レアアイテム写真館 A.ランゲ&ゾーネ 1815 ラトラパント・パーペチュアルカレンダー
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グラスヒュッテに時計産業を築いたA. ランゲ&ゾーネ
グラスヒュッテは、ドイツを代表する時計の一大生産地でもあります。この地で時計産業が生まれた歴史はとても古く、19世紀にはすでに時計の生産が開始されていました。しかし、それまでのグラスヒュッテは目立つ産業のないのどかな村でしかありませんでした。その小さな村に、時計と言う新しい産業を根付かせたのがA.ランゲ&ゾーネです。
同ブランドは1845年、フェルディナント・アドルフ・ランゲが開いた時計工房が始まりと言われています。グラスヒュッテに惹かれたランゲはこの地で工房を開き、数多くの時計職人を育て上げていきました。その後は息子達が時計の製作へ関わるようになり、20世紀初頭には、ドイツを代表する時計ブランドとして世界中へ知れ渡っていきました。20世紀中頃に勃発した第二次世界大戦で、A. ランゲ&ゾーネは工房の焼失や戦後の国営企業への吸収という憂き目にあいますが、1990年、子孫であるヴァルター・ランゲによって再興され、現在に至るまで様々な高級時計を生み出し続けています。
1815が意味するものとは
A. ランゲ&ゾーネの代表モデルの中には、「1815」と言う、一風変わった名前のコレクションが存在します。ランゲ1のように数字が使われているモデルはあるものの、何故1815と数字のみなのでしょうか。実はアドルフ・ランゲが誕生した年が1815年なのです。この生誕年にちなんで、1815という名称がコレクションに使われています。
1815は全てのモデルがクラシカルなデザインで統一されており、当時を思わせる雰囲気が時計から醸し出されています。シックな文字盤にレトロな針、そして幾多もの複雑機構が搭載されています。モデルによって搭載された機構は異なるものの、機能にこだわりたい方を筆頭に、実用性を重視する方に人気のあるコレクションです。バリエーションも多く、自分の好みに合わせて選べる点も人気の理由の一つと言えるでしょう。全体的にまとまりのある設計は隙が無く、ビジネスはもちろんのこと、プライベートでもさりげなく腕を彩る1815は、飽きの来ないデザインが魅力です。
永久カレンダーを内蔵した集大成モデル
A. ランゲ&ゾーネの「1815ラトラパント・パーペチュアルカレンダー」は、永久カレンダーやクロノグラフを搭載したモデルです。モデル名にもなっている通り、永久カレンダーが最大の特徴とも呼べるでしょう。最長2100年までの表示に対応するモデルであり、うるう年にも対応しています。時計本体も耐久性が高く、実用性とデザイン双方にこだわりたい方から熱烈な指示を集めています。
永久カレンダー以外にも、複雑機構の一つであるムーンフェイズが搭載されています。ベルトは手縫いのアリゲーターストラップが採用され、更に高級感が際だつ作りになっている点が魅力です。ケース経は42mm、厚みは15mmと小型ではあるものの、中に搭載された複雑機構の数々から、1815の集大成と言えるでしょう。価格はやや高めですが、何十年経っても飽きないデザイン、末永く使える設計・機構を鑑みると、価格以上の価値があるモデルです。
まとめ
グラスヒュッテで誕生したA. ランゲ&ゾーネは一時衰退するものの、20世紀末頃に見事劇的な復活を遂げました。1815は、そのA. ランゲ&ゾーネ復活を思わせるコレクションの一つと言えるでしょう。1815ラトラパント・パーペチュアルカレンダーはコレクション集大成であり、一つの区切りとも言えます。複雑な機構をいくつも搭載しており、A. ランゲ&ゾーネの技術力の高さを感じさせるモデルです。一生涯使える一本をお探しなら候補となるでしょう。
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