ロレックスが動かないときの原因は?
ロレックスの腕時計が動かなくなった、原因は何だろう?
愛着が強いほど、万一のトラブルのときにはいろいろ知りたいものでしょう。
時計を技師の方に検証してもらえば、いろいろな原因を説明してくれますが、どうしても内部パーツの名称やその他の聞き慣れない単語が連続しがちで分かりにくいことが多いです。
ここではロレックスが動かなくなったときの対処法についてまとめてみます。
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1.ロレックスの時計が壊れるときは…
ロレックスの時計が動かない、ゼンマイをまいても、針を回しても動かない。
または止まらないまでも、全く時間が合わない、極端に進む、妙に遅れる。
比較的強いトルクを発生して高精度を紡ぎだすロレックスのムーブメントは、多少汚れていようが油が切れていようがそれなりに動いてしまいますが、トラブルが表面化するときには多くの場合、急に全く時間が合わなくなったり、止まったりすることが多いです。
表面上は急に悪化したように見えることが多いですから、何でまた急に、何かあったかな、と不安になることもあるでしょうが、その実は長年の疲労の蓄積によるものです。さすがのロレックスとはいえやはりそこは機械式時計、メンテナンスを怠っていれば本来の信頼性は期待できません。
2.ロレックスが動かないとき 時計の内部
またここに繰り返すまでもなく、時計は精密機械であり、実際に内部をご覧いただければ分かるとおり、例えば歯車の歯1枚1枚の状態などをとってみても、細かすぎてとても肉眼で確認できるレベルではありません。
また日常的に操作しているリューズにしても、巻き芯というシャフトを通してムーブメントに引っかかっており、普通の力で引っ張っても抜けることはありませんが、これも0.5mmにも満たない出っ張りが引っかかってとどまっているだけなのです。
時計の大切な部分は全てが10分の数ミリでかみ合っている世界で、これを分解、組み立て、調整を正確に行うには、やはり相当な訓練と慣れ、そして何よりやり遂げるための忍耐力が必要です。
技術者になぜ時計の具合が悪くなったのかについて尋ねますと、様々な症状について教えてくれますが、これは例えば技術者ではない者が自分でその症状を確認しようとしても、明らかに部品が破損しているなどしない限りは正常な状態と見分けがつきません。
3.ロレックスが動かないとき 時計が止まる原因は?
実際に時計が止まるとすれば、部品のかみ合っている部分に異物が挟まる、部品が摩耗して発生した金属粉がたまってムーブメント全体が汚れる。または部品の摩耗によって機能が低下する、振り石等重要な部品が外れる、または破損する。ゼンマイが切れる、磁気を帯びる、内部がさびつく等、様々なことが事が原因となり得ます。
何か変だなと思ったら、自分で何とかしようとせず、分かる人に見てもらうことが1番です。
買ったお店でも構いませんし、なじみの時計店でも構いませんし、ロレックスのサービスセンターでも構いません。
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4.ロレックスが動かないとき 保証期間中なら迷わずロレックスに相談を
しかしもしロレックスの国際保証書、または国際サービス保証書がまだ保証期間中なら、迷わずロレックスサービスセンターに持ち込みましょう。
ロレックスの保証期間は、2015年の7月以降の日付が書いてあるものについては、5年間も保証が付いていますし、正規のオーバーホールには2年の動作保証が付いていますが、もしロレックスのサービスセンター以外で裏蓋を開けてしまいますと、それだけで以降のロレックス保証修理が受けられなくなる場合があります。
せっかく保証で修理を受けられますので、利用しない手はありません。
町の修理屋さんの中にはすばらしく腕が立つ技術者も実在しますし、メーカーのサービスセンターに持ち込んで、誰が触るのか分からないよりは、その方がいいという方もいらっしゃると思いますが、ロレックスのサービスセンターでは決して他では受けられないサービスを受けることができます。
すなわち、ロレックスのサービスセンターでは、単に時計のメンテナンスを行うだけではなく、その時計を新品として工場から出荷されたばかりの状態に戻すべく、内装から外装まで、全てに行き届いたサービスが用意されています。
例えば内部が人知れずアップデートされた場合、ユーザーから特に指定をしなくても、新型のパーツに交換してもらえることがあります。
5.ロレックスが動かないとき こだわりがあるならもちろん他の方法も
ロレックスの場合、古い時計であっても、メンテナンスを行うとすれば、その時計が新品だったときと同じ機能を復活すべき、という考えですから、例えばシードゥエラーなら、それが1960年代製であろうが新品当時の610m防水を復活させることを前提として修理に取り組みます。
防水性能を復活させるためにリューズやチューブはもちろん、ケースを交換したり、複数回にわたる着脱によって弱った針を交換したりして、機能の全面復活を目指します。
ですから外観上のエイジングが進んで夜光塗料の部分などが色付いているようなアンティークウォッチ等は、機能の復活と引き換えに時計の雰囲気を損なってしまう場合がありますので注意が必要です。
何を重視するかは人それぞれですが、機能を優先しない修理を希望する際はロレックスのサービスセンター以外の修理業者を利用するのも、コンディションや時計の雰囲気維持の上では有効です。
時計のオーバーホールや電池交換など、修理のお店をお探しなら年間修理実績30,000本以上の「なんぼや」「ALLU WATCH REPAIR」にお任せください。納期も業界最速級の速さで、お客様の大切な時計を修理・メンテナンスしています。
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6.ロレックスが動かないとき 発生したトラブルを糧として今後に活かしましょう
修理に出したら、どんな原因で止まってしまったのかをぜひ聞いてみることをお勧めします。
自分で気づかないうちに適切ではない操作をしていたことに気付くかもしれませんし、何となくしていたことが実は時計にとって負担になっていた、ということがあるかもしれません。
そこには機械式時計とよりよく付き合うためのヒントが隠れているかもしれないのです。
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