしれません。
後悔しないオリエント選びのポイント
満足の行くオリエントを購入するためには、いくつかのポイントを知っておくのが大切です。オリエント選びのポイントを解説します。
自分の年齢に合ったモデルを選ぶ
すでにご紹介したとおり、オリエントには幅広い年齢層に向けた商品があります。たとえばクロコ調のベルトを使用したモデルは、比較的高い年齢層向けの商品と言えるでしょう。見た目もシンプルで、使い勝手の良い1本です。
しかし、こうしたモデルを若い人が身に着けるとミスマッチが起こる可能性があります。20代の方であれば、もう少し個性的なモデルを選んでもよいでしょう。また、普段のファッションに合わせることも大切です。
人気モデルから探す
オリエントにはスポーツやリバイバル、クラシック、コンテンポラリーといった人気モデルがあります。何を選ぶかで迷っているのなら、ベストセラーを見るのが一番です。
また、オリエントスターのダイバーやスケルトン、メカニカルムーンフェイズなどもおすすめ。とくにスケルトンはオリエントスターの定番でもあります。
多くの人に選ばれてきたモデルはデザインや色使いなどが洗練されており、どこに身に着けていっても恥ずかしくない腕時計と言えるでしょう。
ベルトを替えるのもおすすめ
「オリエントを試着してみたものの、なんだかしっくりこない」
こうした場合には、ベルトを交換してみるのもひとつの手です。ご自身が求める雰囲気に変身できれば、満足度も上がるでしょう。なお、こうしてベルトを気軽に交換できるのは、オリエント本体が比較的リーズナブルな価格帯だからこそ、とも言えます。
まとめ
オリエントは高い技術力とデザイン性を併せ持った一流の時計ブランドです。コスパも良く、実用的な腕時計をお探しの方には大変おすすめと言えるでしょう。一部ネガティブな意見を耳にすることもありますが、それはあくまでもイメージの問題であり、実際とは異なります。購入の際は、今回ご紹介したポイントをぜひ思い出してください。