オメガ スピードマスターRef.3578.51の価値とは
シックな黒文字盤に宇宙飛行士姿のスヌーピーが描かれた「オメガ スピードマスター プロフェッショナル Ref.3578.51」。このモデルは、1970年にNASAがオメガへ贈ったシルバースヌーピー賞が起源となります。
アポロ13号の爆発事故でコンピューターが使えなくなった乗組員たちは、自分たちで“14秒”を数えなくてはならない事態に追いやられました。ここで活躍したのがスピードマスターであったと言われています。なお、Ref.3578.51は5441本の限定生産でした。これは、アポロ13号の活動時間である142時間54分41秒が由来です。
ケースバックには名言の多さで有名なセオドア・ルーズベルト氏の”Eyes on the Stars” (星を見てごらん)という言葉が、金字で引用されています。
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オメガ スピードマスターの相場は1年でプラス80万円にまで高騰
発売時である2003年の定価から比べると、Ref.3578.51はかなりのプレミアがついています。2020年の段階では110万円前後は当たり前。付属品がない状態でも、ある程度の価格が見込めたようです。
しかし、その翌年の2021年に、さらなる高騰が確認されています。相場としては190万円前後となり、1年で80万円の増加。おおよそ1.7倍にまで価格が跳ね上がり、現在もその水準が続いています。
値動きの大きな理由のひとつは、スピードマスターおよびシーマスターの相場上昇です。オメガの主要モデルが全般的に高騰していたため、Ref.3578.51についても影響が出たと考えられます。
ただし、限定5441本という希少性についても年々評価が高まっていることもあるでしょう。今後もこのモデルの価格には要注目です。
オメガ スピードマスター 相場安定の今はRef.3578.51の売り時?
2022年12月は、時計全体の相場が落ち込んでいた時期が過ぎ、相場がある程度安定してきた時期と言えます。前述のとおり、Ref.3578.51についても2021年から大きな値動きは見せていないため、売却には適したタイミングと言えるでしょう。
なお、なんぼやではRef.3578.51の高価買取に力を入れています。もしも売却を考えてであれば、ぜひ一度当店までお持ち込みください。限定品としての希少価値などを適正に評価し、お客様にご満足いただける査定金額をご提案できるよう努めさせていただきます。
オメガ スピードマスター Ref.3578.51を高く売るポイント
何度もご紹介しているとおり、Ref.3578.51は“5441本のみの生産”という点が大きなプレミアとなります。そのため、本体のみでもある程度の買値が付くでしょう。
しかし、より高額な査定を目指すなら、付属品がポイントになります。とくにギャランティカードの海は価格に大きく影響するため、保管されているなら必ず持参してください。
また、Ref.3578.51については今後の更なる値動きも期待されるモデルです。より高額な売却をとお考えの場合は、相場状況を小まめにチェックし、ベストなタイミングを見計らいましょう。
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